犬だって外を見たい＠七里ガ浜

茶々之介は外を見る。じっと見る。でもよくは見えてないと思うなぁ～。カーテンに目を押しあてているだけだと思うよ。いつもこうなのだ。見ていて噴き出してしまう。

「外に出してよ」という顔をするので、出してやる。



庭の南西の隅に座りじっと警備。彼の定位置だ。シッポぶんぶん！うれしい楽しい警備。

彼がこの場所の地面を踏み固めるため、芝生がなかなか成長しないで困る。



デカイ背中だ。身動きせず、不審者の発見に努め、近隣の方々を守っているつもりか。いったいこの平和な住宅街で、どんなデンジャラスなことが起こりえるのか？



私も横から覗いてみる。誰もいない。１時間経っても何の変化もないんですけど・・・。これ見てて楽しいかい？



学校が休みなので甥っこが遊びに来た。甥っこと茶々之介は兄弟の契りを交わしたらしい。すっかり仲よしで、甥っこもニコニコ、茶々之介もなついて落ち着いている。都内に住む甥っこは大きな犬が珍しいらしい。

その両親は、我が住宅街が静かだと言って驚いていた。私は普段から随分色々な音が聞こえると思っているのだが、人により感じ方はいろいろあるものだ。