夕方6時すぎになっても、「暑い」「暑い」もう一つ「暑い」。なんとかエアコンをつけずに1日頑張った。室温が29.5度、湿度69%、「蒸し暑い」といったほうがいい。夕方になると風が止み、だから余計に暑い。
頑張った二人も、今はヘロヘロで、愚痴っている。
「暑いね。おとしゃん」
「暑いなぁ」
「ジェリー爺さんが、ウタウダ行っているよ」
「だよね。さっきまで寝ていたのに。あいつが騒ぐと余計に暑苦しいよなぁ」
「本当、ほんと」
「ラウラだって、涼しいところ求めて、ウロウロじゃないか」
「あたしは、騒がないよ。それにしてもジェリー爺さんうるさいよね」
「だよね。散歩に行ってくるよ」
「おかぁしゃんはまだ帰ってこないの」
「もう直ぐ帰ってくるよ」
「じゃ、玄関で待っているね」
全国的に気温はどんどん上昇し、「暑い」を通り越し「くそ暑い(不適切な発言だか)」状態。都内はもう歩ける状態ではないと思う。我が家も窓を開放させ、風が通り過ぎていく(隙間風かもしれないが)ので、まあ外よりは涼しいがそれでも29.5度となっている。ジェリーは犬舎に行くことを拒み、今は腹を出してゲージで、高いびきで爆睡中。
ラウラが見当たらないので探していたら、玄関ホールの高い位置に寝そべっている。近づいて写真を一枚撮ると、顔だけ向けて「暑いの」と訴えているが、どうもそこが一番涼しいのだろう。それからもそこで寝ている。
日本人歌手の場合は説明はいりませんね。なるべく古いレコードものを紹介。こんなやり方なら時間短縮になるね。
「ラウラ、紹介を任せたよ」
「アイヨ。ガッテン承知の助」
「山崎ハコさんだね。昭和52年録音のLPです。暗いですね。とっても」
「太田裕美さん。お人形さんみたいだったね。何年かわからないけど1978年頃じゃない。付録の8ページ写真集が入っていないよ」
「石川セリさん。井上陽水さんの奥さんかな。8月の濡れた砂だけ知っている」
「阿川泰子さん。ジャズボーカルの火付け役。でも今聴くとちょっと違うかなぁ」
「ということで、今日のLPレコード紹介はおしまい」
「ラウラ。ありかとう」
今朝は青空が広がり、もう太陽の日差しがきつい。山開きした富士山は頂上だけ雲がかかっている。御来光を求めて登った登山者は残念だっただろうが、それでも富士山の素晴らしさを味わっただろう。
源太郎の右腕の腫れは少し楽になったが、それでも「もわっと」している。さぁ、月曜日。頑張っていきましょう。
