i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

「少しだけ」攻撃

2007-07-07 19:39:01 | ジャカルタ滞在記
このところ、宿舎の食事は一段と量が多くなりました。最初のころから完食するのにかなり苦労しました。
食後、デザートの果物も各自に出てきます。パパイヤ、マンゴー、バナナ、スイカ、メロンなど全部です。

しかも、このところ一番多く使う日本語「少しだけ」と言っては2杯目のご飯を持ってきます。私にだけです。
この「少しだけ」攻撃に私の身体は悲鳴をあげ始めました。履いてきたズボンが入りません。オフィスに行くのに困るので1本買いました。

しかし、もう限界が近づきつつあります。

その時、同居人がナイスな提案をしました。
「少しだけ」攻撃のご飯はおにぎりにしたらどうか。彼は彼女にサランラップ(商品名なので最初は通じなかった。ネシアではプラスチックカバー。)を持ってこさせ、しそ味の「ゆかり」をまぶしておにぎりを作りました。

夜の小腹がすいた時に最適です。

しかし、さすがに気が付きました。ちっともボリュームは変らないばかりか寝る前のご飯は身体に悪いのです。

私は寝るまでの時間が十分取れるように睡眠時間を削ってブログのアップに励むことにしました。

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「差し替え」大作戦

2007-07-07 19:10:08 | ジャカルタ滞在記
ジャカルタのおばちゃん女中は8歳の孤児の時、女中の親玉に拾われて、以降40年間わが社と関わっているのだそうです。そのうち20年はこのジャカルタ宿舎です。

いま20年間、彼女に誰が言っても聞かなかったことに私は挑戦しています。彼女は超ガンコなのです。

二つあります。

一つはゴミ箱へ捨てた空のペットボトルに勝手に水を入れて冷蔵庫に入れ冷やしておくことです。私が来た時も2階の宿泊人用の冷蔵庫は口の開いたペットボトルで一杯でした。誰が「止めてくれ」といくら言っても聞かないそうです。きっと冷えた水は彼女らの最高のサービスなのでしょう。
でも、いつ入れたものかも分かりません。3年前の賞味期限のものがぽろぽろ出てくる状況からは決して飲む訳にはいきません。
また、一気に捨てると今度は口も聞いてくれなくなるでしょう。ショックで自殺するかも知れません。

対策として「捨てる時はつぶして捨てる」か「オフィスに持っていって捨てる」と「冷蔵庫から出して目立たないように捨てる」を併用しています。
全体的な本数があまり変らないように、一番安いペットボトルのアクア(20円相当)を買ってきては目立たないように差し替えしています。

作戦は進行中です。

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貧困層減少

2007-07-07 18:42:28 | メダン(インドネシア)
ネシア2.5億人の17%が貧困層らしいです。

貧困層とは毎日の食べ物に困っている人。もう少し正確には毎日2ドルの収入の無い人です。定義はカロリーだったり基準が色々ですが、それはここの主旨ではありません。

それで今年その貧困層が200万人減少したとのことです。
まさに発展途上でしょうか。
友人が教えてくれました。「BRICSの次はVISTAが注目だ。」
ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、そしてアルゼンチンです。
私が仕事で海外へ行った3国が偶然にも入っていました。

しかし、ゴミ整理(あさり)で暮らす人はあちこちで見かけます。メダンから帰国する時に捨てたゴルフ靴とグローブが1時間後には無くなっていました。日本人宿舎には目を付けていたのでしょう。

また逆に、こちらの人はゴミを公道に「ポイ、ポイ」よく捨てます。車の窓からお菓子の袋やペットボトルなどを交差点で止まっている時などに捨てます。
道路を計画している私には気分の良い光景じゃありません。

彼らに言わせると「街の雇われている掃除係りに仕事を与えているんだ。」と。

モノを大事にする一方、矛盾の多い国です。

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バナナ成長記

2007-07-07 17:17:54 | ジャカルタ滞在記
ジャカルタ宿舎の部屋から見える「隣の家のバナナ」を観察するのが日課になりました。

みるみる大きくなるのです。結構楽しみになります。

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隠し財産疑惑

2007-07-07 02:45:00 | ジャカルタ滞在記
ここジャカルタ宿舎のおばちゃん女中にも困ったことがあります。

応接間での懇親会のあと、宿泊した人が次の日帰国しましたが、ゴミ箱に捨てていった下着類が洗濯されて私のカゴの中に入っていたのです。

モッタイナイ精神にもほどがある、と思うのですが、メダンの女中アモンの気持ちときっと一緒なのです。私は取り合えず黙って保管しておくことにしました。

懇親会に出る料理は豪華なものがありました。さすが海外のエライさんたちの集まりです。しかし、気になることを耳にしました。大量に残るであろう料理は宿舎のご飯として1週間出続ける、というのです。本当でしょうか?

私は直ぐにチェックに入りました。
残ったお刺身、てんぷら、揚げ物、フルーツetc。ボトルのお酒も残っています。
次の日、出てきました。テンペイ(納豆をカラッと揚げたようなもの。ネシアの名物)が煮物の中に形を変えて・・。
また次の日、出てきました。串にあったウインナーが煮物の中に・・。
まあ、火が通っているから大丈夫でしょう。2日間だけでした。
でもボトルは何処にいったの。

それと気になることがありました。毎食マヨネーズを使っているのに減らないのです。つまみのピーナッツは残った量に見合ったビンに入れ替えられ小さくなっていきます。出てきた「もろ味」の賞味期限は3年前でした。

このことから私は一つの仮説を立てました。
「食べ物を貯め込んでいる倉庫がどこかにある。」です。

きっと容器は古いものを大事に使い、新しく買ったお徳用マヨネーズから毎日継ぎ足しているのです。賞味期限切れは誰かのお土産を貯めこんでいるのです(このおばちゃん女中はここに20年いるのです)。お酒は次回の飲み会などの時に途中から加えられることが容易に想像できます。

この仮説を裏付ける証言が同居人から得られました。
「落とした氷を捨てに隣のキッチンに入ろうとしたらエラクにらまれた。」です。

キッチンの奥の部屋がアヤシイです。しかし、知らないままの方が幸せかも。

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UVカット

2007-07-07 01:07:27 | ジャカルタ滞在記
このお話は宿舎の同居人から無断で拝借したものです。ごめんなさい。
埋もれるにはあまりにも惜しいからです。
でも、おおっぴらには出来ません。ギリギリです。

その同居人は何度かネシアの仕事をしているようです。

オフィスで外出前に日焼け止め(UVカット)を塗っている女性のローカル事務員に

「そんなもん塗らんでも、もともと黒いやろ。」

塗り続ける彼女は

「これは女性のたしなみよ。」

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男の料理

2007-07-07 00:38:46 | ジャカルタ滞在記

ここジャカルタの宿舎では応接間に大型テレビが「どかん」と置いてあり、帰宅するとまずテレビのスイッチです。ニュースと青山アナのスポーツを見ながら食事です。

番組で「きよしとこの夜」というのがあります。その中のコーナーでグッチ裕三がゲストのリクエストした食材で一緒に料理を作る場面があります。彼の作る料理は美味しく見えるのです。「いいなあ」と思います。

海外のベテランのおじさんたちは総じて男の料理が上手です。
昨日の飲み会でもゴルフの話題が一巡すると切り出してきました。
「昨晩ね、こちらの熱帯魚もアルミホイルで包んで焼くとオーブンが無くても意外とうまいんだよねえ。コンロで少しずつずらしてね。」
「いやいや、それに大根おろしとレモンを絞ると更に美味しくなるよ。」

こんな会話は少し好きです。

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