ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

奈良県立民俗博物館(10月12日)

2009-10-12 18:08:10 | 矢田だより


昨日、風雅と約束していた公園内の民俗博物館に行きました。



常設で大和の暮らしや農業や林業などの生業が、ジオラマなども使って
展示されています。



昨日は耕耘機を使った稲刈りや刈り取ったあとの籾の山を見ましたが、今日は
昔の米作りの様子を見ました。
ビデオ学習室では大和の祭を見ました。白山神社の秋祭りと、蔵王堂の蛙跳び
を見て、「もう一つだけ…」というので飛鳥の「おんだ祭」を見ました。
退屈するかと思いましたが、とても興味深かったようで意外でした。

そのあと「里山のみち」を歩きました。
上り下りがある林の中の道が気に入ったようで、朝のうちにお母さんと5,500歩
歩いていましたので、風雅は合わせて10,500歩になりました。

今日もジイジと矢田歩き(10月11日)

2009-10-11 20:18:12 | 矢田だより
プーケットから来ている風雅です。
ジイジやバアバと富士山に登るのが楽しみだったのですが、今年はジイジが
ヒザを痛めて、富士山どころか矢田山へも登れないので残念です。
今日もジイジのリハビリに付き合いました。昨日と同じ民博公園の駐車場に
車を置いて山麓の道を歩きます。



ヤタニイマスクシタマヒコ神社。
ここの神様は「飛行機の神様」だそうです。
タイには神社がないので、ジイジに教えて貰って拝みました。
ジイジの知り合いの宮司さんが、ニコニコして迎えて下さいました。



宮司さんの飼っているメダカを見せてもらいました。
大きな壺(甕)や入れ物にいろんな種類や大小のメダカが泳いでいます。
網をしてあるのは、トンボがタマゴを産んで幼虫(ヤゴ)がメダカを
食べないようにするため、
大小で分けるのは大きなメダカが小さいメダカの餌を食べないようにする
ため、とか色々教えて下さいました。



これは白いメダカ。とても珍しいものだそうです。



今日はこのウシが見たかったのです。
途中で村のオバアサンとお話ししたりして、やっとのことでウシに
会えましたが、あまりに匂いが強いのですぐに引き返しました。
稲刈りの様子を見たり、積んであるモミガラを風で飛ばしてみたり
して公園に帰りました。



しばらく公園を歩いて池のアヒルやコイを見て、帰りました。
今日は7,840歩、歩きました。

大和民俗公園散歩(10月10日)

2009-10-10 18:00:57 | 矢田だより
夕方、プーケットから里帰りしている孫と民俗公園に行きました。
(小学5年生、今は学期末休み中です。)



「願いを叶える」という「熊五郎狐」に手を合わせて…。
何をお願いしてるのかな。



奈良の古い民家を何軒も見て回りました。
「大きなお家だね…」




今は花もなく、ヒョウタンの棚も倒されて見るものが殆どありません。
池のカメを見たり、ススキやケイトウを見ながら園内を一周しただけ
でしたが…ジイジの足で4,070歩歩きました。

「明日は3周しよう!」と元気なものでした。

リハビリを兼ねて(10月9日)

2009-10-09 20:50:34 | 矢田だより
先月膝を痛めて以来、久しぶりの少し長めの散歩です。



黄金の稲穂の向こうに矢田丘陵が見えます。



富雄川に流れ込む水路に金魚の群れが…
実は大きな鯉が隊列を作って泳いで行ったのでカメラを取り出したのですが、
間に合わず、後を追うように行ったこの子たちを撮影しました。

今日は久しぶりに8,500歩ほど歩きましたが、膝も痛まず、まず快調です。

台風一過の庭で (10月8日)

2009-10-08 15:28:04 | 矢田だより
夜半から激しい雨と風をもたらした台風が過ぎ、午後になって青空が
覗き始めました。



トンボが羽を休めています。



カキも実を落とさず頑張りました。



ホトトギスの開花が進んでいます。
花の内面に濃い紅紫の斑点が密にあるのが、時鳥の胸毛の斑点に似ているので
この名がある…と俳句歳時記(角川書店)にあります。



こちらは鉢植えの白のホトトギスです。
清楚な白百合に似ています。

深まる秋 (10月5日)

2009-10-05 16:26:14 | 矢田だより
矢田支所に用事があって、土手道を歩いていきました。



ヒルガオの花が咲いていました。



アメリカアサガオ。セイダカアワダチソウと同じように外来種です。
アサガオに似ていますが、ヒルガオに比べてもごくごく小さい野草です。



殆ど枯れたヒガンバナの向こうに矢田山



まだまだ元気な花もありました。



収穫の秋…黄金の稲穂が刈り取られていきます。



オオマツヨイグサと矢田山
日毎に秋が深まって行きます。

ネパールの旅(20) - チトワン国立公園 2

2009-10-04 08:26:29 | 旅の想い出
ヴィレッジ・ウォークでタール族の村を訪ねます。
タール族はネパールに数ある種族のうち、タライ族などと共に北インド語
系に属する人たちです。



人口約60万人のタール族は5つのグループに分かれますが、チトワンの
人びとはマハトンと呼ばれます。殆ど自給自足に近い生活を送っています。
黄色く見える一面のカラシナ畑の向こうに、集落が見えます。



夕暮れ近くなって羊たちがねぐらに帰ってきました。



屋根を葺いている少女。



食用のハトを飼育する箱。
集落を歩くと家屋の様子など珍しい光景が多かったのですが、どの家の
門口にも坐っているお年寄りが写真を撮られるのが嫌な様子を見せたので、
これ以上、無遠慮にカメラを向けることはできませんでした。



夜になると、若いタルーの人たちがロッジの中庭に集まってきました。



勇壮な音楽とともにスティック・ダンスが始まりました。



最後は宿泊客も踊りの輪に加わって、まるで盆踊りのノリです。
これも彼らの貴重な現金収入源になっているようです。



一夜明けて、ゾウの背に揺られてジャングル・サハリに行きました。
国立公園内にはトラ、サイ、クマ、ヒョウ、イノシシなど40数種の哺乳類や、
クジャクを始め150種もの鳥類が棲息しています。



他のグループに出会うとゾウ使い(彼らもタルー族)たちは、お互いに
動物の居場所の情報交換します。



その甲斐あってサイ発見!!
絶滅が危惧されているインドサイです。



しかし、あっという間に姿を隠してしまいました。
結局この日はサイ2頭、シカ1頭、クジャク一羽他トリ多数を見ただけに
終わりました。動物を見るのに適した時期は、エレファント・ウィードと
いう背の高い草を刈り取る2月以降のようです。

またオンボロ・ジープで川を渡り、迎えにきていた車でカトマンドゥに
帰りました。
先にも触れましたが、全食事付き一泊二日、アクティヴティも含めて4人
で240ドル、十二分に楽しめた旅でした。

ネパールの旅(19)-チトワン国立公園 1

2009-10-03 08:39:51 | 旅の想い出
1999年11月下旬、エベレストを間近に見るカラパタール(5,545m)への
トレッキングを無事に終えて、カトマンドゥに帰りました。
帰りのフライトまで3日間余裕があるので、現地の旅行社に相談すると
一人わずか$60で1泊2日のチトワン行きツァーをアレンジしてくれました。



ネパールの国立公園は殆どが北のヒマラヤ山地にありますが、チトワンは
インド国境に近いタライ平原に位置しています。
カトマンドゥから旅行社の社員が運転する車で4時間かかってソウハラへ。



ここで、迎えに来たこのオンボロ・ジープに乗り換えます。
大きく揺れながらラプティ川を浅瀬伝いに渡り終えると、今までの景色とは
全く異なる南国の風景が拡がっていました。
写真は公園内のロッジに着いたところ。赤シャツは運転手、白い帽子の男は
ガイドのビノ。日本語はできませんが、分かり易い英語で説明してくれます。



ロッジ内の部屋。思ったより清潔で豪華な作りでした。



昼食後、カヌーに乗ってクルーズ。



ワニ2匹、マングース、その他にたくさんの水鳥を見ました。



次にエレファント・ブリーディング・センターに行きました。
ネパールには野生のゾウはいないので、サファリ用に主にインドから輸入して
ここで飼育しています。



ここで生まれたネパール生まれの小象も増えています。



夕食の時間になりました。



このゾウたちは観光用のポロの練習をしています。