ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

矢田丘陵・霧の朝(2011.07.26)

2011-07-26 15:50:49 | 矢田だより
今日は少し急な道から尾根道を歩こうと、車で家を出て南矢田公民館横に置かせて貰いました。
矢田寺までのアプローチは20分ほど短縮できますが、すぐに坂道を歩き出すので、お寺の石段を登るのが少し辛かったです。
 6時、まだ扉の閉まっている本堂前で参詣をすませて、いったん緩く下って南僧坊谷へ。
そこから急坂を国見台へ登ります。以前、「この道が矢田山系で一番きつい」といった人がおられましたが、確かにいいトレーニングになります。



6時30分、国見台着。この頃はまだ雲が高く、東の山並みが見えています。



稜線は虫も少なくホトトギスやウグイス、それにムシクイの声を聞きながら快調に歩けます。



矢田峠近くのお化けのようなウラジロの群落です。この辺りから日が射すと急に霧が湧いてきました。
また峠からはいつものように蚊やブヨなどの虫が出てきました。



7時10分、まほろば展望所。霧が濃くなり東の山は見えなくなりました。



下りになるとセミが鳴きだしました。ミンミンゼミとヒグラシ。二種類の声で賑やかです。
足元にこんな珍しい形の小さいキノコ。♀ペンが目ざとく見つけました。



7時50分、矢田寺。霧は晴れ陽が射してきました。
昨日激しい雨が降ったので、まさかまだいるとは思わなかった一昨日朝のカブトムシ。
殆ど同じところにじっとしていました。病気かと思いましたが、♀ペンが大きな木の根本に置いてやると、凄い勢いで元気に幹を登っていきます。
これなら大丈夫と、もとの場所の近くに返してあげました。

境内各所のお地蔵さんに手を合わせながら下り、駐車場所に帰りました。
休憩を含めて2時間半、12,600歩のウォーキングでした。