「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

灯り

2006-10-08 19:35:40 | 思いで
 強風に雨、遠野地方には気象警報は発令されなかったものの、災害警戒本部が設置され、しかも一部地域では被害も発生、停電もあったとかで、昨日7日はたいへんな一日となりました。

 
 さて、本日のエントリーは灯り・・・
 
 中高と自転車通学、今時期からは陽も短く、帰宅する頃は辺りは真っ暗、そんな中安心するのは、所々に設置している街灯、俗にいわれる防犯灯ってやつですね。 概ね100メートルに一基という間隔ながらも、もちろん場所によっては何百メートルもないところもある、近くに集落やら家がなければ防犯灯もないといった感じ、私は男ですからまだ良いのですが、女子生徒にとってはどれだけ心強いものなのか・・・と思います。


我家向かいの防犯灯

 そしてある程度安心できたのが、商店や個人で設置の自動販売機、これが結構明るい、昔は電気も販売機もない時代、しかも懐中電灯もない時代、夜は怖かっただろうと想像されます。



 
 ちなみに松崎町駒木に電気が灯ったのは大正10年といわれております。
 まだ電気を目にして百年経ってないんですが、松崎から電線をひいてきて、電柱は駒木、海上、矢崎の各地区から供出とのことで、電気工夫三名が泊り込みで作業にあたったそうですが、供出された電柱用の木は栗木、人々も色々と情報を仕入れて腐食し辛く、丈夫だと理由で栗木としたとのことですが、工夫は栗の木はダメと受け付けてくれなかったそうです。
 
 理由は杉木の方が工事が楽だったからといわれますが、電気工夫達は巡査(警察官)の次に我々は偉いんだという態度が見られ、好かれなかったそうですが、それでも当時は先端技術者で、重宝されたそうです。
コメント (2)
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