「おにいしゃん。タブレットを忘れているね」
「いいんだよ。仕事だからそこに置いてあるんだよ」
「おとしゃん、触っちゃダメだよ。おにいしゃんのだから」
「いい顔しているね。写真撮らせてよ」
「いいわよ。上手に撮ってね」
「こら、寝るな」
「ちゃんと起きているよ」
「ジェリー爺さんはゲージに入って寝ているよ」
「そうだね」
「はい。ポーズ」
「おにいしゃん。タブレットを忘れているね」
「いいんだよ。仕事だからそこに置いてあるんだよ」
「おとしゃん、触っちゃダメだよ。おにいしゃんのだから」
「いい顔しているね。写真撮らせてよ」
「いいわよ。上手に撮ってね」
「こら、寝るな」
「ちゃんと起きているよ」
「ジェリー爺さんはゲージに入って寝ているよ」
「そうだね」
「はい。ポーズ」
まったりしていたラウラ。
ラウラの上空を「小さな羽虫」が高速で領空侵犯してきた。するとラウラの防空システムがフル稼働。
上空1mを飛び去る敵機「羽虫」を3m追尾し、ジャンプ、そして両手で完全に捕捉。
そして、撃墜したのち、完全に破壊した。
その後、敵機「羽虫」は粉々になったことは言うまでもない。
お昼前から、積乱雲がもくもくと立ち上がり、日差しもきつくて暑い。
昼休みだが、外は暑くて出る気になれない。ラウラも暑くて動かない。
それでもお買い物カゴを置くと、「行くよ」と言ってすっ飛んできてはいる。これじゃカゴに何も入らないよ。
「失礼ね」とラウラが目で訴えている。
さてと、飛行機嫌いの源太郎だが、乗らなければ仕方ない時は乗る。40年前のアンカレッジに向かうDC-8からの写真、そして今では絶対に撮影できないオートパイロット中の操縦席。ただ、フイルムの保管が良くなく、フイルムスキャナーを通すと傷だらけ、しかもネガカラーフィルムなので劣化も目立つ。
1970年ごろは冷戦時代で、航空機はソビエト連邦領空の通過を許可されなかったため、日本とヨーロッパ間の航空便はアンカレッジ経由をするしかなかった。だからアンカレッジの街はすごく大きな街だった。
ほとんど日本人がいない、オーストリアのチロル州リエンツ郡のLienz(リエンツ)は、 東チロル地方の中心だが小さな町。だけと、この町の北側にはオーストリア最高峰のグロスグロックナー山( 3,797 m)がそびえ立ち、雄大な山岳地帯近くにあり、南に行けば、イタリア国境で、イタリア、ローマに向かう交通の要の峠がある。静かで、何もない街並み、でもこれが本当のヨーロッパの田舎町だと言える。
どろ亀さんが、源太郎撮影のチェスキークルムロフの街並みを描いてくれました。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。絵を描けるということはすごいことです。
源太郎には無理なことですが、また是非描いてください。どろ亀さんのブログのリンクを貼らせてもらいます。(どろ亀さま、勝手にリンクしてすいません)
源太郎撮影の写真と見比べてください。絵の方がダントツに味わいがあります。
関東は曇り空。湿度が高くて元気が出ない。
「おとしゃん。バカジェリーがアタシの縄張りを占拠しているよ。何とかして」
「仲良くしなさいよ。ジェリーもラウラのお水を飲んだりしないでゲージに行きなさい」
「やっとゲージに行った。安心して しっこ しようっと。おとしゃん写真撮らないでよ」
今日も一日頑張りましょう。