私が生まれる前の録音だ。
グレン・グールドのピアノ、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番。
ライブ盤だよ。
カラヤンが若いわ。
グールドはもっと若い。
下の画像の細い枝は、薪ストーブの焚きつけ用に山荘の周囲から取って来たものだ。
かなり少なくなって来た。
だから補充しましょう。
革手袋が必要だ。
こういうの(↓)を拾う。
そして折る。
これも拾って折る。
こちらは敷地内のカエデ。
枝が伸び過ぎて山荘に触れそうになったので、長い枝を二年前に切断した。
これがその枝だ。
かなり乾いていて、手でポキポキ折れる。
こうして片付けて、これも焚き付け用にしましょう。
これで作業は終了。
ランチの準備を開始。
野菜とベーコンをグツグツ煮るだけ。私の大好物。
あらゆるものの旨味が出て、合わさる。
いつもの狭いキッチン。
それが楽しいのよ。
キッチンで作業していると、ドガティ君がボールを持って来て、目の前で落とす。
「おとーさん、遊びましょ」
仕方がないので、相手してあげる。
でもねぇ、おとーさんは忙しいの。
「そんなこと言わないで、もっと遊んでよ」
かわいそうなんだが、知らん顔して作業再開。
各種野菜もジャガイモも。
ベーコン、ニンニク、オリーブオイル。
ベーコンを短冊上に切って、ニンニクはみじん切り。
鍋の中でニンニクとオリーブオイルをそっと加熱。
野菜を炒める。
いい匂いね。
蓋して弱火で蒸し焼きに。
八ヶ岳山麓の水を用意する。
味付けはこれだけ。
マギー・ブイヨン。いつも私はこれだ。
料理を自分で作る人なら、私のことを「いつも同じようなものを作ってそれを延々と細部まで語るバカなやつだ」と思っておられることでしょう。
知っています(^^)v
ここはそういうブログなのです。
私は狭い、とても小さな世界で生きているのです。
鍋を放置して、カントリーキッチン・ベーカリーのクルミレーズン・パンを切る。
鍋は勝手にグツグツ煮えている。
そこにベーコンを投入。
これで脂っ気が出る。多少は必要だ。
味見をしてみる。
ちょっと足りないかな。
そこでブイヨンを追加する。
さらに皮つきジャガイモを追加。
このジャガイモが柔らかくなったら完成だ。
それにしても狭いキッチンだ。
ダイヤ菊をちょっとだけ鍋に注ぐ。
そして自分も飲む。
ほぼ完成だ。
あとはこれら三つで調整するだけ。
下の画像の真ん中がジャガイモ。
これが柔らかくなったら、盛り付けだ。
このお皿は山荘が出来てすぐに、韮崎市内のオギノ(山梨県が本拠地のスーパー)の店舗で購入したように記憶している。
ってことはもう24年かな。
ひとつも割れてないわ。
はい、完成。
私はこういうのが大好きなのだ。
肉と野菜を鍋の中で炒めて、それを煮込んでそのエキスが出たスープまで全部飲み込むという、何も失わないがゆえにエネルギー効率的で環境へのインパクトが少ない料理が。
現代では重要なSDGs的煮込み(笑)。
「ボクもそれが欲しいなぁ・・・」
カントリーキッチン・ベーカリーのパンをかじる。
私は毎日こんな食事でいい。
「ボクはいつも何ももらえないなぁ・・・」
それが君の健康のためなんだよ。
ワンコがニンゲンの食べ物を食べて、ロクなことがないからね。
食後はAコープのミルクチョコを食べましょう。
安いよ。
十分おいしいよ。
【つづく】