乗務で香港ステイ中、くも膜下出血で倒れた日本航空客室乗務員の
岩本章子さんは、労災認定を求め不自由な身体をおして裁判を行って
いました。地裁では労災を認める勝利判決が出されていましたが、続く
東京高裁でも11月22日、みごと全面勝利判決が出されました。
高裁判決は、「客室乗務員の勤務の特殊性」を認め、以下の内容に
言及した画期的なものでした。
・勤務の開始・終業時刻が一定しておらず、不規則性を伴った業務
である
・加えて、振動、騒音、タービュランスに曝露されたり、食事や休憩
が満足に取れない、不審者への対応など機内の秩序維持に気を配ら
なければならないといったように、身体的・精神的ストレスにさら
されやすい業務環境にある。
・また、国際線では、時差や気候の急激な変化による負担が加わる。
・75時間を超える乗務が6ヶ月も続く業務は、非常に大きな負荷を
生じさせるものである。
等々
今JALでは、これまで月間85時間だった乗務時間制限が90時間に
改悪され、健康への不安が多く出されています。また、ANAでは2年前
から乗務時間制限が100時間(年間ではナント1080時間!)に改悪
されました。また他の関連会社でも、月間100時間制限という、欧米水準
からかけ離れた厳しい労働条件を強いられています。
安全を担う客室乗務員がこのような負荷の高い勤務で、使い捨て同様の働き
方でいいのか、岩本さんの判決を機にみんなで考えたいですね・・。
ともあれ岩本さん、本当におめでとうございます!! 10年間たたかって
こられ本当にお疲れ様でした!!来年は定年退職されますが、岩本さんの
成果を、すべての客室乗務員のいのちと健康に役立てる事ができるよう、客乗
連ではひきつづき頑張りたいと思います。
なおその後、国は上告をあきらめたとの事・・!これで岩本さんの労災認定が
確実なものになりました~! バンザ~イ!!
岩本章子さんは、労災認定を求め不自由な身体をおして裁判を行って
いました。地裁では労災を認める勝利判決が出されていましたが、続く
東京高裁でも11月22日、みごと全面勝利判決が出されました。
高裁判決は、「客室乗務員の勤務の特殊性」を認め、以下の内容に
言及した画期的なものでした。
・勤務の開始・終業時刻が一定しておらず、不規則性を伴った業務
である
・加えて、振動、騒音、タービュランスに曝露されたり、食事や休憩
が満足に取れない、不審者への対応など機内の秩序維持に気を配ら
なければならないといったように、身体的・精神的ストレスにさら
されやすい業務環境にある。
・また、国際線では、時差や気候の急激な変化による負担が加わる。
・75時間を超える乗務が6ヶ月も続く業務は、非常に大きな負荷を
生じさせるものである。
等々
今JALでは、これまで月間85時間だった乗務時間制限が90時間に
改悪され、健康への不安が多く出されています。また、ANAでは2年前
から乗務時間制限が100時間(年間ではナント1080時間!)に改悪
されました。また他の関連会社でも、月間100時間制限という、欧米水準
からかけ離れた厳しい労働条件を強いられています。
安全を担う客室乗務員がこのような負荷の高い勤務で、使い捨て同様の働き
方でいいのか、岩本さんの判決を機にみんなで考えたいですね・・。
ともあれ岩本さん、本当におめでとうございます!! 10年間たたかって
こられ本当にお疲れ様でした!!来年は定年退職されますが、岩本さんの
成果を、すべての客室乗務員のいのちと健康に役立てる事ができるよう、客乗
連ではひきつづき頑張りたいと思います。
なおその後、国は上告をあきらめたとの事・・!これで岩本さんの労災認定が
確実なものになりました~! バンザ~イ!!