客乗連絡会

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ジャーマンウイングスの事故の教訓は?

2015-04-12 20:55:58 | 見解 談話 主張

英子    ルフトハンザ傘下のジャーマンウイングスで痛ましい事故が

       あったわね。 犠牲者のご家族の気持ちを思うといたたまれ

       ない思いだわ。       

わかな   健康診断の体制やその後のフォローをいかに会社がきちんと

       行なわないといけないかという事ね・・。 でもその他にもいろいろ

       問題がありそうね。

英子    そう言えば、乗員の一人がトイレ等で客室に出た場合操縦室が

       一人になってしまうので、その間客室乗務員が中に入っていない

       といけない規則のある航空会社もあるそうね。 でも客室乗務員

       が中に入ってどんな任務があるの?     

わかな   ある外国籍の航空会社の場合はね、操縦室が一人になって、

       その乗員が心臓発作などで倒れたりして操縦室のドアを開け

       られなくなった時に、代わりに客室乗務員がドアを開ける

       操作をするのよ。

英子    なるほどね。そうすれば、客室に出た乗員が操縦室に戻れる

       って事ね。

わかな   その他にも、今回の事故をきっかけに考えなくてはいけない問題

       がありそうよ。

英子    今年は、日航機の御巣鷹山事故から30年・・、LCCだけではなく

       大手の航空会社でも安全問題を広く考える機会にしていかなくちゃ

       ね。

わかな   安全より効率重視になっていないか、安全を支える乗員、客乗、

       整備士などの状態がどうなっているのか、皆で問題点を出し合い

       考えていきたいわね。 

       


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