1960年から国内最大の天体物理観測所として活躍してきた
岡山天体物理観測所(OAO)が2018年3月末をもって、
国立天文台の施設としての役割を終えることになりました。
1962年から全国の天文学者を受け入れながら、たくさんの
天文学的な成果を出し続けてきた施設が1つの節目を迎え、
新たな時代に突入します。
2015年にかま天が名付け親となった太陽系外惑星「アマテル」
もOAOに設置されている口径188cm反射望遠鏡によって2007年
に発見されたものです。
(画像:国立天文台)
今後は東京工業大学の研究グループを中心に自己負担での
運用へと引き継がれるそうです。また、京都大学が建設中の
口径3.8m望遠鏡との連携なども検討されています。
国立天文台の施設としての役割は終了しても、新たな形で
活躍が期待されます。
なお、OAO全史としてWebサイト上にこれまでの歩みや成果
などがまとめられていますので、興味がある方はぜひご覧
ください。
詳しくはこちらへ
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