卍の城物語

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AOMORI ROCK FESTIVAL '10  ~夏の魔物~

2010-08-21 21:24:44 | ロックライブ
「AOMORI ROCK FESTIVAL'10~夏の魔物~」に行ってきた。
(この記事書いてる時間もまだ終わってませんけどね)

毎年ながらの、そんなにでもないな~ってラインナップでお送りするアオモリロックフェスでございますが、今年も変わらずのマイナーっぷり。
なのに、今年はまさかの2デイズ!!

1日目は地元のアマチュアバンドと、インディーズ系の若手バンドが出演。
2日目は結構有名どころ、そして古株どころの出演。

1日目は行けてないけど、注目されてるバンドも結構多い。
個人的に観たかったのは「The Mirraz」「Droog」「SISTER JET」「QUATTRO」「a flood of circle」「LAZYgunsBRISKY」とか。あと若手じゃないけど「つしまみれ」も。
いや、1日目の方が魅力的だったかも・・・。
やっぱりロックって若者の衝動的なパワーを発する音楽じゃん。どっちかっていうと若さ漲るライヴアクト観たいじゃんか。ベテランの落ち着いたロック聴いてもなぁ(それはそれでいいんだけどさ)

1日目の注目バンドたちが2日目に出りゃいいのによ、と不満に感じながら臨む2日目です。

開演9時半なので、朝ゆったりと起きて会場の「つがる地球村」に向かう。

まずオープニングアクトが主催者がボーカルのバンド「THE WAYBARK」なので、これは観なくてもいいから次の「神聖かまってちゃん」目当てだった。

地元なのにちょっと道を間違って、会場着いたら10時。そしたらもう「神聖かまってちゃん」演奏してた。

神聖かまってちゃんはボーカルのの子を中心とした4人組みバンド。
自身のホームページにて新曲を動画とともにアップし、その奇妙な言動が話題になってる。

で、その曲終わったら、最後の曲だって!!30分しか経ってないのになんでだ!?(ウェイバーの演奏とか転換含めても早過ぎる)
で、メンバーが「最後の曲何いい?」って観客に聞いてきた。決めてないのかよっ!?と思いながら、観客たちは「ロックンロール!!」の声が多く聞こえた。そしてそれに応えてくれました。
おぉ、あの名曲まだやってなかったのか!天の助けだ。
そんなわけで最後の曲は「ロックンロールは鳴り止まないっ」です。これはロックの名曲です。
ま、これ聴けたから良かった。

結局2曲しか聴けなかったけど、かまってちゃんの感想。
新人ってのもあるので、演奏はイマイチ。の子も自認してたし。
パンクバンドだから演奏関係ない、って開き直るような位置にいるわけでもないので、今後とも演奏力身につけて欲しい。
で、の子は想像するほどキモチ悪くなかった。でも言動はキモチ悪かったけど面白かった。
MCはメンバー全員にこやかに喋るのが好印象でした。
今後機会があったらもっと観たい。

そして、これから続々アーティストが登場していきます!!
でも、観たいバンドが当分いないので、出掛けるという・・・。
五所川原まで行ってラーメン食って、森田村のマイナーな温泉に入ってゆったりするという、ロックフェス中に通常は考えられない行動だけど、アオモリロックフェスなんてこんなもんでいいのだ。
例年は友人と一緒に臨んだこのフェスだが、今年は1人で観る事になったので気軽に出かけてました。

で、帰ってきてまず見たのが「iLL」です。
イルは元スーパーカーのナカコーのソロプロジェクトです。
ライブでは普通のバンド構成なのが驚きでした。

ライブでは3曲しかやらなかったけど、全部知らない曲だったし、スーパーカー時代から変わらずの声量のなさったら・・・。
スーパーカーのライブもこんな感じだったのかしら?(でもスーパーカーは名曲が多かったから盛り上がっただろうが)
そんなわけでそんなに盛り上がらず終了。
唯一、キーボードの音がメロトロンの音みたいで、優しい電子音だったのが好印象だった。

続いては「フルカワミキ」登場!!
彼女も元スーパーカーですね。なので、好きだったスーパーカーがこのアオモリロックフェスで復活です!!だってバンドメンバーのギターはナカコーが担当するのだから。

初めてミキ生で観たけど、めちゃめちゃ可愛いです。
相変わらずの猫顔してて、しかも顔とても小さい!アイドル顔負けである。

曲は「Coffee&SingingGirl!!!」から始めたのでそりゃ盛り上がる。
あとは知ってる曲もあったけどそんなに定かではなく、シングルはやらなかったと思う。
それでも満足なステージでした。

バンドメンバーが、ミキがベース、ナカコーがギター、他にベース、ドラム、打ち込みのリズムボックスと、リズムが厚過ぎるのが気になったが。

スーパーカーのライヴ観れなかったので、ここで観れて嬉しかったです(違うもんだけど)。
これにいしわたり淳治が来たら最強だが、多分仲悪いから無理な話である。

長めの休憩して、次に迎え撃つのは「ミドリ」である。
結構有名なのでスタンディングゾーンの客は多かった。

後藤まりこはセーラー服を卒業したので、普通のTシャツでした。

ライブは「ゆきこさん」「どんぞこ」他。ま、全部知ってる曲で、5曲やったか。
最後はごまりが観客席中央部まで歩きながら歌ったのが印象的でした。

ちょっと前は好きでミドリよく聴いてたけど、正直飽きちゃった・・・。ま、パンクってそういうもんだよね。しょうがない。
ごまりのライヴアクションって恐すぎるのもあるし・・・。パンクだから当たり前だけど。

で、ちょっと仮眠してから観たのが「人間椅子」である。
青森出身のベテラン3Pハードロックバンドです。もちろん初めて観る。

小学校から中学校あたりにABAで「人間椅子倶楽部」という番組あった。日曜日の深夜に放送してた。
いつもザッピングしてると気になって、でもいつもトークコーナーを数分しか観たことない。
後半にライブコーナーがあったらしいが、観た記憶が無い(多分全日本プロレスを観てたからだと思うが)

肝心のライヴであるが、知ってる曲はもちろんゼロだけど、さすがベテラン、堂々たるもんだった。
芯が通ってて、抜群の安定感を持ちつつ、ギターテクもすごい。
ポップさ全然ないけど、全然飽きない、楽しいライヴだった。

続いてこの人間椅子をバックバンドに引き連れて「ROLLY」が登場!
ド派手な衣装が胡散臭いけど、それが逆に彼の魅力だね。

「すかんち」の曲を中心にやったらしいが、すかんちの曲知らないので盛り上がらなかったが、まぁ、演奏が面白かったので良しとする。

この時点で18時半近く。
でもアオモリロックフェスはまだまだ終わらない!!ここからまだ8組も控えてる。いつ終わるんだって話である。
ま、でもこれ以降観たいアーティストいなかったので帰りました!!

ほんの一部しか観てないけど今年のアオモリロックフェスの感想。
ま、いつもどうりのアーティストのマイナーさは否めないし、今年は特に目玉がいなかったかなと。
去年は「サンボマスター」がいたし、一昨年は「くるり」と「ブラフマン」がいたし・・・。

そしてあいかわらずのセキュリティーの甘さ。
チケットなくても余裕で会場に入れます。警備も薄々。
さらに駐車場の誘導も完全に人員不足だし。
会場の観客席の禁止エリアに入っても注意されるわけでもなく・・・。
他のフェスなら考えられないけど、トラブルもなかっただろうからそれがアバウトでピースフルだからいいじゃないかと言われればどうなのかな?

誉められるところは、飲食ブースの料金の安さ。
食べ物は買わなかったけど、冷えたドリンクが150円って、普通の値段だしね。

あと、ゴミ拾いのスタッフ頑張ったなぁ。ゴミ落ちててもすぐ回収してたからきれいだった。さぞ暑かったろうに。

そう、この日は32度くらいあったのかな?
暑くて会場にいたくなかったから、あんまり多くのライブ観なかったのもある。

そしてこの日も頑張ってたのが「アントーニオ本多」である。
転換中のMC担当の小太りのプロレスラーです。
この人かなりの博学で、話面白いんだよね。だからライブより転換中のMCがメインだったりする時ある。
今日はあんまり観なかったけど、面白いトークでした。ま、でも全体的にすべってた感もあるが、転換中にアーティストに気を遣いながら、邪険にされながらあそこまでトーク出来たら誉められて然るべきである。
今年もありがとう、本多よっ!!

そんなわけで、今年は例年より盛り上がれなかったアオモリロックフェスでした。
こんな事言ったら元も子もないけど、何せ数週間前にロックインジャパンフェスに行ったばかりだからねぇ・・・。そりゃ目劣りしてもしょうがないわな。

来年は2日に分けないで、人気はなくても、勢いのあるアーティストを1日に集中させてやって欲しいなぁ。

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