宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「ヨーロッパにない、日本の野党連合政権づくりの動きは期待が持てる」-浜 矩子同志社大学教授 (11)

2020年02月26日 | 野党連合政権への展望

「しんぶん赤旗」は、「政権合意 今こそ」を各界の識者、市民運動にかかわっている方々のコメントを連続して伝えています。

 今日(26日)は、浜矩子同志社大学教授が登場し、専門の経済問題について、「2019年10~12月期の国内総生産は大方の予想を大幅に上回る落ち込み方でした。消費税増税が大きく影響し、土台のぜい弱な『おっかなびっくり経済』がどっと委縮しました」

「すべては安倍政権が『強くて大きな経済づくり』という意識で政策を展開してきた結果です。人びとが慢性的な不安とともに歩んでいかなければいけない経済をつくってしまいました」と安倍政権の経済政策を厳しく批判しました。

 そして、次のように「野党連合政権づくり」について、期待を語りました。

「共産党が呼びかけている野党連合政権は時流に合っています。ヨーロッパでもアメリカでも、二大政党の安定的な対立構図がずっと後景に退き、いろいろな問題意識を持つ人たちが首尾よく連立することができるかが問われる状況です」

「日本では野党の方が時代の流れに合った方向性を模索しています。さらには共産党が連合政権を成功させるという決意をして、たばねたり、根回ししたり、激励したりする役割を買って出ています。こういう動きはヨーロッパにはありません。とてもユニークだし、ヨーロッパよりも一歩進んでいます。期待が持てる状況です」

 同紙の25日付には、「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の川原茂雄さんと落語家の古今亭菊千代さんが登場し次のようにコメントしています。

 川原茂雄さん、「市民と野党の共闘の絆をさらに太く強くしていく政権合意、政権交代を視野に入れた合意づくりは、市民を入れて進めることが必要ではないでしょうか」

「野党間で、市民との間で、一歩一歩醸成されて合意をつくる。そういうなかで、次の国政選挙で政権選択を正面にすえていく。広く訴えて国民の支持を得る。私たち市民の側からもアピールしていきたい」

 古今亭菊千代さん、「野党でまず、『政権を取る』と決めて、やじや暴言を平気で正当化してしまう安倍さんたちを論破する布陣をつくって、立ち向かっていただきたい。狡猾な安倍さんは災害、ウイルスなど、さまざまな国民にとっての危機を、政権維持への恰好のチャンスにしかねない」

「法律だけだけでなく憲法まで勝手な解釈をして、自分たちに都合のよい政治をする安倍政権を早く散らせましょう。”潔くない桜が散るのを見る会”を、私たちが開こうじゃありませんか」

 「しんぶん赤旗」が、「政権合意づくり」の運動、意見の交流、提案、学び合いなどの欠かせない共同の場となっているように思います。