お昼前から、積乱雲がもくもくと立ち上がり、日差しもきつくて暑い。
昼休みだが、外は暑くて出る気になれない。ラウラも暑くて動かない。
それでもお買い物カゴを置くと、「行くよ」と言ってすっ飛んできてはいる。これじゃカゴに何も入らないよ。
「失礼ね」とラウラが目で訴えている。
さてと、飛行機嫌いの源太郎だが、乗らなければ仕方ない時は乗る。40年前のアンカレッジに向かうDC-8からの写真、そして今では絶対に撮影できないオートパイロット中の操縦席。ただ、フイルムの保管が良くなく、フイルムスキャナーを通すと傷だらけ、しかもネガカラーフィルムなので劣化も目立つ。
1970年ごろは冷戦時代で、航空機はソビエト連邦領空の通過を許可されなかったため、日本とヨーロッパ間の航空便はアンカレッジ経由をするしかなかった。だからアンカレッジの街はすごく大きな街だった。
ほとんど日本人がいない、オーストリアのチロル州リエンツ郡のLienz(リエンツ)は、 東チロル地方の中心だが小さな町。だけと、この町の北側にはオーストリア最高峰のグロスグロックナー山( 3,797 m)がそびえ立ち、雄大な山岳地帯近くにあり、南に行けば、イタリア国境で、イタリア、ローマに向かう交通の要の峠がある。静かで、何もない街並み、でもこれが本当のヨーロッパの田舎町だと言える。
昼休みはおしまい。また夕方に。
猫の基本をきっちり押さえていますね。
カゴに入ってもおすまし顔のところが、ラウラちゃんらしくて可愛いくて笑えます。
私ならカゴごと頂きたいですね(^_-)-☆