大きな星は最後に爆発をしてなくなり、その爆発を超新星爆発といいます。
爆発後はしばらくの間明るく輝くので、観測から色々なことを知ることができます。
しかし、いつどこで超新星爆発が起きるのかが分からないため、これまで爆発の前
から後まで継続的に観測できた例はありませんでした。
そしてこの度、史上初めて星の爆発をリアルタイムに観測することに成功しました。
2020年9月16日にうしかい座の方向1億2000万光年の距離にある銀河NGC 5731
で超新星爆発が発見されました。爆発直後の超新星を見つけるためのプロジェクト
「Young Supernova Experiment(YSE)」では、2020年1月18日から継続的にこの
銀河を観測しており、データを調べたところ、爆発と同じ位置に、爆発の130日前
から明るくなっている星が見つかりました。
分析の結果、この星は太陽の約10倍の質量の赤色超巨星で、爆発前に激しく物質を
放出したせいで明るくなったことが分かりました。また、放出された物質の成分は、
爆発の際に検出された成分とも一致しました。
これまでは爆発直前の星は比較的穏やかだと考えられていたので、それを覆す観測
結果といえます。
詳しくはこちらへ(英語のページ)
爆発後はしばらくの間明るく輝くので、観測から色々なことを知ることができます。
しかし、いつどこで超新星爆発が起きるのかが分からないため、これまで爆発の前
から後まで継続的に観測できた例はありませんでした。
そしてこの度、史上初めて星の爆発をリアルタイムに観測することに成功しました。
2020年9月16日にうしかい座の方向1億2000万光年の距離にある銀河NGC 5731
で超新星爆発が発見されました。爆発直後の超新星を見つけるためのプロジェクト
「Young Supernova Experiment(YSE)」では、2020年1月18日から継続的にこの
銀河を観測しており、データを調べたところ、爆発と同じ位置に、爆発の130日前
から明るくなっている星が見つかりました。
分析の結果、この星は太陽の約10倍の質量の赤色超巨星で、爆発前に激しく物質を
放出したせいで明るくなったことが分かりました。また、放出された物質の成分は、
爆発の際に検出された成分とも一致しました。
これまでは爆発直前の星は比較的穏やかだと考えられていたので、それを覆す観測
結果といえます。
詳しくはこちらへ(英語のページ)