見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

子規の朝顔(根岸子規庵)

2010-07-09 23:58:40 | なごみ写真帖
子規庵(台東区根岸)『明治の朝顔復興プロジェクト』

 先週末、書道博物館に行ってきた目的のひとつは、向かいの子規庵で明治種の朝顔を入手することだった。詳細は上記ホームページで。

 子規庵の門の脇の小庭に朝顔の鉢が並んでいたので、そこにいた人に声をかけたら「こっちが明治の朝顔で、そっちは普通の朝顔です」と、大きく2種類あることを教えられた。「明治の朝顔」と教えられた鉢は、葉っぱが細くて、葉巻のようにねじれているものが多かった。だが、中には、葉っぱがねじれていないものもある。既に赤や青色の花が咲き始めているものもあったが、あえて何色が咲くか分からない鉢を選んで買ってきた。単色の古風な花だといいな、と思いながら。とりあえず、ベランダの洗濯機の上に据えた。



 あとで上記のホームページを見たら、「明治趣朝顔2,000円」「原種朝顔2,500円」とある。合計で200鉢らしい。私が「明治の朝顔」と教えられて買ったのは2,500円だったから「原種朝顔」のほうだ。??? ちょっと分かりにくいのだが、「根岸の里青年団」のみなさんが復元に取り組んでいる「明治の朝顔」というのは、江戸時代に人気だった変化朝顔(突然変異で生まれる品種で、葉が縮れたり細長いひょうたん形だったりと特徴ある形状で、花も小ぶりが多い)のことらしい。

※東京新聞:子規詠んだ明治の朝顔 台東・根岸の人たち復元へ(2010/7/10)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20100701/CK2010070102000068.html

 私は間違って買っちゃったかな? まあ、いいや。火曜の朝に、さっそく最初の花が咲いた。朝から曇り空で、はっきりしないお天気のため、恥ずかしそうな(まだ眠そうな)花つきだった。



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1 コメント

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朝顔市の日 (目黒晋平)
2012-07-06 20:16:58
朝顔市の隅に、朝顔組合のテントがあり、変化朝顔がほしいというと、笹野雪に売っているとのこと。行ってみると、子規庵でつくられている明治時代の朝顔とのこと。「どんな花が咲くかわからない」と言われた一鉢を、購入しました。どんな花が咲くのやら。子規も、楽しんだ花だろうか。ロマンですな。
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