ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

たくましい生命力

2007-07-19 09:17:57 | 花日記

春に、花の終わったデンドロビウムのバルブを切り取って庭の隅に
放っておいたら、枯れずにいつの間にか新しい芽がでてきました。
鉢に差しておくとこの時期に珍しく、小さな花を咲かせています。
自然の力のたくましさには驚きです。


このユリ(カサブランカ)も、去年たくさん花を咲かせた後で、
あまり世話をしなかったのですが、大輪の花を見せてくれました。
あまり大きいので物差しで測ってみると、直径28センチありました。

金魚資料館

2007-07-17 21:29:27 | 矢田だより

「郡山金魚資料館」は新木町の「やまと錦魚園」にある個人所有の
資料館です。


「泳ぐ図鑑・金魚の水族館」では30個の水槽にいろいろな種類の
金魚が飼育・展示されています。


これは江戸錦という貴重な品種の金魚。


金魚に関する古書の展示。「金魚伝」は滝沢馬琴作だそうです。


「金魚養玩草」は1748年刊行の日本最古の金魚飼育法の書籍。


江戸文化の爛熟期、文化・文政の頃からは庶民の間にも金魚愛玩
が広まり、錦絵にも金魚がたくさん登場します。
これは歌舞伎俳優を金魚に見立てた絵で、それぞれの家紋が金魚
の模様に描かれています。

このほかにも民具や大皿などの陶器や団扇など、さまざまな金魚
を描いた器物、また古い金魚養殖器具も保存展示されていました。

ゆっくり見学して外に出ると、大雨のあとだったので増水した小川
に流れてくる金魚を掬おうと、手網をもった子供が川面をのぞき込
んでいます。
引っ越してきた30数年前には、家のすぐ近くの小川でも簡単に
金魚が掬えたことを、懐かしく思い出しました。

梅雨の合間に…(7月17日)

2007-07-17 18:06:54 | 矢田だより
ようやく台風が去ったと思うと、昨日(16日)は大きな災害を
もたらした新潟沖地震。午後には奈良県でも震度3の地震があり
ました。そして、夜は雷をともなう激しい雨…。どうも人間ども
の横暴に地球が怒りを爆発させたようです。


今日もあさから黒い雲が空を覆っていましたが、午後になると
次第に青空が拡がり始めたので、久しぶりに矢田丘陵歩きに
行きました。矢田山に登り、縦走路を松尾山へ向かいます。
久しぶりの陽射しが目にまぶしいほどです。


この時期、野の花は殆ど見あたりませんが、いろんな種類のキノコ
がニョキニョキ顔を出しています。これは直径20㎝近くもありました。


反対に高さ5㎝にも満たない、小さな小さな傘形の黄色いキノコ。


これも同じほどの大きさで、赤褐色のキノコ。他にもいろいろな色と
形のキノコを見ながら、2時間ほど歩いていい汗をかいて帰りました。

金魚のふるさと

2007-07-16 17:36:59 | 矢田だより
いつも歩くのとは反対の方角、東に散歩の足を向けました。
大和郡山市新木町(にきちょう)には、この新木山古墳
(丸山古墳ともいう)があります。


大きな前方後円墳ですが西北部(写真の右側、民家の見える
ところ)には、県道が通っています。こちら側の北と西の部分
が破損している現状です。


ずらりと並んでいるのは金魚池。大和郡山の金魚は藩主・柳沢吉里
が藩士の副業として奨励したことに始まり、明治の初期からは
農家の副業として盛んになりました。


現在、金魚の生産高は全国の約40%、7000万尾で養殖業者は約
70戸を数えます。このお家もその一つ。壁に鏝絵の金魚が泳い
でいます。(続く)

20年前は…

2007-07-15 15:42:29 | 過去の今日
つれづれなるままに…退屈しのぎに…20年前は何をしていたのか
日記を引っ張り出してきました。

1987年7月15日は水曜日、もちろんまだ現役ですからこれと
いって変わったことは書いていません。
前日は、(今年同様)台風の接近で局地的な豪雨。湿度も90%とベタ
ベタの一日だったと…しかし15日は新阪急ビル屋上のビアガーデン
で飲み会をしていますので、台風は無事通過したのでしょう。

17日の日記には、「今夕、裕次郎逝く」と…。
私は同じ1934年生まれですから、彼より20年長生きしていることに
なります。

車山(7月1日)

2007-07-04 10:38:18 | 旅日記
マツモトのヒナコです。
お兄ちゃんとパパとママと奈良のジイジとバババと一緒に
クルマヤマに行きました。


初めてリフトに乗ったけど、ちっとも怖くなかった。
黄色いお花はニッコウキスゲと言って、前にナラジイたちが
来たときはお山全部が黄色に見えるほど咲いていたって…。


でも今はまだツボミの花が多かったです。


お山の上は寒いほどで気持ちよかった。ジイジの後ろの丸い
ところに、ここからぐるりに見えるお山の名前が書いてあります。


お兄ちゃんと別の高い岩に登りました。今日は雲が多くて遠くが
見えなくてザンネン。
お天気が良ければこっちに富士山が見えると、ジイジが言いました。
もう少し大きくなったらジイジやバアバとフジサンに登る約束を
しています。


雲のかかっているお山は八ヶ岳。富士山はずーっと右の八ヶ岳
(編笠山)の裾野の上に見えるそうです。
帰りも白樺湖を見ながらリフトで下りました。

八島湿原(7月1日)

2007-07-03 17:03:11 | 旅日記
梅雨の晴れ間の日曜日、息子の車に乗ってみんなで霧ヶ峰へ
行きました。


八島高原で降りて、湿原を見下ろす遊歩道を歩きました。
前にここへ来たのは何十年前でしょう?何処かの山の帰りでした。
今、レンゲツツジが花盛り。後ろの山は鷲ヶ峰です。


スズランの花が咲いていました。


グンナイフウロはそろそろ終わり近く…


背の低いアヤメは今が盛り…他にナルコユリ、イブキトラノオ、
トウダイグサなどが咲いていました。ニッコウキスゲもチラホラ…。


コバイケイソウが満開になると高原に夏がやってきます。

さわやか信州(6月30日)

2007-07-03 16:35:19 | Weblog

久しぶりに、松本の息子宅へ孫の顔を見に行きました。
お正月に奈良に来てから僅か半年で、二人とも驚く程成長していて、
元気に出迎えてくれました。


郊外の住宅地は色とりどりの花で溢れるばかりです。


孫たちが、すぐ近くのリンゴ畑へ案内してくれました。
つややかな実が色づき始めています。


後ろの山は美ヶ原。中央の高いところが王ヶ頭です。
美しい自然に恵まれた環境で、孫たちはのびのびと過ごしています。