卍の城物語

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チャットモンチ-『顔 to 顔 ツアー』

2010-05-24 00:13:41 | ロックライブ
超豪華二本立て企画の土曜日、前半は平泉の中尊寺に行き(後述します)、後半は仙台でチャットモンチ-のライブでございます。

中尊寺を堪能した後、仙台市内のライブハウス「仙台ダーウィン」へ。
アーケード街のナントカ通りのナントカビルの地下にあるライブハウスで、開場2時間半前からグッズ販売してたので、黄色のTシャツ購入。

その同じビルの2階にロイヤルホストがあるので、そこで友人の知り合いの、うら若き美女と待ち合わせして、ちょっと会話してから(自分はえっちゃん並みに人見知りなのでほとんど喋らなかったけど・・・)、3人で会場入り。

ダーウィンは400人弱のスペースらしいが、その日は370人ほどで埋まった。
なぜかこの日は異常に男の客が多かったが。

知り合いの女の子があっこちゃんサイド(ステージ下手)で観たいというので、何か変に気を遣ってしまって、チャットライブ定位置のえっちゃんサイド(ステージ上手)ではなく、あっこちゃんサイドで観ることに・・・。
ま、えっちゃんサイドはもちろん人気なので混んでたから仕方なし。

チケットが130番台だったけど、頑張って前から4列ほどへ。
そんなこんなで開演です。

アメリカツアーで使ったのかどうかわからんけど、英語のアナウンスにて登場!
チャットの3人の衣装は、上に青のカーディガンを羽織って(カーディガンは暑いからみんなすぐ脱いだけど)、その下に赤の水玉の半袖シャツのお揃いで決める。

セットリスト
1.RPG
2.湯気
3.リアル
4.推進力
5.迷迷ひつじ
6.小さなキラキラ
7.three sheep
8.風
9.臓モツさんのうた(ご当地ソング)
10.Good luck my sister!!
11.片道切符
12.決まらないTURN
13.春夏秋
14.手の中の残り日
15.意気地アリ
16.コスモタウン
17.愛捨てた

アンコール
1.とび魚のバタフライ
2.シャングリラ
3.バスロマンス

3月にリリースされた「表情<カップリングコレクション>」はその名のとおり、カップリング集アルバムであり、今回のツアーはそのカップリングアルバムをリリースしてのツアーであり、しかしながらツアー前の宣伝文句は、ライブではカップリングしかやらないというものであった。
カップリングといえば、日の目の当たりにくい隠れた佳作という立場の曲にどうしてもなってしまうが、そもそも作り手からいえば、全ての曲は精魂込めて作ったわけであり、カップリングに入れる為だけに作った曲ではないわけ(中にはあるかもしれないけど)で、たまたまその当時のタイミングでシングルと一緒に収録されただけの曲に過ぎない。
ちょっと弱い、といえばそれは認めざるを得ない側面もあるのだけれど・・・。
でもチャットモンチーのカップリングは名曲が多いのだ!!これは間違いない。

ライブスタートは「RPG」から!
目の前のアッコちゃんのベコベコベースが唸ってるぜっ!

続いてキラーチューンの「湯気」。
シングルに負けず劣らずの超名曲はもちろん盛り上がらない筈もなく、序盤からテンションMAXである。

よく見えなかったけど、「小さなキラキラ」や「three sheep」でクミコはサンプラーを使ってたと思う。

それに続いて「風」では、アッコは自前のiphoneの楽器アプリで演奏。
ま、面白い試みではあるが、正直、「七夕ライブ」の時みたいに、間奏部だけキーボードを弾く、あの演奏して欲しかったんだけどね。

曲後、MCパートかな?と思ってたら、すごい企画が始まった。
それは「ご当地B級ソングを作ろうのコーナー(確かこんなタイトル)」です。
B面ばかりの演奏って事で、ご当地のB級なモノを観客から教えて貰って、そのモノのイメージから即時作曲するという画期的なコーナーです。

そのフレーズがこちら
1.気仙沼ホルモン←気仙沼あたりで食われているらしいモツ?
2.仙台幸子(せんだいさちこ)←ゆるキャラ?
3.SS30(エスエスサーティ)←ビルの名前?
という、青森人にはちっとも馴染みのない、よくわからんけど浸透さがB級って事で、この3つのフレーズのインスピレーションから、3人が話し合いながら作詞作曲していく。
曖昧な記憶だけど、歌詞を書いてみます。

♪気仙沼、ホルモンが、届いた臓(届いた臓)
♪仙台幸子に届いた臓(届いた臓)
♪SS30!!(SS30!!)×3、届いた臓(届いた臓)
♪SS30!!(SS30!!)×3、届いた臓~

注・()内は観客のコーラスね。「臓」は「ぞう」の当て字ね。

前半はミドルテンポなポップソングなのに、後半はヘッドバンキングよろしくなパンクロックへ。
そんな、今日のライブの客しか聴けなかった貴重な曲でした。
全国ツアー各所でご当地ソングを作ってるみたいですね。
カップリングしかやらないセットリストという事で、ライブを盛り上がせる為にこんな企画をやるとは、さすがチャットはサービス精神旺盛甚だしいですよ。

そのご当地ソングに間髪入れずに「Good luck my sister!!」。もちろん盛り上がりますよね。

そして、個人的に大好きな曲が「春夏秋」である。
えっちゃんの作詞曲なので、ちょっと暗い感じがあるが、それがまた重い想いとなって伝わってくる。
後半部のエモーショナルな歌い方、そしてコーラスも素晴らしい。

続いて「手の中の残り日」もえっちゃんの作詞曲。
これもまた名曲と呼べうるラブソング。
アウトロのヘビネスな演奏は痺れる。

さらに続いてキラーチューンの「意気地アリ」。
問答無用のポップソングであり、女子だろうが男子だろうがもちろん盛り上がらないわけがない。

本編最後は「愛捨てた」で〆。

アンコール要請は「SS30」コールなのが笑えましたが、それに応えて再登場。
クミコが個展やるとのお知らせと、もうひとつの大発表が、シングルが10月にリリースされるとの事。
客がみんな「イエーイ!!」って喜んでたけど、自分は「えー!?」って心の中で叫んだ。だって、10月って遅すぎるでしょう。5ヶ月後だよ。
ま、そんな事いっても楽しみにしましょう。

アンコールはまず「とび魚のバタフライ」。
あくまでアンコールだからシングルやっていいでしょうって事で。
みんなでクラップハンドしました。

続いて「シャングリラ」も。
3ピースで作るダンスホールロック!!もちろん踊りました。
当たり前だけど、会場が一番盛り上がってた。

最後の最後は「バスロマンス」で〆。
チャット史上最もポップな曲で、正直そんなに好きじゃない・・・。
でもえっちゃんとアッコの立ち位置変わるパフォーマンスとか面白かったけどね。

以上にて終了。
そして恒例の記念撮影、は何と、やらなかった・・・。ショック!!
今後もうやらないのかな?そう思うと残念である。

アッコちゃんサイドに居たはずなのに、最後あたりはもう真正面に陣取っていたのは、出切るだけえっちゃんを近くで見たいとの意志からそうなったのかも。

そんなわけで、カップリングだろうがなんだろうが関係なく、やっぱり最高のライブでした。
今後のライブでは二度と聴けないであろう多くの曲が聴けた事はとても嬉しかった。

遠い遠いシングル発売を待ち侘びながら、今後も命を賭けてチャットモンチーを応援していきます。

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