「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

コカ・コーラのCMの音楽 + 簡単ランチいろいろ + 雑草の季節ね鎌倉七里ガ浜

2023-04-18 09:13:14 | 
コカ・コーラ ゼロシュガー の新しいCM

綾瀬はるかちゃんです♪

 

でもこの新しいCMに使われている音楽って、古いものだよね。

50代後半以上の世代なら絶対わかるはず。

バブル期に何年も使われていたものだよ。30数年前だわ。


懐かしい。。。 

さて、キャベツが余る問題は常に私を悩ませる。

しかしキャベツを使ったパスタというモノは世の中に広く存在し、本日はそれを作って食べる。



パスタと合わせるのに適当と思われる形、大きさにキャベツを切る。

それ以外の主要な材料はシメジとイカの塩辛。

ニンニク、唐辛子、バター、醤油、パセリも。


「ボクも何かもらえますかねぇ??」


それは無理です。

サラダドレッシングづくり。


オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、イカの塩辛を加熱中。



キャベツを加える。


シメジを加える。


バターとパセリは麺が出てからね。


ドガティ君が床上で暗躍中。


先に作ったサラダを出しましょう。


最後に醤油を少し。


完成。


これで余り物キャベツをかなり食べられるよ。

キャベツとイカの塩辛とシメジのパスタ。

テーブルの下で伏せを命じられるドガティ君。


サラダ。


これがそのパスタの拡大図。


こちらはまた別の日のチキンライス。


私の好物。

日本の三大洋食のひとつ。

チキンライス、ハヤシライス、オムライス。

これもまた別のランチ。


私の得意で最も簡単ですごくおいしい豚とナスとごま油のつけうどん。

すでにこのブログには10回くらいは登場しているかも(笑)。

それくらい好きで、簡単に作れる。

茗荷を使うのだが、この価格が戻って来たね。


一時期めちゃくちゃ高騰した茗荷の価格が、少し低下してマシになって来た。

うどんはたくさん用意しましょう。この乾麺二束で333グラムだ。


味付けはこれらと七味くらいなもんだよ。


ごま油多めでナスと豚肉を炒める


希釈した麺つゆの中でそれらを煮る。


茗荷とネギ。


うどんを茹でる。


できたぞ。七味をパラパラ。


冷たいうどん。

熱々のつけつゆ。

豚肉から脂がにじみ出るし、ごま油が混じるので、とても甘みがある。

ナスはトロトロ。

豚肉があるので満足度も高い。

ネギに茗荷が爽やかだ。


「おとーさん、おいしそうですねえ」


ごめんね、君には無理な食べ物だよ。

庭に出ましょう。


雑草だらけだよ。


レンガの隙間にもこれ。


家の前の公道も。


腹立つわぁ~。

自宅前の公道にも雑草だらけ。

ふと左右のお宅を見ると、みなさん、公道からキレイに雑草を除去しているお宅ばかりだ。


よし、こんなの全部抜いてやる。


可愛くない奴ら。

薬撒いてやろうかしら。


よくこんな土もないところに根付くよね。


これなんて信じられない。


サッサと抜いてしまいましょう。

今年もスモークツリーが元気な葉を出した。


この家が出来た時に植えたカエデも元気だ。


雑草を全部抜いたぞ。


門柱前の階段もキレイに。


自宅前もキレイに。


どうだ、我が家の前の公道もキレイになったぞ。


雑草ではなく、高麗芝が一部種を公道に飛ばしているところもある。



これは試しに放置してみよっと。
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原村の話の続き、G7環境担当大臣会議 in 札幌、カナメモチ、アラカシ、五木食品、天下一品

2023-04-17 10:16:22 | いろいろ
原村の話は前回で終了。

しかし札幌のG7環境大臣会議の報道を見ていて、私は原村のてっぺんの気候について考えていた。



現地の気候がずいぶん変わったのだ。

この画像(↓)はある人が私に以前くれたもの。2000年頃の画像で我が山荘が大雪に埋もれているところだ。玄関前の階段ほぼ全部が雪に埋もれている。除雪された道路から敷地に入ると雪は腰の高さまであって、玄関に入るまでが一苦労。



20数年前はそんなことが頻繁にあった。それが今はない。

原村のてっぺんの気候は、鎌倉に比べれば極端なので、時系列的変化が把握しやすい。明らかに積雪量は減った。

今回3月31日に到着したら、日陰に残る残雪はこんなもの(↓)だったが、これって、例年ならゴールデンウィーク頃の状態だ。現地では一昨日にまた降雪がみられたようだが、とにかく敷地内の春の残雪もここ10年くらいはかなり少なくなって来た。


もっと驚いたのは前回2月上旬に山荘に行った時に、雨が降ったことだ。四半世紀近くここに通っていて2月に雨を経験したのは、私は初めてだ。

この画像がそれで、屋根が雨に濡れている。



今回の滞在は4月上旬だったが、それにしては阿弥陀岳の雪もちょっと少なかったなぁ。


現地の夏の日の最高気温や冬の日の最低気温がジリジリと上昇していることも、普段からよく感じている。

真夏でも窓を開けたまま山荘の中にいると、2000年頃だと風邪をひきそうだったが、今は平気だ。

そんな変化が今後も続いたとしよう。我々還暦過ぎの人間は残りの人生も少ないのだから、それでもなんとかなりそうだが、我々も早く頭を切り替えて策を講じないと、後代の人々は困るだろう。

G7環境担当大臣会議では日本は防戦一方だったらしい。

日経曰く「議長国の日本が抵抗勢力に」(* ´艸`)クスクス


他の先進国にまったく追いつかない。

と言うか、日本はいつまでも基本的に変える気がないように、他の先進国には見えるだろうねえ。



日本は石炭と石油を燃やし続けるらしい。フードロス(これも回りまわってCO2削減の妨げとなっている)も多い国だしね。

福島原発の惨状を見てドイツはサッサと原発廃止を決め、先日ついにドイツ国内最後の原発が停止。議論はいろいろあるし、それはそれでまた別の問題もあるだろうが、こういう徹底ぶりはすごいよね。当の日本は特に大きくは変わらず、原発は続々再稼働中。安全に関して日本の原発が抜本的に何か良くなったとは思えないが・・・。

何ごとも素早く大きく切り替えることがないタイプの国、日本(〃艸〃)ムフッ。

ではここからは七里ガ浜住宅地での話。

カナメモチ。


細かく言うと種類はいくつかあるらしく、品種改良されてレッドロビンなんてのもある。

若葉が赤いのでかわいらしく、生垣に使われることが多い。

生垣としては管理が少々難しいようだが、美しく刈り込まれて密になると、春はすごくキレイ。


なぜか理由はわからないが、七里ガ浜住宅地の緑のプロムナードではカナメモチが高木の一種として多く植えられている。

どういう理由で選ばれたんでしょう。たしかに刈りこまなければ高木としても使えるが。


不思議。。。

緑のプロムナードにはアラカシも多い。


これは昭和の住宅街の特徴でもある。

最近はあまり使われないと思うよ。

アラカシの葉はご覧のとおりだ。若葉は赤い。


幹はこんな状態だ。


これもアラカシの葉。


再びアラカシの幹。



我が家にも1本アラカシのような、あるいはシラカシのような木がある。

それがアラカシなのかシラカシなのか、よくわからないのだ。

外見上、アラカシとシラカシはよく似ている。

あとでお見せしますね。

こちらは紫陽花。


もうスタンバってますよ。

桜が終わったら、次に楽しみなのは紫陽花。


その下にはムスカリ。

大群だ。


これ(↓)が先述のアラカシかシラカシかよくわからない我が家の木だ。


七里ガ浜住宅地には、以前西友園芸七里ヶ浜店という園芸店があった。

私はそのお店の店長さんと仲が良かった。

そのお店に長い間植えられていた木が我が家にやって来た。

それがこの木だ。

さて、これはアラカシなのかシラカシなのか。

当時店長さんにそれを聞いたように思うのだが、忘れてしまった。


若い葉はご覧のとおり、赤い。


幹はこんなのだ。



広島大学によれば・・・
  • アラカシの葉は倒卵状の楕円形で,シラカシの葉は披針形である.(シラカシの方が長細い.)
  • アラカシの葉は上半に鋸歯があるが,シラカシの葉は全体に鋸歯がある.
  • アラカシの葉の裏に細かい毛が生えているが,シラカシには生えていない.
住宅地内にある緑のプロムナードにあるアラカシとシラカシ、および我が家の木を慎重に見比べたところ、どうも我が家の木はシラカシのような気がする。

しかし自信がない。びみょー(^^)

春の庭。若葉が眩しい。


こちらはカシワバアジサイ。



今年は上手く咲いてくれるかな?

なぜかAndy Williams 1967初来日時のライブ盤で、五木の子守歌♪


1967年と言えば日本は高度成長期。

七里ガ浜住宅地を西武が分譲開始して間もない頃だ。

アンディ・ウィリアムズは当時全盛期だね。テレビ番組アンディ・ウィリアムズ・シヨウなんて日本でも放映されて、日本でも大人気。彼は味の素のCMにも出てましたね。

私はまだ小学生(笑)。

うらのまぁ~つぅ~やぁ~あぁ~あま♪
せみがなぁ~くぅ~♪

五木の子守歌って、いい歌だねぇ。

熊本県球磨郡五木村の五木の子守歌。

熊本の食品加工会社、五木食品。


鍋焼きであり、かつ「すき焼風」うどん。

コッテリしたものだ。うれしくなっちゃう。



ちょっと前の話だけど、西友七里ヶ浜店では超得(西友では安売りをこう言う)で、これが税抜き88円で売られていた。


88円ですよ。

安過ぎないかい?

それを買って来た。

加えてお隣のドラッグストア、ココカラファイン七里ヶ浜店に寄ると、あの京都の名店、天下一品のカップ麺が売られていたのでそれも買っておいた。

7

この日妻はお出かけして昼はそのまま外食して来るという。

「あなたひとりで、カップ麺でも食べたら?」とうれしいような情けないような提案があったので、素直にそれに従う。

私はカップ麺が大好きだ。ネギを切る。



さて、まずは五木食品のすき焼風うどんから。


「卵、肉、豆腐を加えると一層おいしい」と書いてあるが、卵しか用意できない。

卵は加えてみよう。

より詳しい作り方は裏面にあるよ。


蓋を開けると中はうどん、液体スープ、乾燥したネギが入っている。


それを全部出す。


ここに熱湯を入れて、加熱する。

やがてうどんを入れて煮る。

うどんをほぐす。そして液体スープを入れる。


さらに煮る。


付属の乾燥したネギを入れ、自分で切った生のネギを入れ、卵を入れた。


完成だ。

これはおいしい。

88円(税抜き)プラス卵1個で得られる幸せ。


おつゆがおいしいね。

親子丼のおつゆをちょっと薄くしたような優しく甘い味。

このおつゆを残しておいて、夜はごはんを炊いて雑炊にでもしたら、88円プラス卵プラスごはんで昼・夜2食も食べられたりして(笑)。

物価高騰の時代にありがたいわ。

次。

これは天下一品。京都に本社を置く有名ラーメン店だね。


熱湯4分と、やや長めだね。

作っているのはサンヨー食品。



中から出て来るのはかやく、そしてスープ3種。



そのうち、熱湯を注ぐ前に入れる袋が2つ、後で入れる袋が2つ。

これがややこしい。間違うと悲惨なことになる。

カップ麺で難しいのはそれだけだ。難しくはないか(笑)

この状態で熱湯を注ぐ。


本搾りを飲む。


果汁28%はすごい。

健康になる気もちょっとするので、どんどん飲もう!

熱湯を注いだ4分後、さらに残りの後入れスープも入れて、箸でよぉ~~くかき混ぜる。


あの天下一品のドロドロしたソースを再現するためには、後入れスープをよくかき混ぜないといけないのだ。

そしてネギを添えたら完成だ。


これはよく出来ているよ。

カップ麺としては上出来で、あの天下一品のスープを思い出させるものがある。

そして麺が結構シコシコしておいしい。


楽しみました。

五木食品さん、サンヨー食品さん、ごちそうさまでした。
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八ヶ岳西麓原村(11) 八ヶ岳自然文化園でララちゃんに遭遇した

2023-04-16 00:00:12 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回の山荘滞在記はこの話で終わりだ。

ドガティ君はまたお出かけ。


今回もここまでやって来ました。

自然文化園のまるやち湖。いつ来ても気持ちいいね。


ヤドリギはいつ見ても面白い。


桜はまだ咲く気配なし。


ヤドリギを拡大。


ドガティ君は勝手知ったる自然文化園を散歩する。


森の中を抜けて農場へ向かいましょう。


匂いを嗅ぎながらドガティ君はどんどん歩く。


また別のヤドリギ。


ここは湿原になっていて、遊歩道の上を歩く。


ここでもドガティ君専属インスタグラマーはドガティ君の後ろ姿の撮影会を開催中(↑)。

湿生花園の看板もあるね。


見たところ、これ(↓)がそうかな。


この先から傾斜がきつくなる。

森の中へ入るよ。


このあたりをかなり広範囲にわたり、ドガティ君は地理を熟知している。

だからこの先がどんなところかも知っている。


我々は八ヶ岳農場を目指している。


「こっち行っていいですか?」とドガティ君が振り返って確認。


橋の上でも再び振り返っている。


下流に行くと農業用水になる流れが、森の中を通り抜ける。


農場はもうすぐだ。


お話の途中ですが、名曲をどうぞ♪

Konya Dake Kitto♪


いい曲だわ。スターダストレビュー♪

ここで我々はララちゃん(女の子のゴールデン)とそのママに遭遇する。

ララちゃんとそのご家族は我が山荘のある原村にお住まいなので、たまに村内でお見かけする。

しかしこんなところで、双方がワンコの散歩中に会うことはまずない。


一緒に遊びましょうか。

ドガティ君はボール遊び専門だ。


ララちゃんは笑顔。あははあはは。


ボール遊びを開始。


一緒にボール遊びするが、素早いドガティ君も走るスピードではララちゃんに敵わない。


「ねぇ、そのボール、ボクのだよ!」とボールを咥えたララちゃんを追いかけるドガティ君。


「うふふふぅ~」とララちゃん。

ララちゃんのママが「これはドガティ君のボールだよ」とララちゃんに注意喚起。



今度はドガティ君もボールが取れた(↓)。


しかしララちゃんが後ろから迫る。

またボールが飛んだが、僅差でララちゃんが早くキャッチ。


ボールを咥えて戻るララちゃん。ドガティ君は次のチャンスを狙う。


再びララちゃんのママが何か説明中。



「それ、ボクのボールだってば」「返さないわよぉ~」とでも会話しているみたいな画像だ(↓)。



楽しそうだねえ。

相性がいいみたい。

ララちゃんのママが再び何かを説明中。


ララちゃんはママの言うことを聞いてない(笑)。

ドガティ君はボールをガン見。

やがてボール遊びが終わる。

みなさん、楽しかったですか?


みんなで帰ろう。

ここからクルマが停まっているまるやち湖までは結構あるよ。


森の中を抜けて行く。


この斜面を下がったら、自然文化園の広場に出る。



まるやち湖はこの先だ。


そこで新たなお友達と会う。

ラブラドールの女の子だ。カエデちゃんというらしい。

「ボクはドガティです。君は誰?」


ララちゃんとカエデちゃんは、すでに顔見知りらしい。


次は、八ヶ岳連峰を望むまるやち湖畔で撮影会。

自分のワンコかわいさにワンコを撮影しまくる飼い主を「親ばか」と呼んだりするが、その点ではどちらのママもかなりのもの。


妻はウンコ座り、ララちゃんのママは斜めに構える。


アイドル・ワンコたちは大変だ。

お座りしたまま撮影会に耐える。


ウンコ座りと斜めに構える親バカ大会継続中。


どこもワンコの飼い主は同じようなもの。

私もいつもドガティ君の近くで、カメラを構えているもんな。

ここでララちゃんとは別れた。

ララちゃんのママ、ありがとうございました。

我々はクルマで原村の中心の払沢交差点へ。


給油中。


向かいのAコープで買い物。


阿弥陀岳を見ながら帰りましょう。


山荘に到着だ。


夕陽が沈む。


寒いので薪ストーブ点火。


またもや漱石。


農場で購入したポップコーン用トウモロコシは鎌倉に持って帰りましょう。


山荘の中が温まってくるよ。


ドガティ君はまた寝ている。


これで滞在記は終了。

こちらは翌日、鎌倉への帰路で食べたファミマのおにぎり。


明太子マヨネーズ。昔から食べ続けている。

おいしいと思うのだ。

【おわり】
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八ヶ岳西麓原村(10) 山荘に籠りっぱなしで野菜&エビ・カレーを食べる

2023-04-15 00:00:36 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
いつもと変わらぬ朝ごはん。


山荘では長野県Aコープのヨーグルト。


朝の天気予報。

信州は全体的に晴れ、そして暖かいらしい。


しかし原村の朝は寒いのだー。


これ(↓)が何かわかりますか?


これは薪ストーブから出た灰を溜めておく缶。

溜まったら、敷地に捨てる。


我々は大した量じゃないから困らないけれど、永住者で薪ストーブを冬の間焚き続ける家庭では、この灰の処理に困っている人もいるらしい。

外へ。


このトレッキングシューズも裂けて来たな。


すぐにどこかがやられてしまう。

私の履き方が悪いのか。

足りなくなった焚き付け用の枝を補充しましょう。


こんなのを拾って。


敷地内はカラマツだらけだから、こんな枝がどんどん落ちて来る。

これを折って玄関脇に積み上げる。



残雪もあとわずか。


モミの木の枝の先端だ。


1つなら驚かないが、それ以外にも複数見かけた。


これもだ。


これも。


モミの木って枝先を飛ばすのだろうか。

子孫を増やすために?

このあたりでは冬の間も青々としているのはモミか赤松くらいのものだ。


あるいはこれは鳥がやったことなのか?


インターネットで調べてみたが、特にモミの木が枝先を飛ばすなんて説明はない。

この道を行くと阿弥陀岳に行けるよ。


我が山荘(↓)の前から入る道だ。


ほらね(↓)。


さて、外から戻ってランチの用意。

余ったキャベツとニンジンを食べよう!


タマネギとトマトも切る。


ニンジンは細かく切る。



キャベツも細かく切る。


本当はフードプロセッサーで砕きたいくらいだ。

豆板醤とスパイス各種。これだけあればカレーはなんとかできる。


Aコ―プ原村店で購入可能な最小量の米。



これをオリーブオイル、塩、ターメリックを加えて炊く。



こちらはスパイスと塩。


タマネギ、ニンジン、キャベツを炒める。


トマトを加える。



ショウガとニンニクを加える。


スパイスを加える。


八ヶ岳の水を入れる。


これら調味料も入れる。


Aコープのミルクチョコも入れた。

豆板醤の出番。


ドサッと。


クツクツと煮ましょう。


ダイヤ菊も鍋にちょっと入れて、自分でも飲む。


最後にむきえび。


もうすぐできあがるよ。


いい感じで煮えている。


そこにクミンを加える。


パクチーは最後に使う。

信州のコシヒカリがターメリック・ライスとなった。


はい完成。

八ヶ岳西麓の野菜&エビ・カレー。大量の野菜入りだ。


うまいねぇ。

楽しい山荘お籠り生活。



ドガティ君は夕方の散歩までねんね。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(9) ドガティ君は松本市内を初めて歩き、人間はそばを食べる@小昼堂

2023-04-14 00:00:41 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
松本市の話の続きだ。

ここは松本神社。


松本市の中心部で、松本城のすぐ近くだ。

立派な外観だねぇ。


その前のケヤキの巨木も立派だ。


松本城正面から真南に向かう通りを行きましょう。


通りの名前まで立派だ。



大名町通り。

そこに北野建設の松本営業所がある。


長野県で最大の建設会社だ。県内だけではなく日本各地に営業所がある。

東京証券取引所にも上場している。

1990年代前半、当時のIOCサマランチ会長が1998年の冬季オリンピック開催地を決める式典で「Nagano!」と叫んだ翌営業日、北野建設の株価は急騰した。

県内の道路や会場の建設、そしてそれを当て込んだ様々な建設需要が見込まれたからね・・・なんて松本市街の散策には関係ないけれど、私は北野建設の文字を見るとそれを思い出す。

北野建設の営業所からすぐのこのお店が我らの目的地だ。


そばとおやきのお店のニューウェイブ。


小昼堂と言う。


松本城と同じく黒く塗装されたイメージ。

ここに来た理由はテラス席ならワンコも入れるから。


良さそうな外観だね。


ドガティ君は「ボクも何かもらえるかな?」と期待していることでしょう。


何ももらえないけどね(* ´艸`)クスクス

こちら(↓)はおやき。

手前が野沢菜で、向こうがキーマ―カレー。

おやきの中にキーマカレー。。。サモサみたいだね。


そばにおやきをセットすることが出来る。

そばの値段プラス350円(税込み)でおやきをひとつ食べられる。

しかしおやきの値段はおやきの種類によって異なる。

例えば野沢菜のおやきは350円(税込み)だが、キーマカレーのおやきはそれより高い。

でもそばの価格に350円だけ足せば、どちらのおやきも追加してオーダーできる。


山椒みそぶっかけ蕎麦は1,200円なので、おやきをなにかひとつセットにして1,550円となる。

こちらがおやきだ。

伝統的なおやきに比べると、水平方向の直径が小さいが、高さがある。


英国のスコーンみたいだね。

ちぎってお見せしましょう。

こちらが野沢菜。


こちらがキーマカレーだ。


キーマカレーの匂いにドガティ君の真剣さが増す。


「おとーさん、それください!」

松本信用金庫本店が、この席から見える。


松本市は長野県屈指の都会であり、金融機関がやたら目立つ。

あとでいくつかお見せしましょう。

こちらが山椒みそぶっかけ蕎麦である。


かき混ぜて食べましょう。


いやぁ~、おいしかった。

オシャレな店でした。

諏訪の高島城の桜を見ようと思ったが、この日はまだ満開ではないとのことで仕方なく松本城まで来たので、松本市街のことを事前にあまりよく調べて来なかった。もう10数年ぶりで来たからよくわからない。

そんなわけで適当に歩いているのだ。本当はもっといろいろ事前に知識を持っていれば、市内に面白い発見がありそうな街なんだがねぇ。

加えてドガティ君もいるから、いろいろと制約があるし。

観光情報センターがそば店からすぐのところにあった。


街歩きマップをもらう。


ではこれに従い、もうちょっと南へ行ってみましょう。

これはよく紹介されている有名なお店(↓)だね。


上條小児科。


上條ってのは、松本市にやたら多い苗字だ。

還暦以上の人ならご記憶があるであろう歌手、上條恒彦さんは松本市から近い朝日村(長野県東筑摩郡)の出身。

先日我々は富士見町(長野県諏訪郡)にある信玄の棒道の一部を歩いたが、上條さんは現在その富士見町にお住まいだ。

出発(たびだち)の歌♪ YouTubeで聴いてくださいね。


懐かしい曲だわぁ。私はまだ小学校6年生だった。

1970年代前半の匂いがプンプンする歌だね。

ソニーのトリニトロンカラーあるいはJALパックなんてCMを思い出しそうな時代。

このビル(↓)は今は結婚式場あるいはレストランとして使われている。しかし一目見てわかるだろうが、元は銀行である。


旧勧銀、のちの第一勧業銀行、さらにのちのみずほ銀行だね。

こちらは八十二銀行松本営業部。


松本「営業部」って名称が微妙である。

八十二銀行は県庁所在地である長野市に本店を置く県内最大の地銀だ。だったら松本市のこの店舗は営業部ではなく松本支店と呼べばいいだけのことだ。ところが違うんだね。松本営業部と呼ぶことで、本店機能の一部である(実際はそうではない)という雰囲気を醸し出させ、松本市のことも重要視していますよという姿勢を松本市民に見せている。

南信と北信がいまだに強いライバル意識を持つ長野県特有の問題だ。

長野県が田舎だと言えばそうなんだが、似たようなことは我らの神奈川県内でもある。湘南信用金庫で見られるんだけどね。同信金の本店は横須賀市にあるが合併によって大きくなっていて、鎌倉にある最大の店舗は鎌倉支店ではなく、鎌倉営業部と呼ばれる。くだらないと言えばくだらない話なんだが、いろいろと配慮、忖度があるのだ(笑)。何かと理由を付けてそう呼べるようになっているのでしょう。

長野銀行。県内二番手の銀行だ。ビルはこちらの方が美しいね。



市内には骨董店も多い。


ってことは、松本市にそれなりのお宅が多いってことなんでしょう。

しかし石仏の類が売られていますねぇ。これって売り物?(笑)

ここは縄手通りと言う。


歩行者のみが通る。

なぜかカエルがそのキャラクター。


縄手通りは女鳥羽川(めとばがわ)の土手の上に造られたもの。

昔の女鳥羽川は今よりももっとキレイで、清流にしか棲まないカジカガエルがこのあたりにも多くいた。私も関西のガキだった頃、カジカガエルはよく見たものだ。

そのカジカガエルが復活する(くらいに川がキレイになる)ことを願い、カエルをキャラクターにしているらしい。


ということでカエルだらけなのでした。


ドガティ君もその縄手通りを行く。


松本市内はカッコいい神社が多いね。

四柱(よはしら)神社。


その鳥居の前で、女鳥羽川に下りてみる(下の画像の右端)。


ここが女鳥羽川だ。

ドガティ君が「カジカガエルいますか?」と調査中。


川の中も覗く。


キレイな水ですが、カジカガエルはいませんね。

ドガティ君の散歩には好都合なところだ。


左側の石垣の上にあるのが縄手通りの商店の建物だ。


立派な石垣だよね。


反対側の土手はこうだからね(↓)。


いかに縄手通りに力が入っているかがわかる。

しかし縄手通りの上を通る人からは、立派な石垣は見えないんだけど(笑)。

我々のように下に下りると石垣は見えるが、商店は覗けないし。

人生はうまく行かないものだ。

女鳥羽川も上流に行けばヤマメがいるらしい。塩焼きにしたいね。


さて女鳥羽川の散歩もこれで終わりましょう。

土手を上がる。

あ、松本市庁舎の旧跡だ。


現在はこんなビルが建っている。


一階はすごくオシャレなインテリアショップになっている。


ドガティ君がいなければ入るんだけどな。

また時期を改めて来てみましょう。



同じビルの端っこに来ると・・・あ、上のフロアは市営住宅なの?


このあたりは上土という地名らしいね。

この市営住宅、いいじゃん。


上土劇場だって。


石標に上土町って書いてあるよ。


上土通りとも。


上土シネマだって。


上土シリーズ、くどかったかしら?(笑)

では代わりに白鳥写真館。


疑似西洋館で溢れているなあ。

建築探偵藤森先生が喜びそう。

信州に来たらシンマイ(信濃毎日新聞)を読みましょうね。


かつ玄本店。ランチ時は待ち行列があるようだ。


みなさんズラッと辛抱強く待っておられた。

かつ玄の住所は松本市大手4丁目。

そこからすぐのところが丸の内1(丁目はない)


大手や丸の内って都内千代田区と同じで、城が近いね。


もうちょっとで松本城だ。

同じく松本市丸の内にある白いビル(↓)。


日本の地方都市の中心をあちこち見たことがある人なら、この建物のデザインを見てすぐそれが何であるかはピン!と来るだろうね。

これは日本銀行松本支店だ。

しかし松本支店ってヘンではないか? 普通、日銀の支店って県庁所在地にありそうなもんだ。長野県の県庁所在地は長野市であって松本市ではない。

先にご説明した八十二銀行松本営業所みたいに、南信への忖度があるのだろうか?

それはちょっと違う。昔の長野県経済は製糸業に重要性があった。製糸業の中心地は長野県内では諏訪地域で、そのためには長野市より松本市に利便性があった。また当初はこの支店から山梨県も管轄していた。長野市では山梨県が遠過ぎたのである。

今では長野市にも日銀は事務所を置いている。


ちなみに県庁所在地以外に日銀が支店を置いている市は松本以外にも、函館、釧路、下関、北九州がある。

なんとなく理由がわかるような気がするね。

はい、松本城に戻って来たよ。


裏を見ると文部省(現文部科学省)とあるね。


お城の管轄って文科省なのだね。

国土交通省じゃないんだー(笑)。

今日はいろいろと勉強できるね(爆)。

再び松本城の中をドガティ君と散歩する。


天気もいいし、歩きやすいし、今まで来たことがない場所だから、ドガティ君はルンルン♪


ドガティ君は初めてのところを歩くのが大好きだ。

また松本神社前に戻って来た。


すぐ近くに駐車場があり、そこにクルマを停めている。

そこからまた山荘に戻る。

途中諏訪湖SAに立ち寄った。


ただ諏訪湖を見るだけのために。

諏訪湖の西側の岸辺(手前側)はまっすぐなんだよね。


以前ブラタモリで解説していたね。

地殻変動とおおいに関係あり。

あれを見よ(↓)。八ヶ岳連峰が見えるよ。


中央道を帰ろう。

諏訪南ICで降りる。


長い1日でした。


山荘に到着したよ。


往復で123.7kmだ。


ずいぶん走ったね。

原村滞在中って、ここまで外出することはめったにない。

こちらは山荘前の階段。セランガンバツという木で出来ている。


無塗装でも頑丈だ。

山荘の周りは巨岩だらけ。


ほとんどが山荘の基礎工事で地中から出てきたものだ。


普通の別荘建築ならこれらの巨岩をどこかよそに廃棄するのだろうが、私の気まぐれで、そのまま敷地内に置いておいてもらったのである。

何万年もここに眠っていた巨大な岩を、重機とトラックで易々とどこか遠くへ移動させてしまっては失礼にあたるような気がしたからだ。


だからこの山荘の敷地には巨岩がゴロゴロ。


珍しいよ。


お隣の別荘(↓)が見えるが、その敷地にこんな岩、ないもんね。


もう夕方です。

夕陽が森にあたる。


寒いから薪ストーブを点火。


テレビニュースを見たら、我々が行って来たばかりの松本の桜を紹介していた。


さっきここを見たばかりだよ。


ドガティ君はテレビの桜に興味なし。


夕ご飯食べたら、彼はもう寝るだけ。

ニンゲンも静かに過ごしましょう。


薪ストーブでほんわり温かい室内。


引き続き古典を読みましょう。


出口先生著「漱石と不愉快なロンドン」を並行して開きながら。


またまたルイボスティ。


静かな原村生活。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(8) 国宝松本城をドガティ君が初めて訪れる

2023-04-13 00:00:33 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
早朝は0度近い。

寒いねぇ。


朝ごはんを食べましょう。


ドガティ君の散歩も済んで、あれこれ用事して、用意が整ったら出発。

今日も快晴だ。


原村のてっぺんでは気温が早朝0度近くまで下がるけれど、今日お出かけするところである松本盆地は昼間20度近くまで気温が上がるらしい。

何を着ればいいんだ?

ドガティ君は毎日クルマでお出かけだ。


諏訪南ICから中央道に入る。


いつもはここ(↓)から左へ入り鎌倉の自宅に帰る。


しかし本日は右の長野方面へ向かう。

諏訪ICも素通りでまっすぐ行こう。


やがて岡谷JCTに差し掛かる。


地図が頭の中にちゃんと入っている人ほど、一瞬間違いやすいポイントだ。

地図的には左に鋭角的に曲がって南西に向かうと飯田・名古屋方面で、右というか真っ直ぐ北へ向かうと松本・長野方面なので、絵的に逆だからね。

それでも松本を目指す我々は、破線で囲ったトラックと同様、左の長野道に入った。


峠を越えると、塩尻・松本方面の盆地へ向かって標高が下がる。



しばらくしたら松本ICだ。

ここで長野道を下りる。


松本市内を走る。

どこでも医師会って立派な建物だねえ。


医師会からすぐ、松本城が近い駐車場にクルマを停める。

左前の建物はトイレ。


このあたりのトイレはどれも松本城の真似をして黒漆喰と白漆喰に塗り分けてある。

開智学校は有名。でもそちらへは行かない。


今は開智学校は耐震工事中のはずだ。

「あ、おとーさん、あれは何ですか?」


あれが松本城の天守閣だよ。今日はあそこに行ってみましょう。


訪問するのは山荘から近い諏訪の高島城でも良かったのだが、この日はまだ桜の満開には少し早かったのだ。

ところが松本城は桜が満開だということで、わざわざ10数年ぶりに松本城まで来てみた。


いい時期に来たね。

さすが国宝松本城。


ほら、このトイレも黒漆喰&白漆喰。


なんと均整のとれた天守閣でしょう。


ドガティ君、お城はうしろですよ。


お濠は鯉だらけ。

人を見たら寄って来る。


中にはあからさまにこちらを向いて口を開けている子もいる。

大柳が見事だ。


このあたりはワンコもオッケーだよ。


途中たくさんのワンコと遭遇した。

大柳と天守閣。見事ですなあ。


なぜかいきなりメタセコイア。北米か!みたいな(笑)


鎌倉の広町緑地にもあるね。

とても背が高い木だね。

ほんと、美しいわ。見惚れてしまう松本城。


上の画像の、中心やや右手をよく見てください。

あそこにウンコ座りしてスマホを構える飼い主と、城を見ているワンコがいる。

拡大しましょう。


その飼い主は「こっちを向きなさい」なんてワンコに向かって言っているのでしょう。


ワンコは仕方がないので、こっちを向く。


ワンコが飼い主に忖度している。

こちらが黒門で、ここから先が有料であり、ワンコは不可。


だから我々は入れない。


黒門はキレイだね。


① 離れ六つ星紋 戸田家
② 巴紋 さて、誰のもの?
③ 五七桐紋 皇室⇒秀吉⇒石川数正らしい


多くの人が関わった松本城らしさだね。

復元された太鼓門。


美しいよ。


松材表面をカンナで刻んだあとがある。

立派なもので、見惚れちゃう。


太い梁で支えている。


赤松だそうだ。


こちらがその切り株(↓)。


何度もここを行き来する。


美しいな。さすが国宝だ。

江戸城もどこでもそうなんだろうが、門を複数つくり、まっすぐではなく、ねじって配置している。


ここでもワンコ撮影中のウンコ座り飼い主。


また太鼓門を入る。撮影も忙しいが、出たり入ったりが忙しい。


見事なソメイヨシノ。奥はTSB(テレビ信州)松本支社。


太鼓門の構造をご覧ください。


復元されたのは前世紀の終わり近くで1999年のことらしい。


お隣は二の丸御殿。


何も残ってはいない。

址だけだ。

お濠と大ケヤキの向こうに、天守閣が見えるね。


こちらに二の丸御殿の玄関があったらしい。


こんな場所だから、人も少ないしね。


「だはぁ~」ドガティ君は松本城を満喫した(らしい)。


お城を出ましょう。


いい時期に来れたもんだ。

排水を凝視する白鳥。


松本の市街地へ向かう。


桜が満開なのでした。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(7) 夏目漱石と農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)

2023-04-11 18:00:03 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
出口保夫著「漱石と不愉快なロンドン」。

著者(故人)は早稲田大学の先生で、専門は英文学。英国についてのエッセイも数多い。鎌倉市内にお住まいだった。


官費で英国に留学した夏目漱石は、2年間の英国生活がどうにも苦痛だったようでやがてノイローゼになったという。

この本の最初に、対照的な私費留学生であった南方熊楠が出て来る。

夏目漱石が日本を出発するのと同じ年、南方熊楠は英国における研究生活を終えて日本に戻っている。南方熊楠は私費で米国や英国に長年留まり自由自在に研究した。南方熊楠は英語を含め数多くの言語を楽に操ることができた。


向き不向きがあるからねぇ。

江藤淳も夏目漱石の消極性(破線の部分)を書いている。


下宿に閉じこもりがちで、ノイローゼに。


漢文の素養もあった夏目漱石は、日本が中国を侵略したり、西洋と手を結びまた模倣することにとても否定的だったようだ。


そうした思想的なことは置くとしても、とにかく英国留学は夏目漱石にとって「不愉快」なことだったらしい。

しかし彼の英国での経験は、その後彼の小説となって実を結ぶ。

当時珍しいユーモアをもって、しかも猫が主人公であるという小説に化けるわけだから。


この2冊の本を持ち込み、山荘では読書三昧。

どちらも古い本だよ。

さあ、おでかけしましょう。


「みなさん、こんにちは」


「ボクはどこに連れて行ってもらえるのでしょう?」

「あ、ここでしたかー。そうだと思っていました」


原村の農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)だ。

お花を販売中。


この日は晴れだったが、雲が黒い。


なぜでしょうね?

農場の広場は鹿の糞が多かった。


だから移動しましょう。

チーズやバターを作っている建物の隣の広場へ。

わーーい!と勝手に先に行くドガティ君。


ドガティ君は農場の敷地やそれにつながる森を知り尽くしているのだ。

「早すぎますよ」と言われて戻って来たドガティ君。


広場でピョンピョン。


急に「おすわり!」と言われた。


「来い!」と言われて全力疾走。


それではボール遊びをしましょう。


「おとーさん、それを投げてください」


「はやく投げてくださいってば」


投げると猛ダッシュする。



晴れているけど雲が多い。


ドガティ君のボール遊びは続く。


いくらでも走るよ。


この日のボールは犬用テニスボールだ。


疲れたら終了。

楽しかったね。


農場の中の販売所へ。

これはポップコーン用のとうもろこしだ。昨年収穫されたもの。


下の写真では、上下二段に分かれている。

どちらもポップコーン用だが、上がとうもろこしそのもので、下はそれをバラしたもの。


下のバラしたのが便利だね。

それを購入。


みなさん、農場の経営は相当厳しいらしいから、ここで遊んだら何でもいいので何かを購入してあげてくださいね。アイスクリームなんてのもおいしいよ。あとはチーズとか。野菜は常にいろいろ売っているしね。

ドガティ君は撤収。


Aコープ原村店へ。


食材を買って山荘に戻る。

薪ストーブに点火する時に使うのは、古い新聞。

2008年12月の日経新聞だ。

「一般歳出が50兆円台に乗り、無駄の排除が課題」と。


今じゃそんなもんじゃない。

財政は硬直化、その後もこの数字は増え続けているよ(笑)。

今や一般会計総額は120兆円が見えて来たし、そのうち一般歳出は80兆円が見えて来た。

国債残高はGDPの2倍ほどある(・□・;)

その国債残高の半分以上を日銀が抱え込む(・□・;)

クロちゃんの後釜の植田先生はこれをどうやって終わらせるのでしょう。ヘタなことをすると円金利が急上昇する可能性がある。もしそうなると、日本政府の返済能力に疑問符がつく可能性があり、日本の格付けは投資適格ギリギリのBBBまではすぐに落ちるだろうね。その先が・・・怖い。

なんてことを想像しながら、この新聞を燃やして薪ストーブ点火。


ルイボスティを飲みましょう。


吾輩は猫であるを引き続き読む。


文字だらけだね。


はやりの推理小説のようにスラスラと読めない。

猫が人間を批判的に観察するとは面白い。

ルイボスティでは物足りなくなり、スコッチを飲む。


楽しい山荘生活もあと少し。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(6) 信州的に馬肉すきやき

2023-04-10 18:00:39 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
これ(↓)は古いL.L.Bean社のカタディン・アイアン・ワークス・フード・スウェットシャツという製品だ。

購入したのは7年前。頑丈だから今も問題なく使える。同じ製品が今でも売られている。

普通のパーカーとは異なり、防寒着としての仕様になっていて、春先の八ヶ岳山麓には便利だ。鎌倉ではこんなの暑くて着ていられないが(笑)。


朝ごはん。


カントリーキッチン・べ―カリーのクルミレーズンパンもあるからね。


いつもなら朝ごはんが楽しみで仕方がないんだが、この日はその次に控えている馬肉すきやきがもっと楽しみだったんだなぁ。

カナダ産の馬肉ロースだ。大黒屋精肉店(茅野市)で購入したことは前回書いたね。


信州は馬肉をよくすきやきにする。あるいは馬刺しで食べる。

でも馬肉って国産は皆無に近い。たいていカナダ産だね。

Turk社の鉄なべを出して来た。


すきやきの時くらいしか出番がない鍋だ(笑)

原村のストーブハウスで購入した製品。

ネギ、クレソン、白菜、えのき。


京都のあるすきやき専門店ですき焼きを食べたことがある。そのお店では春菊の代わりにクレソンを使っていた。それがまたおいしかったのだ。それ以来我が家ではクレソンを使うことにしている。

そのお店の店員さんが「すきやきにはクレソンがよろしわ。春菊なんてもっさもっさして食べにくいさかい、うちの店ではずっとクレソンですきやきをお出ししてますねん」とおっしゃった。

まだまだ控えの白菜はあるよ。


控えの馬肉もね。


これはお酒。


味付けにちょっとだけ使う。

あとは飲む。

ダイヤ菊純米だ。


本日の調理は妻が担当。

鉄なべに馬肉が入った。



砂糖も入った。


いい風景だねえ。


お酒も入って、野菜も入る。


奥にしらたきが入った。


カナダ産の馬肉はまだまだあるよ。


野菜もまだまだある。


いくらでも食べてやる。

高野豆腐を準備中。


ドガティ君は自分が無関係であることを悟り、電気ストーブの前でお昼寝。


山荘滞在中、昼間は電気ストーブで足元を温めるのみ。

夕方になってから薪ストーブを焚いていた。

夜中まで薪ストーブを焚くと、朝起床する頃でも室内の気温は20度ほどはあった。


鍋を食卓に持って行く。


ドガティ君は引き続き睡眠中。


ほほほ。これが馬肉ロースだ。


これをたまごにつける。


以前オランダ人とすきやきを食べたことがある。

そのオランダ人は日本のすきやきの牛肉をおいしいと言って喜んで食べていたが、たまごは一切使わなかった。彼は「生たまごは恐ろしいものだから食べてはいけないと、幼少の頃から母親に言われて育った」と言う。

私は「生たまごの問題は、白身や黄身にあるのではなく、たまごの殻の表面が清潔でないことによるものである。日本人は生卵を食べることに慣れていて、流通するたまごの表面はよく洗浄され極めて清潔だ。したがって生で食べても問題はない。醤油や砂糖の入った割り下の味がついた肉は、生たまごと混じり合うことで最もおいしくなるのだ」と力説したが、私は信用されず終い。


そんなことを思い出すねえ。

生たまごを使えばいいのにね。

ドガティ君、かわいいね。


七味をかけちゃう。


たまらんわ。おいしいわ。


鍋に残ったえのきすらおいしい。つまんで食べましょ。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(5) 尖石遺跡公園で遊んで、大黒屋精肉店で馬肉を買う

2023-04-09 18:00:51 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
またまたお出かけだ。


原村のてっぺんは毎日晴れ。


みんな、ご機嫌さんだね。

日々是絶好調。

田舎道を行こう。


皆さんもご存じの名曲をどうぞ♪

John Denver - Take Me Home, Country Roads ♪


Almost heaven, West Virginia ♪
Blue Ridge Mountains, Shenandoah River ♪
Life is old there, older than the trees ♪
Younger than the mountains, blowing like a breeze ♪

八ヶ岳山麓のためにあるような歌詞だね。

原曲の地域や山や川の名前を、原村、阿弥陀岳、立場川なんかに置き換えたら、この歌は八ヶ岳山麓でそのまま使えまっせ。

三井の森のゴルフ場に隣接した道を行く。


到着しました、蓼科高原三井の森。


ドガティ君は散歩する気満々。


尖石遺跡の公園でまずは運動しましょう。


今日も誰もいないぞ。鎌倉と異なり、犬密度が低い八ヶ岳山麓。


このぶぅさんで遊びましょうね。


ボールを投げて勝手に走ってもらう。


段差をジャンプ!


どんなもんだい。


今度は段差を上る。


ボールを追って段差をまたジャンプ。


ヒャッホー。


絶好調オトコのドガティ君でした。


尖石遺跡のこの広場。

地中にはすごい数の縄文時代の住居址が眠っている。


ひとつだけ、誰にもよくわかるように住居址を露出させてある。


33号住居址だ。


そんなのかんけぇ~ねぇ~♪(小島よしお風 古い(笑))とドガティ君は走っている。


さて、よく遊びました。

そろそろ移動しましょう。


いつもの水路の横を歩こう。

ここは気持ちいいところだね。


カラマツがいくつか伐採されていた。


ここだけヤニが出ている。


ドガティ君はここに来るのは4度目くらいかな。


勝手知ったる茅野市。

犬は一度通ったところは覚えてますからね。


いつもの竜神池。農業用のため池だ。


この真っ直ぐな部分(↓)がダムになっていて、竜神池に水が溜まる仕組みだ。


下の画像で①が我々が先に歩いた散歩道に沿った水路。②が竜神池から水を引きだす溝で、途中③の箇所に水門を付けてそこから垂直に水を落とし、②の水が①に合流、④の水路となって茅野市のもっと低いところにある田畑へ水を流す仕組みだ。


ドガティ君は「そんな話、どぉでもええがな・・・」と、先を歩いて行く。


尖石遺跡も竜神池も人がいないわぁ。


この樅ノ木がヘン。


株立ちで幹が2本に分かれているが、切り落とされた枝が、反対側の幹に食い込んで巻き込まれている。


ほら、このように(↓)。


こちらも(↓)


ここも(↓)。


世の中は不思議なことで満ちているのでした。

山から沢が出て来て竜神池に流れ込む。こういう水が先ほど見た農業用水としてさらに下流に流れて行くのね。


三井の森が整備した散歩道がこちら(↓)。


ここは前に行ったから今回は行かない。

公衆トイレも整備されていますよ。


当たり前(↓)のことが書いてあるんだが、それが出来ない飼い主が一定割合いる。


七里ガ浜住宅地なんて路上は糞だらけだもんなあ。

犬嫌いな人をますます犬嫌いにさせてしまう行為を犬の飼い主がしているわけで、あまりお利口じゃないね。

これ、なんでしたっけ? 名前を忘れた。


Google画像検索!・・・ザゼンソウだ。

はい、よく運動し、よく歩きました。


これで尖石遺跡公園の運動と、竜神池周りの散歩は終了。


ドガティ君はケージの中へ帰る。


また田舎道を走る。


新井上交差点。「しんいのうえ」じゃないよ。「あらいうえ」と読む。


そして大黒屋精肉店へ。



このあたりで肉を買うとなるとここへ行く人が多い。

以前から私はこのお店をよく知ってはいたが、ここで肉を購入するのは今回が初めてだ。

とにかく安い。特に1kg以上買うなら、めちゃくちゃ安い商品がある。


1kg以上の購入で、ラム肉が100g当り350円。

いいねぇ。ブロックでもらってシチューとかカレーとかにしたら美味しそう。

牛ホルモン味付625gが1,080円! 驚愕のプライス。


片っ端からお品書きを見る。


これ(↓)はすごい。鶏皮500gが150円!! チョリソー225gが280円!!


安すぎるね。

ここのドア(↓)をお客がガラガラッと開けると、中はカウンターになっていて「いらっしゃいませ!」とお店の人が顔だけだすから、そこでお客は欲しい商品を告げて外で待つ。商品が出て来たらお金を払う仕組み。


楽しいお買い物だ。

私は馬肉ロースを300gを注文した。


100gあたり550円ね。303gで1,666円也。


直ぐ近くのAコープでお買い物。


馬肉すきやきを食べましょう。信州っぽいでしょ。


阿弥陀岳が真東に見える。


原村の御柱街道を上がる。

三井の森に帰還。


すきやきは明日ね。

黒豆麦茶飲んでひとやすみ。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(4) 焚きつけ用の枝拾いと野菜とベーコンの煮込み、さらにベートヴェンのピアノ協奏曲第三番♪

2023-04-08 18:02:21 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
私が生まれる前の録音だ。


グレン・グールドのピアノ、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番。

ライブ盤だよ。


カラヤンが若いわ。


グールドはもっと若い。


下の画像の細い枝は、薪ストーブの焚きつけ用に山荘の周囲から取って来たものだ。


かなり少なくなって来た。

だから補充しましょう。

革手袋が必要だ。



こういうの(↓)を拾う。


そして折る。

これも拾って折る。


こちらは敷地内のカエデ。


枝が伸び過ぎて山荘に触れそうになったので、長い枝を二年前に切断した。

これがその枝だ。


かなり乾いていて、手でポキポキ折れる。

こうして片付けて、これも焚き付け用にしましょう。


これで作業は終了。



ランチの準備を開始。

野菜とベーコンをグツグツ煮るだけ。私の大好物。



あらゆるものの旨味が出て、合わさる。

いつもの狭いキッチン。



それが楽しいのよ。

キッチンで作業していると、ドガティ君がボールを持って来て、目の前で落とす。

「おとーさん、遊びましょ」


仕方がないので、相手してあげる。


でもねぇ、おとーさんは忙しいの。

「そんなこと言わないで、もっと遊んでよ」


かわいそうなんだが、知らん顔して作業再開。


各種野菜もジャガイモも。


ベーコン、ニンニク、オリーブオイル。


ベーコンを短冊上に切って、ニンニクはみじん切り。


鍋の中でニンニクとオリーブオイルをそっと加熱。


野菜を炒める。


いい匂いね。

蓋して弱火で蒸し焼きに。


八ヶ岳山麓の水を用意する。


味付けはこれだけ。

マギー・ブイヨン。いつも私はこれだ。


料理を自分で作る人なら、私のことを「いつも同じようなものを作ってそれを延々と細部まで語るバカなやつだ」と思っておられることでしょう。

知っています(^^)v

ここはそういうブログなのです。

私は狭い、とても小さな世界で生きているのです。


鍋を放置して、カントリーキッチン・ベーカリーのクルミレーズン・パンを切る。


鍋は勝手にグツグツ煮えている。


そこにベーコンを投入。


これで脂っ気が出る。多少は必要だ。


味見をしてみる。

ちょっと足りないかな。

そこでブイヨンを追加する。


さらに皮つきジャガイモを追加。


このジャガイモが柔らかくなったら完成だ。

それにしても狭いキッチンだ。


ダイヤ菊をちょっとだけ鍋に注ぐ。


そして自分も飲む。

ほぼ完成だ。


あとはこれら三つで調整するだけ。


下の画像の真ん中がジャガイモ。


これが柔らかくなったら、盛り付けだ。

このお皿は山荘が出来てすぐに、韮崎市内のオギノ(山梨県が本拠地のスーパー)の店舗で購入したように記憶している。


ってことはもう24年かな。

ひとつも割れてないわ。

はい、完成。


私はこういうのが大好きなのだ。

肉と野菜を鍋の中で炒めて、それを煮込んでそのエキスが出たスープまで全部飲み込むという、何も失わないがゆえにエネルギー効率的で環境へのインパクトが少ない料理が。

現代では重要なSDGs的煮込み(笑)。

「ボクもそれが欲しいなぁ・・・」


カントリーキッチン・ベーカリーのパンをかじる。


私は毎日こんな食事でいい。


「ボクはいつも何ももらえないなぁ・・・」


それが君の健康のためなんだよ。

ワンコがニンゲンの食べ物を食べて、ロクなことがないからね。

食後はAコープのミルクチョコを食べましょう。


安いよ。

十分おいしいよ。

【つづく】
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