カープな毎日

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福井の制球が定まらず逆転負け

2015年05月03日 23時32分28秒 | 試合結果
広 島 021 000 000 3
ヤクルト 004 300 00X 7
勝利投手:徳山1勝
敗戦投手:福井1勝1敗
本塁打:[ヤクルト]荒木1号


 試合開始前に黒田が、故障のため1軍登録を抹消されるという衝撃的なニュースが発表されました。4月27日に「右腓骨筋腱周囲炎」と診断されたとのことで、松原1軍チーフトレーナーによると、症状はシーズンの早い時期からあり、様子を見ながら登板を続けていたが、5月1日の登板では、痛みが引かず投球に支障が出てきているため、登録を抹消したとのことです。
 黒田本人は1軍での登板を続ける意思が強かったようですが、トレーナーの判断によりストップをかけたとのことです。。
 今後は、連休明けに再検査を行う予定であり、現時点では全治不明ですが、最短10日間での復帰を目指すようです。

 状態が上向きかけたところでチームの精神的支柱である黒田が離脱したのは痛いですが、黒田の思いを残った選手たちが引き継いで、この危機を乗り切ってほしいですね。


 黒田離脱のショックを振り払うように、打線が先制点を挙げました。ヤクルト先発の風張が初回に菊池への頭部死球により危険球退場するというアクシデントもあり、2回に2番手徳山を攻めて、無死2塁から犠打に敵失が絡んで先制点を貰うと、更に1死3塁から石原の適時打により、この回2点を先制しました。
 続く3回には2死1塁からロサリオの適時2塁打で1点を追加して、序盤で3点のリードを奪いました。

 先発の福井は、制球が安定せず、初回は2死から2塁打と連続四死球で満塁としながらも、武内を三振に仕留めて無失点で凌ぎましたが、3回に先頭打者に四球を与えると2死3塁から荒木に適時打を浴びて、更に四球を挟んで中村にも適時打を浴びてしまいました。続く大引にも安打を浴びて満塁となったところで交代を告げられました。
 代わった九里が、代打田中浩に2点2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 更に続く4回には、四球と安打で無死1,2塁とされ、1死後荒木に3点本塁打を浴びてしまい、痛すぎる追加点を奪われてしまいました。
 その後、九里は5回と6回を三者凡退に抑え、7回は永川、8回はザガースキーが無失点リレーで繋ぎましたが、打線は4回から登板した古野に4回から6回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。7回に木村昇の3塁打で2死3塁とするも、丸が左飛に倒れて無得点に終わると、その後もヤクルト投手陣に無得点に抑えられて、痛い逆転負けを喫してしまい、借金は再びレッドゾーンの8に逆戻りしました。


 打線がヤクルト投手陣の緊急事態に付け込んで、序盤で3点を奪いながら、福井が踏ん張れず、リリーフした九里もヤクルト打線を止めることができませんでした。
 福井は、2回2/3で4安打5四死球の乱調でした。昨季から制球が安定して四球を連発する悪癖が出ていませんでしたが、今日は久々に出てしまいました。
 2回までは踏ん張りましたが、3回は先頭打者への四球がきっかけになっています。九里の4回の失点も先頭打者への四球が絡んでいます。やはり先頭打者への四球は失点に繋がるということですね。
 黒田が離脱したので福井には奮起してもらいたいです。今日の反省を次回登板に活かして、同じミスをしないようにしてほしいですね。
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