ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ネパールの旅(18) - ポカラ3

2009-10-02 08:27:07 | 旅の想い出


ヒンデ(ヒンドゥー)・バシニ寺院
ポカラの旧市街地郊外の小高い丘の上にあります。
森の中にいくつかの小さい社があり、それぞれクリシュナ神、ヴィシュヌ神など
が祀られています。



なかでも女神・ドゥルガー(ドルガ)を祀る祠が中心です。



この日はダサイン最後の日とあって、晴れ着の人で大賑わいでした。



長い行列ができています。パラソルの下に坐っているのは修行者です。



生け贄のニワトリを捧げる人もいます。
右に見える門を出て石段を下り、オールドバザールへ向います。



南へへ500mほど行くとオールド・バザールです。
100mほどの間に古い煉瓦作りの家が並んでいます。殆どが3階建てで1階が
商店になっています。



ここは、かってチベットとの交易で栄えたところで、山の人相手のネワール族
の商店が多いということです。



こんな祠もあります。



しかし今はもう少し南の、飛行場に近いマヘンドラ・プルという通りに
新しいバザール(商店街)ができて、古いバザールは人通りも少ないよう
でした。



落ちついた佇まいの町並みだけが、栄華の跡を伝えています。

*これでポカラの町の探訪を終わり、次は「ネパールの旅」最後の地として
チトワン国立公園を訪ねます*


ネパールの旅(17) - ポカラ2

2009-10-01 09:26:41 | 旅の想い出


次にポカラを訪れたのは2006年10月上旬、マナスル三山展望トレッキング
から帰った時でした。



そのときの宿、ホテル・ストゥーパ。
レイクサイドにあるこぢんまりした二つ星ホテルです。
昼食をすませてペワ湖畔へ行きました。



目の前に浮かぶ湖中の小島に建つヴァラヒ寺院のお祭りの日です。



お詣りする人を乗せたボートが次々と発着しています。



船着き場近くには、人出を当て込んだ露店が出ています。



お面、風船、綿菓子!など昔懐かしい縁日風景です。



翌朝、ポカラ国際山岳博物館の見学。
この博物館は2004年、日本の資金協力で開館したものです。



「山のひとびと」セクション。



ネパールの山岳民族(写真はシェルパ族)の生活から始まり、世界各国の
山民の風俗を紹介しています。日本の昔の山びとの人形もありました。



「登山活動」の展示。アンナプルナ始め8000m峰登頂時の装備・衣服などが
展示されています。
特に日本隊が初登頂したマナスルについてはスペースも広く、登頂に使われた
当時の装備がたくさん展示されていました。
写真はマナスル日本隊の使用した登山靴、アイゼン。



「ヒマラヤの動植物」セクションの雪豹の剥製。シッポをピンと立てた姿が凄い。
その他「世界の山」セクションでは、ヒマラヤ8000m峰を中心に、世界各国の
山々が写真や模型で紹介されていました。