じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「ムーンライト」

2019-02-26 23:36:41 | Weblog
★ 映画「ムーンライト」2016年)を観た。

★ 全体は3部で構成されていた。第1部は、幼少期のシャロン。あだなは「リトル」。同級生から激しいいじめに合っていた。母親は麻薬中毒で、体を売って金を稼いでいた。ある日、シャロンはキューバ人で麻薬の売人であるファンと知り合い、心を開いていく。

★ 第2部は、十代になったシャロン、「おかま」と罵られ、相変わらずいじめは続いている。いじめっ子たちに命令され、唯一の友人ケヴィンはシャロンを殴る。傷ついたケヴィン。遂に堪忍袋の緒が切れる。しかし・・・。

★ 第3部、シャロンは麻薬の売人になっていた。レストランで勤めるようになったケヴィンから電話をもらった。二人だけの秘密がフラッシュバックする。

★ 第89回アカデミー賞(2017年)受賞作。授賞式のドタバタは周知の通り。「ラ・ラ・ランド」なら順当だろうが、渋い映画が選ばれたものだ。トランプ氏が大統領に選ばれて、それへの反感、危機感が込められているのだろうか。

★ 芥川賞同様、小難しい作品が選ばれるようになったなぁと思ったが、時代性を遺産として残すのも映画の使命か。

★ 病んでいるアメリカを描いているようでもあるし、根底には「愛」が描かれているように感じた。
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今年度最後の山場

2019-02-26 21:48:23 | Weblog
★ 京都府の公立高校は中期テスト(公立受験者の半数以上が受験)が3月6日。そしてうちの校区の中学1・2年生の学年末テストが、4日、5日、6日の3日間。この時期、高校も学年末テストということで、今年度最後の山場になりました。

★ 今年度、うちの塾生の場合、高校受験生12名中すでに8名が私立専願や公立前期で決まっているので、あと4名。この4名の合格を勝ち取れば晴れて1年の終りです。

★ 中学1・2年生それに高校生、3学期は中間テストがないので(1部の学年ではあったようですが)、学年末テストの出題範囲が広い。あと5日間でどこまでできますやら。

★ 最後の力を振り絞って頑張りましょう。
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映画「ROMA/ローマ」

2019-02-26 05:11:35 | Weblog
★ 映画「ROMA/ローマ」(2018年)を観た。アカデミー賞の外国語映画賞を受賞したという。

★ 1970年のメキシコ。中流階層の家族とそこで働く家政婦の日常。クレオという家政婦を中心に描かれていた。

★ モノクロ。しかしその陰影が美しい。

★ かつての日本にも同じような風景があったのかも知れない。旦那様や奥様がいて、お坊ちゃまお嬢様がいて、下男下女がいた時代。

★ 雇用主の家族と家政婦。明らかに民族の違いがある。雑然とした街の風景、学生の抗議運動と私兵組織による殺戮。経済危機に陥るメキシコの混乱が感じられる。

★ 一つ一つのカットに思いが込められ、何気ない街並みの撮影にしても難しいカメラワークが駆使されている。ドラマではあるが飾り気のないドキュメンタリータッチで描かれているように感じた。クレオの素人さが良いのかも知れない。
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