「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

効果があった「オーディオ・アクセサリー」

2018年05月19日 | オーディオ談義

前回からの続きです。

新しいジェンセンのツイーターを試着したので近隣にお住いのオーディオ仲間「Y」さんに来ていただいて、試聴していただいたところ「バランスがいいですね。」と、なかなかの好評だった。

Yさんとはお付き合いも長いのでお互いに遠慮するような間柄ではなく、「悪い音のときは悪い」とはっきり歯に衣を着せずに口に出される方なので、素直に受け取ることにした。

30分ほど試聴していただいただろうか、いきなりYさんが「よろしかったら実験をしてみたいのですけどいいでしょうか」と、口調を改めて意を決したような眼差しで申し上げられた。

少し気圧(けお)されながらも「ハイ、いいですよ。」と気軽に応じたところ、ポケットからやおら取り出されたのが試聴用のCDとオーディオ・アクセサリーの小道具。

    

左側のCDが「T-TOC RECORDS」という会社が録音したCDで、この社長さんがオーディオマニアだそうで、「東京の電気は汚れているので茨城にスタジオをつくってそこで録音した。」という優秀録音。

そして、右側の白くて小さい穴の開いたもの(2個)は「アモルメット・コア」というオーディオ・アクセサリーで、何でもSPコード(プラス、マイナス一緒)に、これを通すとコモンモードノイズ(高周波)が除去されるのだという。

こういう小道具は眉唾ものであまり信用しない性質(たち)だし、コモンモードノイズの正確な意味もサッパリ分からないが、理論はさておき実証したうえで効果が上がればそれはそれで認めようというのが我がポリシー。

Yさんのたってのご要望で「ぜひアンプはWE300Bを、スピーカーは音の微細な変化に対応できるAXIOM80でお願いします。」

「ハイハイ、わかりました。」(笑)

    

はじめに従来通りのままで試聴し、音質を確認したうえで今度は「アモルメット・コア」にSPコードを通して聴いてみた。装着は実に簡単。

二人とも耳をそばだてて傾聴したところ、何と音が変わったのである!すっきり爽やかというのか、あきらかに透明感が向上したのには驚いた。

Yさんも「やはり変わりましたね。ベールが1枚も2枚も取れた感じです。このシステムだと如実にわかると思っていました。」と、感無量といった面持ち(笑)。

いやあ、こんな小道具がねえ・・・。
参った、参った。

「これって、いくらするものですか?」「たしか〇千円ぐらいだったと思います。ネットでググってもらうとわかりますが。」「そうですか。」とさっそく面前でググってみたところ、サイズがいろいろあったが小さめだったのでお値段は超安かった。

「ここでお金を払いますので、このまま置いていってくださいよ。いいですね。」と無理を承知で言ったところ「仕方ありませんね・・。」(苦笑)。

Yさんがお帰りになった後で、我が家のSPコードにすべて装着しようとネットでさっそく注文して計8個ゲットした。

これでひとまず、気が収まって一件落着。

まったく「いい歳」をして、聞き分けのない子供みたいだ・・(笑)。



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