今週はちょっと忙しかった
「おはよう、ラウラ」
「父ちゃん、久しぶり、ねぇ朝ごはん」
相変わらず欠食児童のLaura

まずは、「礼儀正しい女性とおばさんの話」
昨日下りの新幹線に乗り品川駅に到着
すると一人の女性が通路から「お席お間違えではありませんか」と問われた
「ええ、この席ですよ」とチケットを見せた
すると「本当ですね」と女性もチケットを差し出した
確かに同じシートナンバー
目をこらすと女性のチケットには「のぞみ」と書いてある
「あの、この電車はこだまですよ」と言うと、女性は我に帰り出発間際の車両から慌ててホームに戻っていたった
「よかったなぁ」と思って、窓の外を見るとその女性がこちらを見て、微笑んでありがとうございましたと言いながら(口元がそう言っていた)、頭を下げた
そして反対側に入線してきた「のぞみ」に乗ることができたようだ
品川駅は、二、三分の間隔で同じ色の新幹線が入線してくる
たまたま「新大阪行き」新幹線は乗り慣れていないと間違いはある
それにしても礼儀正しい女性だなぁと思って幸せな気分になった
ところが、斜め前の席で、缶ビールでさっき乾杯していた若い(おばさんと言おう)二人
「やーねぇ、あの人慌てて降りて行ったわよ・・笑」
と声が聞こえた
人を心配しているなら「よかったわね」だろう
子供が怒られている時「ほら!!おじさんに怒られるでしょ」と言い、他人に怒られていることをもみ消し、自ら子供を怒らないケースのおばさんに等しい
心地よい時間があっという間に吹き飛んでしまった
「クリープ」の話はちとおかしい
クリープといってもインスタントコーヒーに入れるあのクリープではないし、オートマのクリープ現象とも違う話
「creep」は、ある物体に力が一定してかかっている時、その物体が時間とともに変形が増加していくこと
若い(源太郎より)現役の方々に相談を受けた
源太郎と悪友の教授がその話を聞いた
彼らはいわゆる「頭のいい心配性」と感じたので
いくつかの前提条件を聞いて見た(問診みたいなもの)
すると、いずれの答えも、曖昧
大抵こういう場合は、用語を知っている(学生でいうと優秀)いて、経験がない場合が多い
教授「源太郎、考えすぎだよな、ありえん」
源太郎「ええ、そんなことを考えること驚きますね」
同じようなことが別の場面でもあった
解析イコール難しい計算と思っている人が多くなった
計算機が進歩し、難しい計算をたちどころにやってくれる
源太郎のように対数表や計算尺で計算していた時代とは大きく異なる
だから、過去の知見と事例からその現象にあたりをつけて、一つづつ経験値をあげた
でも、今は計算機、境界条件や物性値にありもしない要素を入れて計算する
その計算は間違いがない
だけど、その計算結果がおかしいと疑わない
いつか、経験という言葉が消えていくのだろう
マニュアルや、教科書が正しくて、その用語に囚われていつか片足の椅子でも座れるという答えを出す人ばかりになるだろう
今朝は富士山は姿を見せなかった
なので、先日と機能帰宅した時の写真を記録としてアップしておこう

そして夕暮れ
