じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ドラマ「歪んだ波紋」

2021-02-06 23:34:38 | Weblog
★ NHK BSプレミアムドラマ「歪んだ波紋」(2019年)を観た。原作は「罪の声」の塩田武士さん。

★ マスメディアの誤報、虚報(でっち上げ)が、どれだけ人を傷つけるのか。マスメディアがかつてほどの権威を失い、誰もが情報を発信し、誰もがその受け手になれるネット社会の中で、ジャーナリズムとはどうあるべきかを考えさせられた。

★ 番組は法事の場面から始まる。一癖も二癖もありそうな記者たちがかつての同僚を偲んで集まっていた。すでに引退した老練な記者役を長塚京三さん、イッセー尾形さんが演じる。昔はこういう記者がいたなぁと感じた。

★ かつて「魔女の宅急便」でかわいいキキを演じた小芝風花さん。「美食探偵」の小林苺役も良かったけれど、今回は、見事に出産のシーンを演じていた。

★ 「闇のフィクサー」アンテゾン役の大八木敦史さんも、ハマり過ぎていて、びっくりした。

★ 長塚京三さん、イッセー尾形さん、角野卓三さんに対するは、その子ども世代の松田龍平さん、松山ケンイチさん。名優競演と言ったところだった。

★ ここ20年で時代は大きく変わった。とくにインターネット、スマホと言った技術革新は社会を変えた。その結果か、新聞の購読者数が驚くほど減っている。一方、ネットニュースやSNS、ユーチューバーなど、新たな媒体の躍進が凄まじい。

★ 受け手のメディアリテラシーがより一層求められる時代になってきたようだ。
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