ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

富士登頂~お鉢巡り~宝永山 (9月3日)

2006-09-07 08:23:32 | 山日記

素晴らしい快晴の朝です。5時、新6合目出発。途中、一度の
休憩で順調に八合目に着きました(7時30分)。
一昨年までは向こうに見える鳥居を潜って登った道が、手前側
に変わったようです。


ここで朝食をすませて登り続け、最後の胸突き八丁もクリア、
10時20分、日本最高地点の剣ヶ峰に千日山歩渉会メンバー13名
が全員登頂しました。うち、初めての登頂4人。2度目の方は7人。
ペンギン夫婦(右端)は8度目の山頂です。


山頂からの山岳展望は僅かに雲の上に南アルプスが顔を出して
いるだけで、北アはもちろん八ヶ岳も見えませんでした。
元気な足取りでお鉢巡りに向かいます。


大沢崩れを過ぎて西安河原に下るところでランチタイム。今降りて
来た剣ヶ峰、日本第二のピーク・白山岳を始め、大火口を取り巻く
ピークを眺めながらの贅沢な食事をすませ、久須志岳の北側を捲き、
河口湖についで山中湖を見下ろしながら須走口頂上にきました。
ここだけ小屋が開いていて土産物などを売っています。


銀明水横でコーヒータイムのあと、御殿場口へ下山。
途中、短い距離ですが「砂走り」を体験しました。


視界を閉ざす雲の中に入り100mほど下り過ぎましたが、ザレた
斜面をトラバースして宝永山のコルに登りました。
雲が流れ、大きな山体が現れると、異口同音に「あんな高い
ところから降りてきたんだ…」と感嘆の声が上がります。

宝永山頂を後にして昨日の第一火口にくだり、小屋主の渡井夫妻
と名物の富士宮ヤキソバと生ビールが待つ宝永山荘に帰りました。