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卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

お食事処 えびす

2013-01-28 00:29:56 | 食堂・食事処
THE BAWDIESって良いバンドだから日本語の歌詞で歌えばもう少し売れると思うんだけどな。
そもそも日本のバンドが英語詞のみで歌ってるのが理解できない。
伝えたいものが無いならインチキ英語でいいかもしれないけど、少なくとも真面目にロックやってたらそんな考えには至る筈は無い。
極端に言うと、日本語:英語の割合が1:9でもいいわけ。
EGO-WRAPPINもBRAHMANも今では日本語中心の歌詞になったのはやはり伝えたいものがあるからでしょう。
セールス的にも絶対日本語詞の方が売れるに決まってるし、プロデビューしたなら少なくとも売れる努力をしないといけない。
英語詞でメロコアやってる連中がスタイル重視で大した思想信条も無く努力もしないでロックバンド面してるのが一番腹立つ。ま、どうでもいい話。




先日こちらの「えびす」に行ってきました。


場所は、弘前市城東の県道109号線のトヨタカローラや閉店したヤマザキデイリーのある交差点を小比内(さんぴない)方面へ曲がって暫く直進する。
踏み切りを越えて、右手のファミリーマートが見えたら100mほど進むと左手にあります。



結構昔からあるらしい和食が中心の食事処です。


前から存在は知っていたが初めて入ります。


玄関前にサンプルが置かれています。



店内に入ると電気が消えていました・・・。休憩中!?
でもすぐ主人が出てきて「どうぞ」と電気つけてくれました。

入店したのは16時頃だったので客はいなくて当然ですが、通し営業しているけど夕方時間は節電しています。
なので暖房も点いてなくて、入店してからストーブ点けたので寒くて寒くて・・・(風邪引き中)


店内はカウンターが4席、テーブル席4人掛け1ヶ所、座敷席4人掛け5ヶ所です。



50代ほどの夫婦とみられる2人でやってます。



ラーメンメニュー
「ラーメン(450円)」「チャーシューメン(680円)」
「タンメン(650円)」「五目ラーメン(650円)」「みそラーメン(580円)」
「ざる中華(530円)」「冷やし中華(720円)※夏季限定」


その他のメニューは定食類、お重もの、手打うどん、そば、カレー、サラダ、てんぷら、刺身などあります。



今回は一番人気という「五目ラーメン」と「おにぎり」を注文しました。計780円也。



スープは醤油ベースで、トロトロの餡が掛かっている広東麺みたいな感じ。

麺は細麺。

具は海老、イカ、豚肉、ハム、ゆで卵、白菜、もやし、人参、竹の子、グリーンピースと五目以上に具沢山入っております。


この手の広東麺とかは邪道だ!と今まで思って避けてきましたが、意外にもとても美味しかったです!
ボリュームもあるし、650円にしては安いと思います。


昼時はそれなりに客がいるだろうが、時間も時間だったので客ゼロで店内がシーンとしていて、夫婦も会話も無く黙々と作業していてなんか気まずい雰囲気が・・・。
店内が寒いからますます冷え切った感覚を覚えたが多分思い違いでしょう・・・。

でも味はとても美味しかっですよ~。



オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆★(3.5)


住所・弘前市小比内4-6-1
電話・0172-28-2307
営業時間・11:00~20:30
定休日・毎月第3火曜日

惣菜さとう

2013-01-21 00:25:50 | 食堂・食事処
は~、社交的になりたいわ。
いや、やっぱり好き勝手に生きる!ま、どうでもいい話。





先日こちらの「惣菜さとう」に行ってきました。


場所は、弘南鉄道弘前学院大前駅から下りてすぐ道路に出ると目の前にあります。


駐車場は無いので、駅とスーパー兼用の駐車場をお借りしましょう。



弘前大学や弘前学院の大学生(特に男子運動部)御用達のボリュームが売りの食堂でもあり、テイクアウトの惣菜や弁当も売ってる店でもあります。


食事処の入り口はテイクアウトの左側にあります。
ここは初めて入ります。


60歳くらいの店主ひとりでやってました。


店内はカウンターが6席と、テーブル席2人掛け3ヶ所と4人掛け1ヶ所あり。


店内寒過ぎ!!暖房など全くついておらず、料理出てくるまでジャケット羽織ってました・・・。
帰り際になってようやく店主がストーブつけてくれましたが。


そして店内はかなり油臭いです。
温泉用語でいうところのサラダ油臭ですかね(笑)


壁には有名人らしきサインもあるが、ほとんどが誰やねん!?とツッコミたくなるような名も知らぬ大学生のサインが飾られています。

そして山ほどあるメニューが貼られています。


メニューは本当に山ほどあるので割愛します。

弘大生が考案した定食や、各種メディアが取材にきた時に考案された公認メニューとかいろいろあります。

でも9割方のメニューは揚げ物ですよ!


定食ものは600円~で、ほとんどが600~700円代で、巨大メニューになると値段もアップ。
一番高いのでも1100円。

丼物は500円~あります。

その他単品の惣菜(揚げ物)も各種あり。


全体的に量が多く、ご飯も男性は大盛りにしてくれるけど、その分食べ残すと罰金らしいです。



今回は「笑ってコラえて!?」定食を注文しました。750円也。

番組で取材にきた記念に出来たメニューで、日本テレビ公認です(笑)


ご飯の量を店主に訊かれます。
「うちは他の店の2倍あるけど普通でいい?」と言われたので普通にしました。


ワンプレートでやってきました。

巨大メンチカツ、ヒレカツ、カニクリームコロッケ、からあげ×2の揚げ物に、ポテトサラダとキャベツの千切り、そしてご飯です。

巨大メンチカツは箸で割らずにかぶりつくように言われましたが、なるほど中のメンチをあえて柔らかくしているためにジューシーに仕上がっているからとろける感じになってます。
しかし巨大すぎる・・・。

ヒレカツはそれほどでも無いサイズだけど、ロースじゃなくてヒレにこだわってます。

カニクリームコロッケもトロトロで美味です。

からあげは部位によるのか、結構固めでした。
生姜が結構効いてます。それが2個入り。

時間の関係もあるだろうが、サラダ油はかなり使いまくったであろうから、揚げ物の状態はそんなに良くなかった。


ご飯は他店の2倍と言ってましたが嘘です。3倍はあります!
少し柔らか過ぎの炊いてるのが逆に腹にきた・・・。


付け合せに切干大根の煮付けと、豆腐と油揚げの味噌汁も付きます。


風邪で体調悪いのに頼むメニューではなかったと後悔先に立たず・・・。
しかも仕事の時間が差し迫っていたので、量もさることながら時間とも格闘しなきゃならずに、大食いと早食いせにゃならずに結構苦痛でした(笑)
ま、何とか完食したけどね。
ボリュームは凄まじかったけど、体調良かったら楽勝だったと思います!


やはり揚げ物が好きな若い男性なら満足行く店でしょう。

揚げ物の聖地のこの店がこれからも永く続いていってほしいですね。



オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆★(3.5)


住所・弘前市中野1-11-12
電話・0172-32-0807
営業時間・10:00~20:00
定休日・水曜日

田沢食堂

2013-01-04 14:10:00 | 食堂・食事処
落花生焼酎「ぼっち」飲んだけど、そんなにピーナッツピーナッツしてない風味でイマイチだったな。
それにしても正月飲み過ぎた・・・。せっかく1ヶ月摂生してたのにチャラになったべな。
今日からまた禁酒しようっと。ま、誘われたら飲むけど。ま、どうでもいい話。




先日こちらの「田沢食堂」に行ってきました。


場所は、弘前市茂森の通りの禅林街入り口の交差点近く。
「東奥信用金庫」や「カネタ玉田酒造」がある通り沿いにあります。



弘前を代表する老舗の大衆食堂です。


なんだかんだで5年振りに訪れます。


店内はテーブル席4人掛け5ヶ所と、座敷席は40席以上あったような。



店員はオバちゃんが3人いました。
主人らしき人は外で雪かきしてましたが。



ラーメンメニュー
「中華そば(350円)」「中華そば小(280円)」「チャーシューメン(500円)」
「塩ラーメン(400円)」「五目ラーメン(450円)」
「みそラーメン(400円)」「五目みそラーメン(450円)」
「カレー中華(450円)」

各種大盛り100~150円増し。


その他のメニューはそば・うどん(280円~)、丼、定食、ごはん物などいろいろありますが、ほぼ激安価格。



今回は「中華そば小」と「チャーハン」を注文しました。計710円也。


まず中華そばの小です。

スープは動物系と魚介のバランスの取れたしっかりと出汁の効いてるもので、食堂のラーメンって味ですが、意外とレベル高い。

麺は中細ストレート麺。
しっかり自家製麺です。

具はメンマ、ねぎ。
小サイズはチャーシュー抜きです。

小でもそこそこボリュームあります。


続いてチャーハンです。

豚肉、玉ねぎ、玉子の具に、グリーンピースと紅生姜がトッピング。

ちょっと炒め過ぎな感もありましたが、ごはんパラパラでした。



そんなわけで美味しかったです!

中華そばなんて280円ですよ!!単品なら弘前一安いかも。
でも普通サイズでも350円だから、量的に普通にすりゃよかったです。


久しく訪れてなかったのを後悔したくらいです。

お財布が寂しい時は庶民の味方のこちらの食堂にお世話になりましょう。



オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆


住所・弘前市大字茂森町97
電話・0172-33-2969
営業時間・10:00~18:30(土曜・祝日は~16:00) 
定休日・日曜日

ごはんやテーブル さんくまむ

2012-10-30 00:23:43 | 食堂・食事処
オシャレなカフェとか雑貨屋とかってBGMでよくボサノヴァかかってるじゃない?
でも未だにボサノヴァがオシャレだと思ってる感性がもはやダサいよね。
生誕の地ブラジルではボサノヴァは日本でいう歌謡曲みたいなもので、若い人はほぼ誰も聴いてないという・・・。ま、どうでもいい話。



先日こちらの「さんくまむ」に行ってきました。


場所は、弘前市青山のユニバースから岩木川方面へ200mほど進んだ信号のある交差点の角にあります。


こちらは定食屋ですが、惣菜や弁当の持ち帰り、更に配達までしている飲食店です。


3年振りに訪れました。

営業時間が短くなったのを入店の時に知り、ラストオーダーギリギリの21時半に何とか注文できました。



初めて入る人は戸惑うかもしれませんが、まず左手に惣菜やら弁当が並んでおり、セルフサービスでお盆にとって(後からレンジでチン)からレジにてお会計でもいいし、上に掲げられているメニューを注文する事も出来ます。


久し振りに来たら結構ラーメンメニューが豊富になってました。


ラーメンメニュー
「中華そば(450円)」「こくまろ中華そば(500円)」「かつお中華そば(500円)」「チャーシューめん(650円)」「ネギチャーシューめん(680円)」
「塩ラーメン(450円)」「タンメン(580円)」「広東麺(650円)」
「みそラーメン(600円)」「こくまろみそラーメン(650円)」「みそチャーシューめん(780円)」「ネギみそラーメン(700円)」「ネギみそチャーシューめん(880円)」「辛みそラーメン(650円)」「辛みそチャーシューめん(830円)」「辛みそネギチャーシューめん(930円)」
「坦々緬(750円)」「エビあんかけラーメン(780円)」「たまごあんかけラーメン(650円)」

各種大盛り100円増し。

セットメニュー
「カレー丼」「マーボー丼」「焼肉丼」をプラス200円。


その他、丼物、定食、そば、うどんなどいろいろあります。


今回は「塩ラーメン」の「カレー丼セット」を注文しました。650円也。


レジにて注文してから、番号付きのお知らせする機器を渡され、出来たらカウンターまで取りに行くというセルフシステム。
食べ終わったら返却口に食器を返します。


まず塩ラーメン。


魚介系と動物系のバランスの取れたあっさりスープ。

緬は極細縮れ麺。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、麩、なると。


セットのカレー丼も200円の割りに美味しいしボリュームもあった。
豚肉と牛肉入ってたと思います。


そんなわけで美味しかったです!
正直期待してなかったけど、意外にもレベル高いラーメンでした。
しかも単品450円は激安だし、それでいてセットも安いからとてもお得でした。

朝飯からランチから晩飯まで重宝する定食屋です。



オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆


住所・弘前市青山2-1-1
電話・0172-35-4888
時間・6:00~22:00
定休日・なし

四季の蔵 もてなしロマン館 レストランけやき

2012-06-17 00:00:51 | 食堂・食事処
今年の弘前の花火大会は最初小雨だったけど、なんとか無事に開催されて良かったです。
自分ん家から丁度見えるのでモツ焼いて食べながら見ました~。
絶対1万発は上がってなかったけど・・・。ま。どうでもいい話。



先日こちらの「レストランけやき」に行ってきました。


場所は、平川市の「盛美園」の敷地内にある「もてなしロマン館」の建物の中にあります。


実は曖昧な記憶で行ったので、場所って猿賀公園のレストランだったっけ?って勘違いしてて、猿賀公園のレストランに入ってしまってメニュー見たらこの店は違うぞ!?って事で店の人に謝って出てからここへ(笑)なんてドジなんでしょう!?

盛美園と猿賀公園はほとんど繋がってますが、すぐ近くなので車では1,2分で着きます。


国指定名勝の洋風建築で知られる盛美園はジブリの「借り暮らしのアリエッティ」で改めて脚光を浴びましたね。


本当は盛美園観光もしたかったけど、入園料もかかるし、体調もそんなに良くは無かったので(でもラーメンは食べる元気はある)、今回はラーメンに絞って入ってみます。


もてなしロマン館は小規模の観光物産館ですね。
お土産ものやら農作物がたくさん置いてあります。


その一角の骨董コーナーが魅力あって入ってみてみました。
お金に余裕あったらいろいろ買いたかったところだが・・・。


本題のレストランですが、左手奥にあります。

 

店内も盛美園の庭園が眺められてとても気持ちいいです。

店内は円形カウンターが16席と、4人掛けのテーブル席が8ヶ所あります。


ラーメンメニュー
「津軽煮干しラーメン(600円)」「チャーシューメン(750円)」「味噌ラーメン(650円)」
各種100円増し。

「醤油つけ麺(650円)」「味噌つけ麺(650円)」
※つけ麺は土日限定、各種20食限定。


その他、そば、うどん、カレー、丼、定食などいろいろあります。
なぜかドリンクバーもあります。


今回は「津軽煮干しラーメン」を注文しました。600円也。

この「津軽煮干しラーメン」はあの石山勇人プロデュースしてるんです。
なので前からとても興味あって、美味しいと評判もあったのでレストランのラーメンながら是非食べてみたかったのです。
石山氏は平川市在住なので、地元として声が掛かったんでしょうね。


スープは煮干の強い香りと、動物系のコクがとてもバランスが取れています。

麺は平打ち中太の縮れ麺です。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、かいわれ、なると。


そんなわけでとても美味しかったです!!

レストランのラーメンとしてはあまりにハイレベルだと思います。

このラーメンが津軽煮干しラーメンの定番とはいえないけど、そこは石山氏の現代的なアレンジが光ってて、それがとても食べやすく仕上がっています。


ラーメン好きな人は盛美園観光のついでにどうぞ~。

 

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆


住所・平川市猿賀石林10-1
電話・0172-43-5610
営業時間・11:00~14:00
定休日・水曜日

粉匠屋

2012-05-29 00:00:09 | 食堂・食事処
しかし、とんでもない雷雨でしたね。ま、どうでもいい話。




何ヶ月も前ですが、こちらの「粉匠屋(こなしょうや)」に行ってきました。


場所は、陸上自衛隊弘前駐屯地の出入り口の近くに「千年園」の看板があるので右折してひたすら「聖愛高校」へ向かって進み、高校のグランドが見えるとT字路になるので左折するとすぐ右側にある。

もしくは、聖愛高校の入り口から右手に小路があるので、校舎とグランドに沿ってひたすら進む。左カーブを曲がってT字路を右折すると右側にあります。

ものすごくわかりづらいので注意しましょう。


そんなわけで前々から気になってたが、場所がどこかわからなくて、しかも営業時間もちゃんとわからなかったのでなかなか行けずにいたが、ダメモトで聖愛高校の周辺をぐるぐる廻ってたら遂に探し当てられました!!
しかも営業してました!!


こちらはお飲み焼きメインのお店ですが、テイクアウトも出来ます。


しかし営業時間が極端に短い(予約がある時のみ夜営業あり)。

本業は弁当や仕出しをしていて、配達などもあるので、弁当や仕出しの仕込みの時間に当たる午後から夕方の時間のみ営業しているのだそうです。


店内は鉄板付きのテーブル席が2ヶ所と、小上がり席もあったかと。


60代ほどのおばちゃんが店主みたいで、大阪の人だそうです。とても愛想がいいです。
あとおばちゃんと若い姉ちゃんが仕込み中でした。


メニュー
「お好み焼き(500円)」「モダン焼き(650円)」「ねぎ焼き(500円)」「洋食焼き(500円)」「そばクレープ焼き(750円)」
「たこ焼き(500円)」「たこ焼き・キムチ入り(550円)」「明石焼き(500円)」
「焼きそば・ソース・しょうゆ・塩(500円)」「焼きうどん・ソース・しょうゆ・塩(500円)」
「ラーメン(500円)」「チャーハン(500円)」「おにぎり(150円)」です。

※明石焼きとラーメンはお持ち帰り不可らしい。

その他お酒やジュースあり。


店内飲食も出来ますが、テイクアウトします。

今回は「たこ焼き」を注文しました。500円也。


15分くらい待ったでしょうか。
時間がかかるのもあるし、店内に客がいたら待っているのは気まずいので電話注文をおすすめします。


店を出てから後で食べてみました。

ソースは本場の大阪から取り寄せているそうです。
ウスターに近い酸味の利いたさっぱりとしたソースです。それにマヨネーズがかかってる。
ドロッとしたソースは定番だが、この手のさっぱり味は食べたこと無い。でもイケル。

生地はフワフワトロトロです。この生地がめちゃめちゃ旨い!
「銀たこ」とかはカリカリ系だけど、箸で掴まないと無理なものすごい柔らかい。

タコはものすごい弾力ありました。


これが本場の大阪の味なのかな?食べたこと無いからわからんけど。
でもこの手の味が初体験ながら美味しかったです。


10コ入りで500円なのでお得かと思います。一個自体大きいし。


やっとこさ見つけた店なので、次回は「お好み焼き」や「焼きそば」を食べてみたいです。


 


オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆★(3.5)


住所・弘前市山崎3-5-8
電話・0172-88-2112
営業時間・13:00~17:00くらい
定休日・不定休

まるみサンライズ食堂

2012-05-01 00:17:57 | 食堂・食事処
連休欲しい・・・。ま、どうでもいい話。



ちょっと前にこちらの「サンライズ食堂」に行ってきました。


場所は、国道7号線から県道285号線を浪岡駅方面へ進む。
500mほど直進すると右手にあります。


老舗の食堂で、隣合わせで旅館も経営している(素泊まり3500円!)。


いつか行こうと思ってから10年ほど経ちました・・・。なので初めて入ります。


今回是非訪れたいと思ったのは、ネットでの限定ラーメンの評価がとても高かったので気になって行ってみました。


店内は4人掛けのテーブル席が6ヶ所と、4人掛けの小上がり席が6ヶ所あります。


店員は3人のおばさんがやってました。


ラーメンメニュー
「ラーメン(500円)」「チャーシューメン(650円)」
「味噌ラーメン(600円)」「味噌チャーシュー(750円)」
「塩ラーメン(600円)」「塩チャーシュー(750円)」
「まる特ラーメン濃い鯵(700円)※数量限定」です。

各種大盛り100円増しです。


食堂なのでその他、そば、うどん、焼きそば、カレー、丼類、定食類、一品料理、ドリンク類などたくさんあります!


今回は「濃い鯵」を注文しました。700円也。


スープは濃い鯵ってくらいだから、鯵の煮干や鯵節を使ってるのかな?
それにしてもすっきりとした味わい深いスープです。
すごく飲みやすくて繊細な味です。

麺は中太の手揉み麺。自家製麺です。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、のり、麩、半熟卵。
700円はやや高め?と思ったがとんでもない!ほぼフルトッピングです。
分厚いももチャーシュー2枚、のりも2枚、半熟卵1個と贅沢!
半熟卵が味が付いてないのが残念でしたが。


そんなわけでとても美味しかったです!!

2011年11月11日の1並びの日に誕生した限定メニューですが、食堂で出していると思えないハイレベルなラーメンでした!
これは是非また食べたい!



オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆


住所・青森市浪岡女鹿沢西種本13-1
電話・0172-62-8008
営業時間・11:00~0:00
定休日・なし(盆・正月は休み)

お食事処 ふぁ~すと

2012-02-15 00:00:55 | 食堂・食事処
カーリング女子は旧チーム青森のメンバーが3人もいて面白かったね。
当のチーム青森には全く興味ないけど、試合自体ほぼテレビでやってないから見れなかったけど・・・。
優勝した中部電力のサードがベタに可愛いですね。ま、どうでもいい話。



先日、仕事終わって風呂入った後にネットしてたら友人から今から飯食べにいこうと電話来る。その時刻22時半・・・。
ま、暇なのでノリノリで鍛治町へ行きました。


最初は「ガルソンジバール」で飲んでから(ガルソンは結構行ってるので今回記事は省略します)、その後に〆でラーメンでも食べようかと「あらや」に行ったが激混みだった・・・。

その為、こちらの「ふぁーすと」へ行きました。


場所は、弘前市鍛治町の、朝日会館から鍛治町へ向かって最初のT字路を左折するとすぐ左手にあります。


もちろん駐車場はありません。近隣の有料駐車場にどうぞ。


土地柄、飲み客を相手にした食事処ですが、ここでは〆のラーメンではなく、〆のカツ丼もしくはカツカレーが人気だそうで(ラーメンもあるよ)、名前は知ってたけど行った事無かったので始めての入店です。
そもそも〆でカツ丼食べたいとは思わないが(笑)


店内はなかな年季が入って鄙びた古い食堂な佇まい。

2人掛けのテーブル席が1ヶ所、4人掛けのテーブル席が2ヶ所、4人掛けの小上がり席が3ヶ所あります。

カウンターは食材置き場か作業場と化していて使えません(笑)


70代ほどの夫婦と見られる高齢の2人と、30代くらいの若い人の3人体制でした。


食べ物メニュー。
「とんかつ定食(1050円)」「ハンバーグ定食(950円)」「えびフライ(1050円)」「鳥カラアゲ定食(900円)」「豚ロースショウガ焼き定食(900円)」「肉野菜炒め定食(900円)」「豚レバニラ定食(950円)」「納豆定食(650円)」「玉子焼き定食(700円)」「チゲ鍋定食(950円)」「ニラ玉とじ定食(900円)」

「かつカレー(950円)」「えびカレー(950円)」「ハンバーグカレー(950円)」「カレーライス(700円)」

「かつ丼(750円)」「親子丼(650円)」「牛丼(650円)」「さけチャーハン(650円)」「お茶漬け(600円)」「おにぎり(150円)」

「とまとスライス(400円)」「とまとサラダ(800円)」「お新香盛り合わせ(600円)」

「餃子(350円)」「玉子焼き(500円)」

「しょうゆラーメン(550円)」「しおラーメン(550円)」「みそラーメン(600円)」「わかめラーメン(650円)」「チャーシューメン(700円)」「カレーラーメン(700円)」「特性手打ちみそラーメン(700円)」「特性手打ちしおラーメン(700円)」「キムチラーメン(750円)」

「うどん(500円)」「やきうどん(650円)」「カレーうどん(700円)」「鍋焼きうどん(700円)」「鋤焼きどん(750円)」「やきそば(650円)」「ざる中華(600円)」です。


飲み物メニュー
「日本酒(300円)」「冷酒(600円)」「ビール・大瓶(650円)」「生ビール(600円)」「チュウハイ(600円)」「ジュース類(300円)」です。


まず、瓶ビールで餃子をつまみます。

餃子は一口サイズで、パリパリの焼き加減が美味しかったです。


続いてメインのかつ丼です。味噌汁とお新香付き。

玉子とじが中央に少ししかかかっておらず、半分ほどのカツはほぼただのトンカツです(笑)
味付けも完全に塩コショウが足りないですね・・・。
かつ丼としては全く持ってもってダメなレベルです。

しかし、カツ自体はものすごく分厚いし、新鮮で上質なカツを使用していると思います。
それだけに味付けが勿体無いないなぁと思います・・・。

卵とじしてないトンカツ部分はソースをかけて食べました(笑)
前向きに考えると二度美味しいと思います。


そんなわけでかつ丼としてはあんまり美味しくは無かったけど、トンカツ自体はいいものなので、とんかつ定食やカツカレーだと美味しく頂けるのではないかと推測されます・・・。

 


オススメ度(飲食店評価)・☆☆★(2.5)


住所・弘前市鍛冶町4-3
電話・0172-33-9529
営業時間・18:30~4:00
定休日・日曜日
※駐車場無し

駅前食堂@むつ市

2011-08-11 12:26:04 | 食堂・食事処
「働きマン」は何度読み直しても感動する。
なので安野モヨ子先生、早く連載再開してください。ま、どうでもいい話。


先日「恐山」にいったのだが、途中で昼飯食べにこちらのむつ市の「駅前食堂」に立寄った。

場所は、JR下北駅の斜向かい、県道176号線沿いにあります。


「駅前食堂」ってくらいだから、古くからある食堂なのかな?と思ってたが、今調べたら去年の10月オープンってわけで、まだ1年も経ってない新店でした。


かなり前になるが「おしゃべりハウス」の「昼まで待てない」で放送してたのが気になって訪れてみました。


平日の13時頃に入店しましたが、ピークは過ぎていただろうが、客もそこそこいました。


店内はカウンターが5席、2人掛けテーブル席が2ヶ所、4人掛けテーブル席が4ヶ所、小上がり席が3ヶ所くらいあったかと思います。


店長の他に、厨房に2,3人の兄チャンと、ホールに姉チャン1人がいます。

店長は八戸の「家系家」の店長を経て、地元のむつ市に戻ってこの店の店長になったそうです。

なので駅前食堂は「家系家」八戸店の姉妹店だそうです。

ちなみに青森市の「ろぜお」も姉妹店らしいが、じゃ、むつ市の「家系家」との関係はどうなのか・・・。気になるけどわからん。


ラーメンメニューは「中華そば・煮干し味(500円)」「中華そば・とり味(500円)」「中華そば・こってり(600円)」の3種類。

各種トッピングあり。
各種大盛り100円増し。

その他、定食やご飯もの、いろいろあります。


今回は「今日のおすすめ」になってた「中華そば(こってり)」とミニチャーハンのセット」を注文しました。
通常価格900円が850円となっていました。

ちなみにアイスコーヒー無料サービスしてます。


中華そばのこってりのスープだが、豚のげん骨を10時間煮込んで作り上げたと買いてあり、その手間もあっての濃厚なスープです。
いや、これは意外や意外、とても美味い!
最近の動物系メインの濃厚トロトロスープで、多少しょっぱめだが、若い人にはこれは好きな味です。

麺は中細の縮れ麺で、なかなか絶妙なコシとツルツル感があった。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、タマネギ、のり、きくらげ。

こってり味にはしょうがやにんにくや豆板醤を入れて下さいと書いてあったので、しょうがやにんにくを少量入れてみたが、はっきり言って何も入れないほうが一番いいかも。


ミニチャーハンは全然ミニではなかった!
サイドメニューにしてはかなりのボリュームで、満腹になりました。


いやー、食堂のラーメンって事で侮っていたのが大間違い。とても美味しかった!
むつ市でこれだけハイレベルなラーメン食べられるとは驚きでした。

今度もむつ市に温泉巡りしに来た時は立寄りたいです。

 

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆


住所・むつ市下北町5-45
電話・0175-22-0860
営業時間・11:00~21:00
定休日・木曜日

MOMIAGE食堂 (閉店)

2011-03-08 22:50:51 | 食堂・食事処
「クラシックあるある」なのですが、最近の若い奴って交響曲を略しがちじゃないですか?
ベートーベンの交響曲第7番を「ベト7」とか、ブラームスだったら「ブラ1」とか、チャイコフスキーだったら「チャイ5」とか、シベリウスだったら「シベ2」とかね。
これってはっきり言ってダサ過ぎるけどね!!何でもかんでも略しやがって!
だってこの略し方が成立するのは一部の作曲家に限られるし。
じゃ、ハイドンの101番は何て略すの?
じゃ、モーツァルトの40番は何て略すの?「モー40」か?もう40歳になっちゃったみたいな。
シューベルトとシューマンはどうわけるの?「シュー1」って週一回みたいな。
サン・サーンスの3番は「サン・サーン3」か?もはや意味不明だ。
普通に「ベートーベンの7番」って言えばいいんですよ。ま、どうでもいい話。


今日は車の調子が悪かったので点検しに行ったのだが、その前に昼飯食べに寄った。
弘前市の西弘にある「MOMIAGE食堂」です。

場所は、弘南鉄道西弘駅を出て右手にみちのく銀行があり、その向かいに狭い路地があるので曲がるとすぐ右手にあります。


久し振りに西弘に来たわ・・・。
昔はよく飲みに来てたけど、最近は大学生のバカ騒ぎがうるさくて落ち着いて飲めないので、めっきり来てない。多分二度と飲みには来ないだろうが。
なので昼営業を狙って訪れた。


最近オープンした食堂のようです。
食堂だけど、立地柄、夜はお酒も出してます。

店内はカウンター6席ほどと、2人掛けテーブル席が1ヶ所、4人掛けテーブル席が2ヶ所、6人掛けの座敷席が4ヶ所ありました。

店主は30歳にもなっていないような若い青年。
オシャレな感じで、見事なモミアゲがあったようななかったような・・・。

昼間のメニューは麺類などに限られます。
夜はお酒と、おつまみがいろいろ。おつまみは200円から350円と激安です。

ラーメンメニューは「中華・中(600円)」「中華・大(700円)」「チャーシュー麺・中(700円)」「チャーシュー麺(800円)」です。

サイドメニューは「焼きそば・中(600円)」「焼きそば・大(700円)」「餃子(350円)」「おにぎり(100円)」「半ライス(50円)」です。

夜のメニューは割愛します。

今回は「中華・中」を注文した。600円也。


スープは煮干と鶏ガラとかかな?
酸味が感じられたけど、煮干からきてるのかも。
無難にまとまったスープかと思います。

麺は太めの平打ち麺です。
面白い食感を生み出してはいるが、もう少しコシが欲しい。もう少し固めの方がいいかと。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、なると。
チャーシューは一口サイズのバラ肉が5枚ほどあったか。


全体的によく仕上がってると思います。
ま、ラーメン専門店ではないので、この味だといい出来ではないかと。
飲みの〆にはとても合うラーメンだと思います。


ちなみに、駐車場の有無は確認してないです。

      

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆


住所・弘前市中野1-9-14
電話・0172-88-7987
営業時間・11:00~15:00/18:00~24:00
定休日・なし

焼麺 やずや (移転)

2011-03-02 00:38:17 | 食堂・食事処
青森県立美術館にて7月から「印象派展」開催だって!!
やったぜっ!!印象派大好きだもんだからね。ま、どうでもいい話。


今日は雨降って仕事出来なかったので、時間があるので以前から気になってた弘前の「やずや」に行ってきた。

場所は、弘前市城東北の国道7号線から、「すきや」のある交差点を県道268号線へ曲がり黒石方面へ。
400mほど進むとT字路の交差点があり、その角にあります。
「ライジング」の向かいです。


以前は「さくら野」の敷地の「ガイア」の向かいにあったのだが、元「大聖」というラーメン屋だった現店舗に移転しました。

以前は焼きそば専門店だったのだが、移転してからはラーメンも出すようになった。


店内はカウンター6席と、4人掛けの小上がり席が4ヶ所あります。

閉店20分前に行ったので客がいないのはわかるが、従業員が4人もいました・・・。多過ぎではないか!?しかもみんなイカツイです・・・。
ちなみに3人ほど煮干の下処理してました。

そう、店内に入る前からだが、煮干臭が強く感じた。
普通の焼きそば専門店では決してしないであろう強い煮干臭がする。


ラーメンメニューは「中華そば(530円)」「煮干し中華(630円)」「魚介豚骨醤油(730円)」の3種類です。

メインの焼きそばメニューは「特製焼きそば(580円)」「横手焼きそば(580円)」「富士宮焼きそば(580円)」「黒石焼きそば(480円)」「つゆ焼きそば(630円)」「オム焼きそば(630円)」「ソースつけ麺(680円)」「ホルモンうどん(730円)」です。

あと「おにぎり(100円)」もあります。

焼きそば専門店ということもありますが、近年名を馳せた全国各地のB級グルメ焼きそばがいろいろ食べられるのは嬉しいですね。
地元の「黒石焼きそば」と「つゆ焼きそば」もあるし。


ま、焼きそばにはそんなに興味ないのでラーメンを頼む。
今回は「煮干し中華」を注文しました。630円也。


スープはいわゆる「高橋中華そば」系の超濃厚煮干スープです。
豚骨ベースに煮干大量投入しているのでしょうが、この臭い煮干臭は大好きです。
匂いはともかく、酸味やエグミはほぼなく、丁寧に取られたスープだと思います。下処理を頑張ってるだけあります。
表面に浮く煮干の欠けらがキラキラ光ってるのは美味しい煮干スープの証です。

麺は細縮れ麺。
太麺と細麺を選べるのだが、細麺にしたのが選択ミスだったかも・・・。
この濃厚煮干スープに太麺の方が合うだろう。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューはかなり固めのロースが二枚。でもこのスープには固めが合うかも。


そんなわけで美味しかったです!!
でも、昼飯食べてそんなに時間経ってないにも関わらず入ったので、腹きつかった・・・。
これは是非空腹の時に食べたかった・・・。

細麺のチョイスも間違ったし、腹減ってないのに食べたという事もあり、美味さは半減したかも。ま、どちらもこちらの責任であり、店側には何の落ち度もありません・・・。

「魚介豚骨醤油」が美味しいらしいのでまた来たい!!


勝手な要望だけど、夜営業してくれないかしら?
ここらへんはパチンコ屋多いので、客は黙ってでも来ると思うし。美味いわけだし。
従業員が4人もいるんだから、昼営業だけってのは従業員の生活にも支障あるだろうし・・・(余計なお世話だって)


ちなみに「やずや」っていう店名だが、「香酢」も「にんにく卵黄」も扱ってません(当たり前)。

      

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆


住所・弘前市境関1-1-9
電話・0172-27-0030
営業時間・11:00~15:00
定休日・月曜日

※黒石市中川に移転しました。

三忠食堂

2009-12-28 23:43:47 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂巡り」の最終回は弘前市の「三忠食堂(本店)」です。

三忠食堂は和徳町の本店を中心に、弘前市内に四店舗(多分)の支店を持つ老舗の大衆食堂。
弘前さくらまつりの会場には毎年出店を出しているので、食べた事無くても、あのちょっとキモイ看板は誰もが気になっていたはず(笑)

創業ははっきりとわからないが、100年は優に越えているとの事。
現在は四代目を中心に、家族も一緒に働いているそうです。

ちなみに「美味しんぼ」の記念すべき第100巻に、こちらの三忠食堂の津軽そばについて描かれています。

店内はカウンターとテーブル席があり、25人ほど収容出来る。

この本店には二度ほど訪れことがあり、その時は「中華そば」と「カツ丼」を頼んだ。

メニューはそば、うどん、ラーメンの麺類がメインで、他にカレーや丼類などもある。

今回は「津軽そば(480円)」が目当てだったので注文。
それに量が足りなさそうだったから「おにぎり(150円)」も注文。
店内の「美味しんぼ」の100巻を見ながら待ってたらすぐ来ました。

出汁は焼き干しと昆布を使用。
平舘産の鰯の焼き干しで、焼き干しは製造過程が大変手間が掛かる為に高価である(その製造工程は「美味しんぼ」に描いてる)。そのダシが主張も控えめにふんわり香る。
シンプルなあっさり醤油味だが、これが懐かしくも愛おしい味である。

具はねぎ、のり、なるとなシンプルなもの。

麺は柔らかなボソボソした短い麺。
その麺の製造工程だが、まずそば粉に熱湯を入れ、そばがきを造り、それを冷水で冷やして一晩寝かせる。
次に、そば粉に大豆粉をつなぎとして混ぜ、寝かせたそばがきを一緒に練りこみ、製麺したものを一晩寝かせる。
次の日にそれを茹であげ、冷水で締め、さらに一晩寝かせる。
その寝かせた麺を注文が来たら軽く茹でて完成。
麺の下準備だけで三日三晩を要し、客前に出るまでは四日もかかるというその面倒な工程から「津軽そば」を出している店は少ないが、ここではその伝統を正統に引き継いでいる。

こんな面倒な工程なので、大量には作れず、日によって「津軽そば」は売り切れの時もあるそうなので注意が必要。

あー、これが津軽の味だよなぁと実感する。
スーパーなどで売ってる袋パックの茹で麺に小さい時から慣れてるし、市販のそばつゆも大体こんな味。

そばと言うと大抵はざるそばを指すようだが、酷寒の津軽地方ではかけそばが定番なのは当然の事だ。
個人的にもかけそばの方が満足感もあるし、そもそもそばがちょっと高級な扱いを受けている事すら腑に落ちない。そりゃ素材に拘ってりゃ高くなるだろうけど、こういった大衆食堂がここまで拘ったそばを安価で提供しているのを見直してもらいたいくらいだ。

そんなわけで「津軽百年食堂巡り」は無事完結。
伝統を引き継ぐ店、独特の味を作り出す店、時代に合わせて新しいものを出す店、どこの食堂もこの情報過多の時代によくぞ生き抜いてこられたと感心いたします。
今後もその店でしか味わえないものを提供していって欲しいものです。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆

住所・弘前市大字和徳町164
電話・0172-32-0831
営業時間・11:00~19:00
定休日・日曜日

亀乃屋 (リニューアル)

2009-12-26 23:34:41 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂巡り」の第九回は五所川原市の「亀乃屋」です。

場所は五所川原市中心街の「立佞武多の館」の駐車場の近くにあります。
亀乃屋に駐車場はないので、そこに停めたら一番いいかも(常連客は店先に路駐してましたが)

遠くから見ると一軒家のようですが、近くで見るとそば屋というのがわかるような建物です。

そう、亀乃屋はそば屋です。
メニューはメインのそば各種。他にラーメン類と丼物があります。

店内はカウンター7席と、4人掛けテーブルが3つです。

創業は明治42年で、今年で101周年。
現在は四代目を中心に、家族総出で働いているようです。

今回はこちらの名物「天中華(700円)」を注文しました。
ラーメンにかき揚げがのっているものです。

スープは鶏ガラや煮干などのを使用。
とてもあっさりとしたものですが、ちゃんとコクがあります。
かき揚げの油がスープに少しばかりのこってり感を生みます。

麺は細縮れの自家製麺。津軽味スープにはこの麺が合いますな。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、そしてかき揚げ。
丼の半分以上を占めるデカイかき揚げ。スープを吸い上げて更に増量?してる。
かき揚げの具はホタテの貝柱のみ。しかもゴロゴロ入ってる。こりゃ贅沢だ。

んー、ラーメンとかき揚げは意外と合いますねー。 
大きなかき揚げなので結構腹持ちします。中華そばだけなら物足りなかったと思う。

この亀乃屋は何年も前から一度来てみたかったのだが、イマイチ場所もはっきりわからくて、駐車場ないし、夜営業もないからなかなか来れなかったが今回やっと来れた。
面白い「天中華」の味に舌鼓を打ち、今後も更なる長い歴史を作り上げて欲しいと思った。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・五所川原市上平井町116
電話・0173-35-2474
営業時間・9:30~17:00
定休日・日曜日
※駐車場なし

長崎屋 (閉店)

2009-12-21 01:41:23 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂」の第八回は黒石の「長崎屋」です。

「長崎屋」に行くのは二回目。前に訪れたのは5年以上前だったかと思う。
その時は「中華そば」を頂きました。

場所は黒石の中心街ですが、いまいち場所がはっきりとしない・・・。
一方通行の道路が多くとてもわかりずらいが、一度来た事があるので何とか記憶を頼りに、確かパチンコ屋の向かいにあったような気がしたので、パチンコ屋を探しながら走らせると、なんとか辿り着いたのだ。
そのパチンコ屋・サカエ会館の向かいにあります。

15時くらいに訪れたのでお客さんはおらず、おかみさんがテレビ観てました。
その店内は4人掛けテーブルが8席ほどあります。
店の外観も店内も古びており、風情を感じさせます。

長崎屋の創業は昭和9年で、現在は二代目の主人とおかみさんがきりもりしています。

初代はもともとカステラ屋だったそうで、そのカステラ屋の屋号が「長崎屋」で、カステラはあんまり売れなかったので、麺類中心の食堂に転身したそうです。そして「長崎屋」の名前は引き継いだそうです。

メニューはちゃんと確認出来なかったんですが、ラーメンや焼そばがメインなのは確かです。

何を頼もうか迷ったんですが、壁に貼ってあった「やきそば(550円)」が目に付いたので頼むことにしました。
黒石といえば焼きそばだもんね。

それにしても、注文してから炒める音が聞こえない・・・。はて?
でもすぐにでてきました。

見た目は一般的なソース焼きそばです。食べると結構あっさり。さらっとしたソース味。
麺は中細縮れ麺。具は豚バラ、キャベツ、玉ねぎ。

麺を食べるとはっきりわかった。これはラーメン用の麺だ。しかも茹でてある。
実は麺どころか具も茹でているらしい。だから恐らく茹で上がってから湯切りした後、ソースを絡めてるのであろう。
じゃ、焼きそばなのに焼いてなくね?カップ麺の焼そばに近いといえばそうかも。
なかなか面白い焼きそばである。

一緒にスープも付いてくるのだが、このスープは・・・、ラーメンスープであろう!
焼き干しと鶏ガラの匂い、まさしくラーメンのスープであるな。

ここで面白い食べ方を閃いた。
焼きそばをスープにつけて食べる。こりゃ変な味だが新たなB級グルメを発見だ。
「つけ焼きそば」・・・、流行らないかしら?(どこかの店で出してると聞いたことはあるが)

ここの一押しは「冷やしラーメン」という冷たい中華そばだそうだ。どんな味か想像出来んな(冬は出してないのかな?)

昭和の匂いがプンプンする食堂と、その古き良き味を求めるお客さんは、まだまだ後を絶ちそうに無いようです。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆

住所・黒石市市ノ町40-2
電話・0172-52-3201
営業時間・10:30~16:00
定休日・不定休
※駐車場なし

いこい食堂

2009-12-18 22:24:18 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂」の第七回は大鰐町の「いこい食堂」です。

国道7号線から大鰐スキー場へ向かうあじゃら高原通りを進み、平川に掛かる青柳橋の手前の交差点の角にあります。

いこい食堂は昭和4年創業です。
出前も可能な食堂の他に、仕出し屋も兼業ししてます。

店内は4人掛けテーブルが8つありました。

メニューはラーメン・そば・うどんの麺類、丼類、定食類など豊富。

ちょっと迷いましたが、壁に貼られた「大鰐名産もやしラーメン(600円)」が目に付いたので注文しました。

何ヶ月前のだよ!?とツッコんでしまうほどの、棚に置かれてる古いジャンプを読みながら待ってたらすぐ出てきました(笑)

スープは煮干と昆布を使用。あっさりとした津軽味。

麺は細縮れ麺で、自家製手打ちかと推測されるピロピロ麺がいい感じ。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、そして大鰐もやしと油揚げ。
大鰐もやしと油揚げは軽く炒めてあるので香ばしい。そしてシャキシャキ感がたまらない。

食堂のラーメンだから・・・、とまたもや期待せずに食べたらとても美味しかったです!
大鰐もやしとラーメンのタッグは意外と強い!
前に食した同大鰐町の「山崎食堂」の大鰐もやしラーメンとほぼ五分でした。

これからも大鰐温泉とともに末永く続いていって欲しい食堂です。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・大鰐町蔵館字村岡46
電話・0172-48-2159
営業時間・11:00~19:00
定休日・不定休
※駐車場なし