客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

健康管理はすべて自己責任?

2012-05-10 00:18:50 | なんでもQ&A

Q  会社から、「風邪で休む人が多いので、しっかり健康管理

   するように」という注意書が出されました。健康管理はみんな

   不規則な勤務でも努力していると思いますが、早朝勤務が

   続いたり、休憩がなく10時間ちかい勤務をしたりでは限界

   があると思うのですが・・・。

A  確かに個人の健康維持の為の努力は必要ですが、すべて

   労働者の責任にするというのは法律の主旨に反します。

   労働安全衛生法では、「事業者は(中略)労働条件の改善を

   通じて職場における労働者の安全と健康を確保するように

   しなければならない(第3条)」 「事業者は、労働者の健康に

   配慮して、労働者の従事する作業を適切に管理するよう

   努めなければならない(第65条の3)」等を定めています。

   また、労基法34条施行規則32条には、国内線を乗務する

   際、「労働時間が6時間を超える場合少なくとも45分、

   8時間を超える場合少なくとも1時間の休憩時間を与え

   なくてはならない」と規定されています。 国内線では、

   ほとんどの航空会社がこの法律を守らず、客室乗務員に

   休憩時間を付与していない実態があります。

   労働組合を通じて法の定める休憩を取らせるよう申し入れて

   いく事が大事ですね。

  

 

 

 

   

 


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