8月12日(水)に三大流星群の1つであるペルセウス座流星群がピークを迎えます。
今年は8月12日午後10時のピークが予想されていますので、ピークの時間帯で
いえば、とても観察しやすいです。ピークは数時間継続すると思われるので、
しっかりと準備をして観察しましょう。ただし、日が変わる頃から月明かりに邪魔
されるようになるため、時間帯によってはかなり条件が悪くなります。
観察は12日夜から13日朝にかけてと13日夜から14日朝にかけての2日間に行って
いただくのがよいでしょう。
流星群の流れ星は流れた軌跡を後戻りしていくと、空の中の1点に集まります。
今回ピークをむかえる流星群は、この点(輻射点といいます)がペルセウス座に
あるため、ペルセウス座流星群と呼ばれています。
ただし、ペルセウス座流星群だからといって、ペルセウス座の方向を見ていると、
短い流れ星ばかり見えることになってしまいます。ペルセウス座から少し離れた
ところを見ると長い流れ星が見える可能性が高くなります。
流星群のおすすめの観察方法は、
(1)東を向く
(2)そのまま仰向けに寝る(足が東、頭が西)
(3)空の広い範囲をぼうっと見る
(4)流星が現れたらそっちを向いてしっかり観察する
です。時間帯は明け方に近い方がよいです。
ぜひ、たくさんの流れ星をみつ見つけてみてください。