Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

適切な時期を誤ると一苦労

2022年06月26日 | 毎日の話

梅雨時期だけど、各所では猛暑という天気予報。

幸い我が家は真夏日にはなっていないが、富士山を吹き抜ける風が、雲や霧を発生させて湿度は高く、どんよりとした梅雨は例年通り。

都会では、猛暑日だったり、記録更新の気温となっていて、熱中症で救急搬送される人もいることを考えれば、湿度が高いくらいは我慢しなければ。

雨や霧はともかく、結構強い南風が毎日吹き、消毒していなかった八朔は「潰瘍病」が発症し、巨峰も同じような病を発症してしまった。

特効薬は、ボルドー液だが、発芽前に散布しないと効果はない。

適切な時期を間違えると、本当にまずい。仕方なく病巣を剪定することにしたので、今年の八朔の収穫は無し。

今年最後の山椒の実を調理しようと、いつものように下ごしらえして、水にさらすと全部の実が沈む。

大粒で結構な重さだったが、熟しすぎていたようだ。

お味噌と砂糖とお酒だけで味噌をとき、煮詰めて適度の粘度になったところへ、煮詰めて細かく刻んだ山椒の実を入れて「山椒味噌」にしたが・・・・

黒い粒粒が見えるように、すでに山椒の実は熟しすぎていた。時期を間違えるとこれまた大変。

味噌を裏ごしして(これだけでも素晴らしい香りと味だが作業量は三倍)、煮沸とした瓶に入れて山椒味噌は完成。

裏ごしした種と山椒の果肉を捨てるのはもったいない。

そこで、綺麗に水洗いして、水分をフードドライヤーで程よく乾かし、ミルで粉砕して、ふるい分けすることにした。

果肉は水分が多少残っているので粉砕されなく、反対に硬い実は細かく粉砕され、ふるいで分級すると、使えない実粉だけが分離できる。

残った果肉を完全に乾燥させ、完璧な山椒粉に精製。

やっぱり、時期を間違えると労力がかかるが、新たな知見も生まれるから、失敗も成功のもとだ。

6月7日、16日と連続でドクターイエローに出くわした。見たくてもなかなか見られない人もいるから、ラッキーだ。

時期さえ合っていればこんなこともある。

そして、柑橘類の生存競争が始まっている。本柚子の強い実だけが枝に残り、弱い実は落ちる。

残念な実たちだが、立派な実のために場所を譲る。そんな落ちた実だが、香りはちゃんと柚子。

早く、梅雨が上がり、カラッとした暑さが戻ってくることを期待したい。


毎日雨、梅雨だから仕方ない

2022年06月24日 | 毎日の話

しばらくアップしなかった。そろそろネタ切れで限界なのかもしれない。

コロナ感染は、収束しつつあるんだろうが、通勤の電車の混雑は昔に戻ったようで、また感染拡大が心配。

先日、梅雨の中休みに富士山が姿を見せ、夏山らしくなってきた。

庭の紫陽花は今は盛りと、大きな花房が雨に映えている。

ピアノは元気ハツラツで、悪戯も絶好調。

食欲旺盛で、走り回っている。

さぁ、週末、晴れれば草取りだ。


季節感が狂っているよ。でも、初物を食するのは楽しい。

2022年06月12日 | 毎日の話

雨・晴れ・曇り、そして北風が吹く。

関東は梅雨入りだが、南岸に低気圧が進み続け、昼間暑いと思えば、朝見ると再び富士山が雪化粧。

今朝は雲の合間に宝永火口の上部まで雪。

あと20日もすれば、富士山は開山だけど、こんな状態だから登山はやめた方がいい。

富士山は、遠くから眺めるのが一番。遭難のニュースは聞きたくはない。

だから、ピアノは普通ならもう使わないはずのホットカーペットを要求し、暖まっている。

庭の、木苺は赤くなり始め、山梔子の花がいい香りを放ち始めた。

杏子の実は黄色く色づき、今週終わりには収穫の時になるだろう。

葡萄の実は少しづつ大きくはなっているが、昨年に比べると少し遅い。虫たちが少ないのも気になるところ。

元気なのは紫陽花、裏庭の紫陽花は元気はつらつ、大きな花房になって雨を楽しんでいる。

さて、季節ものを食べるのはいいこと。右から粉山椒に塩をブレンドした調味料、隣はスモモのジャム、珍しい桑実のジャム、そして一番左が山椒味噌。

山椒味噌はこの時期にしか味わえない。ちょっとレシピを書き出すと、

1.山椒の実を100g、丁寧に茎から実を仕分け、綺麗に洗ったら、沸騰したお湯で3分間茹でる。

2.茹で上がった実を、冷水で一気に熱を取り去り、水に1時間晒す。

3.晒している間に、白味噌400g、日本酒200cc、お砂糖大さじ4をボールに入れて丁寧に馴染むよう攪拌する。

4.攪拌した味噌を鍋に入れ、中火で加熱し、焦げ付かないように煮詰め、アルコール分と水分が抜け、粘度が戻ってくるまで付きっきりで攪拌。プツプツと味噌が飛ぶので、火傷しないように。

5.キッチンペーパーで山椒の水気をしっかりとって、ミルで荒粉砕する。

6.煮詰まった味噌煮、山椒を入れて、再び沸騰させ2分ほど煮詰め、自然に放熱させて常温に戻す。

7煮沸消毒した瓶に、山椒味噌を入れて完成。瓶詰め後は冷蔵庫に。

この味噌、茄子の田楽には最高、焼きおにぎりにもあう。

ピアノ、お前はずっと暖かい場所でまったりしてるだけなのか。少しは手伝えよ。

昨日は草刈り、先週やればよかったが、少し草は太くなっていて、手間がかかった。腕も痛い。


奥様は大阪、源太郎は粉山椒造りでお留守番

2022年06月05日 | 毎日の話

鉢植えの水やり、三食の段取り、掃除、風呂の準備、ピアノの相手と結構一日が過ぎるのは早い。

奥様は、大阪に住む娘のバレエを見に行くついでに、新居の状況視察。

感染症対策でなかなか大阪に出向くことはできなかったが、久しぶりに関西を楽しんでいるに違いない。

ピアノと源太郎はお留守番なので、適当に各々の時間を楽しんでいる。

しかし、ピアノのご飯時間だけは、クオーツのような正確さの腹時計で、早くから起こされるし、夕飯になるとちゃんと呼びにくる。

暇な時間は、お庭を見ながらウトウトだから、猫はいいなぁと思う次第。

何とかが居ぬ間の・・・ということで、粉山椒造り。

綺麗な、朝倉山椒と葉山椒から綺麗な葉を収穫し、流水で綺麗に洗って、フードドライヤーに葉が重ならないように敷き詰め、温度と時間をセットして乾燥させる。(温度をあまり高くすると香りが飛んでしまうので要注意)

そして、パリパリに乾燥し各段にこんな状態で仕上がる。

そして、丁寧に葉の茎から葉だけをとるのだけれと、葉は簡単に取れるが茎には小さなトゲがあって、乾燥しているから針のようにチクチクする。

これを電動ミルに投入。

数回、回転させると見事な粉山椒が出来上がる。

それを小瓶に入れて乾燥剤も入れて完成。

5段のトレイに敷き詰めた葉から、これだけしか出来ない。

香りもよく、うなぎの蒲焼きでもあれば最高なんだけどなぁ。