あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

麻生総理への漢字バッシングは収束の方向へ

2009年04月14日 22時05分41秒 | 政治(麻生政権)
 俺は古くからのネットユーザーだ。

 当時はパソコン通信だったんだが、暗黙的に存在する「ネット上でのルール」は、大きく変わってはいないように思える。いわゆるネチケットという奴。

 それが、俺が散々言っている、

「過ちを犯した場合、自ら非を認め、仰々しく謝罪せよ」

 という奴だ。
 発言の削除も滅多に発生しなかった。発生した場合、「これこれこーゆー理由で削除しました。不快に思われた方、お詫びします」みたいな発言と共に、

「自ら犯した罪を抹消する事無く、自分の発言を削除した」

 ものである。
 もう20年以上前の話になるんだが、俺は、ついうっかり「HDD内に、売っぱらったと思ってたゲームが消されずに残ってた」みたいな発言をして、当時の掲示板運営に注意された事がある。

「ゲームのコピーを残し、ゲームを中古屋等に売却するのは問題ある」と。

 当時パソコン通信にハマりつつあった俺は、発言を消す事無く、自宅のHDDにあったゲームのアンインストールをしたと書き込み、謝罪をした。

 当時の常連達は、「彼(俺のこと)がこの世界の常連になっていくかは、この発言で決まるであろう」と、裏で俺の発言を注視していたと、後に語ってくれた。

 そして俺は…。この後。
 どっぷりと、この「文字の世界」にはまっていったのである。

 ネットは、特に書き込みを行うようになってから…つまり参加するようになってからは、村社会だと実感している。
 昔から、掟を犯したものへの制裁は存在した。今でいう「祭り」のようなものである。

 俺も、まさかここまでの影響力を持つに至るとは思いもよらなかったネット。
 ここまで影響力が増してしまうと、マスコミ連中も積極的に介入せざるを得ず…。そして、マスコミはこの世界に順応する「資質」がなくても、でかすぎて排除しきれないというのが、現状なのではないかと思う。

 …前置きが長くなったが、要するに麻生総理に向けた、「弥栄(いやさか)」の読み間違いバッシングの事である。

 【未来検索】産経新聞「麻生がまた誤読した」と報道するも誤読ではなかった!該当記事は削除

 【痛いニュース】TBS社員、「弥栄」で麻生首相を罵倒→「いやさかえ」であってると指摘されても謝罪せず

 これで2回目だ。
 1度目は、ウチでもエントリしたが丸岡いずみさんの「心遣い」。
 どっちも、今に至っても徹底的に謝罪しない。(あるいは誰も見てないような小さなスペースに謝罪を載せるんだが、こんなのは謝罪のうちに入らない。だってみんな謝罪してたの知らないでしょ?)

 謝罪の仕方も悪い。毎日変態新聞のような、聞いている方が首をかしげたくなるような、偉そうな謝罪。
 最近では、スケープゴートを用意したとは言え、朝日新聞の謝罪ぐらいだ。まともだったのは。

 今の調子で行けば、いずれはマスコミ連中も順応せざるを得なくなるだろう。記事にWikiのノートのような修正履歴がつき、記事が最低1年以上消されずに残るようになるあたりがターニングポイントだと思う。


 話は変わるんだけど。
 この麻生漢字バッシング、2回とも、現在一般的ではない本来の読み方を利用した、麻生総理のクールな罠というか逆襲じゃないかと思ってるんだけど。
 いやあ流石にそれはないかなぁ。わざとの可能性ってあると思うんだけどな。

 ちなみに俺は、「ふたかみやま」とか「くだら・しらぎ」とか「いおうとう」とか(略)は、どんなに周辺が「にじょうさん」とか「ひゃくさい・しんら」とか「いおうじま」とか(略)と言おうが言い換える気はなかったりする。