自宅に戻ると、いつもの寝顔
「いつまで寝ているんだよ!!」
答えはない
大好きな箱に、丸くなって
花いっぱいに包まれて
「ラウラ!! おとしゃん帰ってきたよ」
答えはない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ae/9c590a243be791128aa3f867f2e4abe3.jpg)
彼女は知人の幼稚園の園長先生が
雨に濡れて園内にいたところを保護してくださった
2013.12.11に出会って、一目惚れして我が家の家族になった
名前は好きなイタリアの歌手Laura PausiniからLAURAと名付けた
おじいちゃんのJerry、優しいEmmaと暮らし始め
末っ子らしく、悪戯で甘えん坊の暮らしが始まった
あれから5年6ヶ月、Emmaが亡くなり、Jerryも亡くなり
残った彼女は、我が家の太陽みたいな存在になっていた
今は、その人懐っこい仕草もなく、甘える鳴き声も聞こえない
彼女はアルビノで、目がブルーだったから、難聴のハンディがあった
だから、寂しがりやでいつでも緊張していたに違いない
家族が出かけるとひと泣きして、泣きつかれると眠っていた
家内が車で帰ってくると、振動でわかるようになって、必ず玄関先で迎えて甘えた
まさか月曜日に撮った写真が彼女の遺影になるとは想像すらしていなかった
元気に走り回り、食欲も旺盛で、何一つ私たちを困らせたことはなかった
ただ一つ、今になって思うと、ここ一週間ぐらい、家内と夜一緒に寝るのが日常だったのに
確かに、独りで離れて寝ていた
何か最期を感じていたのか
家内が家を空けた時間はほんの数時間
戻ってきたときに、何処にいるのかと探したら、ベッドルームに倒れていた
眠るように息を引き取っていたと・・・
突然死だった
好きなものを彼女の脇にそなえ、そしていっぱいの花が囲んでいる
そして不思議なことにいくら探しても見つからなかった「青い鈴」
EmmaやJerryと遊んだゲージの片隅の
たたんであったくまモンのブランケットの中からぽろっと出てきた
EmmaやJerryの匂いが残っていたのだろうか
その鈴も首元におき、きっと天国に行って
その音でJerryとEmmaが気づき
迷わず迎え入れてくれるのだろうと願う
JerryやEmmaの半分も満たない短い人生だった彼女
本当に悲しく、そして切ないが家族として幸せだったと思ってくれればありがたい
「LAURA ありがとう そして さようなら」
JerryそしてEmma 天国でまた可愛がってやってください
お願いしますよ
ブロ友の皆さま、暖かい言葉や励ましのコメントをいただき
ありがとうございました
お一人お一人に返信したいところですが、しばらくお許しください
そして猫友の皆さま、ありがとうございました
在りし日のLAURAのスナップ写真と共に感謝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/88/2f3b9ae8a4612815c207488859ddc5d0.jpg)