「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村の冬(7) 決死の寒中行軍訓練 with 犬・・・ここは八甲田山か? そして冷たい音楽

2010-02-06 23:03:26 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
最近雪が積もらないと言われる原村の天気が何やら怪しい。ん?・・・雪が舞っている。ほほほぉ~、雪だ!



犬が「とーちゃん。そろそろ散歩に出かけませんか?」と誘う。いやいや、止めませんか?雪でっせ。しかし、そう言う訳にもいかんだろなぁ、犬だって犬の都合もあろうから。でもとーちゃんにもとーちゃんの気分がある。



なんて言っているうちに、こんな屋根が・・・



こんな具合に・・・。あぁ~絶望的。



我が敷地は雪だらけ。愛車のロールスロイスも雪を被り、その容姿をお見せ出来ないのが残念。



ロールスロイスってこんな形だっけ? そう、雪を被ったのを良いことに、ロールスロイスとしよう。ベントレーでもアストン・マーティンでもいいけど。



屋根は温かい。なんたって室内はストーブがガンガン燃えているから。水が垂れてつららに。



山荘の前の道路はこうでっせ。2車線アスファルト、側溝つきの道路も、なんだか訳わからない状態。傾斜の緩いスキー・ジャンプ台のようだ。「西麓」であるからして真西を向いた坂。背中には阿弥陀岳。



ワンコよ、これでも散歩行くの? 飼い主ってこんな時つらい。



茶々之介君登場! なんだか凛々しい。寒さをものともしない。



これは生物か? 砂糖菓子ではないのか?



我が別荘地のお隣、アルピコ・グループの四季の森こけもも平には、最低区画面積1200平米という規制あり。ほぼその最低面積のこの区画はまだ販売中。あなたもいかがですか?今ならお安い・・・かも。なかなか良い場所ですけど。



もうちょっと広いのをお望みなら、こちらも販売中。いかがです? 今、この吹雪の中ここまでやって来て手付を払えば、この土地もあなたのものに!まあ、実は山の中で1000平米も5000平米も似たようなものなんですけどね・・・って、お宅拝見している場合じゃない。凍死しちゃう。ここでビバークなんて出来ません。先を急ごう、茶々之介君。



やっと見えて来た! 坂の上に、峠の我が家が。あと100メートル。感動的だ。我々2匹、つまりとーちゃんと犬は奇跡的に生還したのだった。



玄関の軒下に到着。小さい小屋のわりにこの屋根付きスペースを広めに作っておいて良かったね。いやーー、参った。



足の指の間や肉球の間は雪が詰まって冷たそうだ。だから、止めようって言ったじゃない。



薪は一杯ある。



暖まろう。



あぁ~~、寒い・・・眠い・・・疲れた・・・。



寒い時は寒い国の人の作った音楽を聴くと、益々寒くなって笑える。

チャイコフスキーの6番♪ うぅ~っと唸るような演奏。犬が、じゃないよ。BPOが唸る。あなたもどんどん悩み深く沈んで行く。ぐぅ~~~と下がる雰囲気。あなたの人生だって哲学的になる。すでに哲学的か?失礼しました。しかしいつもカッコいい指揮ぶりだなぁ。この人は自分のカッコ良さをよく認識している。自分の指揮する演奏のビデオ販売にも熱心だった。



シベリウスの7番。晩年の作品。何とも硬質で冷たい演奏。八ヶ岳西麓の雪が舞うグレーの空の彼方にそのままスゥ~ッと消失してしまいそうになる音楽。なんだか宇宙的だ。スターウォーズのテーマ音楽をもうちょっとメンタルに重く透明にしたような・・・って説明がヘンか?日本では標高2000m以上の場所で聴きましょう、って登山家しか聴けないな。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村の冬(6) 御柱祭 エセ諏訪人になろう!

2010-02-06 00:00:05 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
間もなく御柱祭だ。前回は坂落としも見られたけれど、今回は行けるだろうか?



スケジュールは以下のとおり。



穴山の大曲。ご存じですか?ここを通すのは大変大変。



上社では「めどでこ」ってのが柱についている。そこに人が鈴なりに。そしてそれが坂の上に現われ、やがて坂を落ちて来る。めどでこがそのままうまくバランスをとり、坂を下り切ることは稀で、左右に傾いて人は振り落とされ大けがもし、なかなかの迫力だ。見ているのは楽しいが、やっている人は必死。



上下の画像とも前回の様子(2004年)。



大正時代の坂落とし。今と変わらんじゃないか。そこがええのですが。



大正時代の宮川渡。



この資料は楽しいので、諏訪ファンはお買い求め下さい。諏訪市制50周年記念写真集「なつかしのあの頃」諏訪市教育委員会・諏訪市博物館編。



前回の御柱祭に採用された諏訪市統一デザインの法被。原村の山荘の吹き抜けにこの6年間掲げてあった。



これがその時の信濃毎日新聞の同法被に関する記事だ。

「あなた諏訪人?」とよく聞かれるが、まったく関係ありません。私は関西人でっせズラ。



ついでにこの博物館(↓)行ったことありますか? まだの人は是非どうぞ。建物も面白いし、諏訪の昔に思いを馳せることが出来る。



76.9MHでLCVFM(諏訪)を。



犬も傾聴するLCVFM。ただし寝ながら。



ついでに諏訪地区の道祖神の紹介。富士見町。



諏訪市。



皆さん、諏訪は楽しいですよ。6市町村(岡谷、下諏訪、諏訪、茅野、原、富士見)のいずれも! 今年の御柱シーズンは諏訪へ!
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする