じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

森絵都「彼女のアリア」

2019-02-14 18:27:23 | Weblog
★ 森絵都さんの「アーモンド入りチョコレートのワルツ」(角川文庫)から「彼女のアリア」を読んだ。

★ 「ぼく」は不眠症の中学3年生。球技大会に出る気力も体力もなく、倉庫同然になった旧校舎にしばしの避難。そこで聴こえてきたピアノ曲。同級生といっても顔見知りでもなかった藤谷りえ子がバッハの「ゴルドベルグ変奏曲」を弾いていた。

★ 藤谷りえ子も不眠症で、その原因をー藤谷一家、いや藤谷一族が直面している大事件をー彼女は語り出した。

★ やがて「ぼく」の不眠症は治るが彼女には治っていないと言い張る。一方で彼女の波乱万丈の物語はますますミステリアスに。縮まっていく二人の距離、それがある時、バッサリと絶たれる。

★ そして卒業式の日。二人はどうなるのか・・・。このまま知らぬ同士になってしまうのか、それとも。

★ バッハの曲を背景に聴くと心地よい。

★ そう言えば、今日は「ハッピー・バレンタイン」だ。
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映画「プレステージ」

2019-02-14 01:00:28 | Weblog
★ 映画「プレステージ」(2006年)を観た。

★ かつて同じ師のもとで修業をしていた若手マジシャン、あることがもとで反目しあう。ライバルであるとともに、お互いを憎しみ合う。

★ 一人のマジシャンは瞬間移動マジックで自らを犠牲にしてライバルを死刑台に送る。しかしこれにはトリックがあった。

★ トリックの後に更なるトリック。振り返ってみれば突っ込みどころはあるが、そこはマジック。心地よく騙されましょう。
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