ヨーロッパとロシア共同のミッションである「エクソマーズ」の
探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」が無事に火星の
周回軌道へ投入されました。
エクソマーズは2016年と2018年の2回に分けて、火星の生命や
その痕跡の探査を主な目的としています。
前期の計画である今回はTGOで火星で発生するメタンが生命活動に
よるものなのか、地質活動によるものなのかを探るなど、火星の
大気を調べる予定です。また、後期計画の際には通信中継衛星と
しての役目を担っています。
一方、今回の着陸機である「スキアパレッリ」は着陸の直前から
通信が途絶しており、現在どのような状況にあるのか把握できて
いません。
無事に稼働できる状態で火星表面に到達してくれていると良いのですが…。
今後の発表が待たれるところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/64/3e80b6e3ec541851af36ac9cf1bb610d.jpg)
(画像:ESA/ATG medialab)
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