「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

初めての体験「ハイレゾを聴く」

2014年09月16日 | オーディオ談義

昨日(15日)、ミステリー「蜂に魅かれた容疑者」~警視庁総務部動植物管理係~を読んでいたら、5頁に次のような“くだり”があった。

                

「須藤(主人公の警部補)は9月初めのこの季節が好きだった。今日のように暑さを感じるときもあるが、真夏特有の、湿気を伴った不快さは既にない。冬へと向かう物寂しさがある一方、空気は澄み、自然と身が引き締まってくる。」

あまりにも今の自分の思いとピッタリなのでつい引用させてもらった。(ちなみに、この本はちょうど真ん中辺りまで読んだがなかなか面白い!)

とにかく春夏秋冬の中でこの時期が一番好きである。そういえば「セプテンバー ソング」というのがあるが、歌のタイトルにもなる情趣漂う月といえば一年の中でこの9月をおいてほかにないのではあるまいか。

そして「音楽&オーディオ」の虫がそぞろ蠢き、胎動してくる季節でもある(笑)。

この季節にふさわしい「催し」のお知らせが1週間ほど前に飛び込んできた。

「Classic音楽会のお知らせ」

日時 :9月14日(日) pm1時30分~pm5時45分頃まで

ところ :〇〇寺・本堂にて(大分市)

pm13:30~15:00  フリータイム JAZZ・POPS

pm15:00~16:00 ネットオーディオ入門編

pm16:30~17:45 TANNOYウェストミンスターRでクラシック試聴会

使用機器

TANNOY ウェストミンスター/R  マランツ SA-11S3(SACD) カンノ KP-300プリ 300BMNパワー/モノ×2台) オラクルDelphi mkⅢ(プレイヤー)+Grado トーンアーム  パイオニア ミュージックサーバー N-50
(ネットオーディオ使用機器)

主催は県内で唯一の専門オーディオ・ショップ「〇〇ムジーク」さん。

今から30~40年ほど前のオーディオ全盛時代には県内でも有名百貨店やレコード店などにオーディオ部門が併設されていて、それはそれは賑やかな時代だった。

あの頃の我がシステムは、当時「黄金の組み合わせ」と言われていたラックスの真空管プリメインアンプ「SQ38FD」とスピーカーは「タンノイⅢLZ」(オリジナル・イン・キャビ)、レコードプレイヤーはマイクロ精機でカートリッジはオルトフォンのSPU-GTE、STSの455Eなどで聴いていた。あのころは暇さえあればオーディオ店をハシゴしていたなあ~。

それがオーディオの退潮とともに一抜け、二抜けと段々撤退していって、とうとう今では孤軍奮闘状態となってしまった「〇〇ムジーク」さん。

そのムジークさんからの「お知らせ」とあれば、ぜひとも参加しなくては~。それと、もうひとつ興味を引かれたのが「ネットオーディオ入門編」の講演。パイオニアの営業マンの方が実際にお見えになるというのだから、これは絶対に逃がす手はない。

この「ネットオーディオ」だが一般的に高齢のオーディオマニアは、アンプやスピーカーにはやたらに詳しいものの、やや手薄になっているのが音の入り口部分、つまりパソコンやデジタル関係にあることは否定できない。

ブログ程度の読み書きとは違って、複雑な(?)パソコン操作と聞いただけで苦手意識を持つのはおそらく自分だけではあるまいが、少額の投資でCD以上の音質が手軽に聴けるとなれば、食わず嫌いのままには放っておけない。すべては「いい音」のためだから、がんばらなくっちゃあ(笑)。

いざとなれば高校時代の旧友で我が家に定期的に来てくれるパソコン博士のU君に「お助けマン」となってもらう積もり~。

さて、興味津々のもと、自宅を12時半ごろに出発してクルマを会場近くのオーディオ仲間のMさん宅の駐車場に置かせてもらって連れだって会場に到着したのが丁度開演時の13時半頃だった。

            

以下、続く。

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