赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『はやとちりからはじまった』藤田千津 新刊

2021-10-19 11:12:35 | その他

直木賞作家・山本文緒さんがお亡くなりになったとニュースが流れました。うわー!!びっくり。ショック。

わたしがデビューする頃、人気の方で、ずいぶんと読みました。2000年前後かな。

この前、NHKの朝イチで鬱の話をされていたとき、元気そうだなっと思っていたのに。

ご冥福をお祈りいたします。

さて、藤田千津さんの新刊です。

幼年童話。一年生らしい自然な会話がいいですね。

これって、書けそうで書けない。もっと、複雑な、こったストーリーをめざして書いちゃう。だって、作家は大人だから。

でも、それだと一年生にはむずかしいですよね。

藤田千津さんの今回の作品は、子ども視点でぶれてないところ、見習いたいなっと思いました。

そこが幼年童話のたいせつなところですから。

ちょっとしたできごとに、わくわくする子どもたちのすがたを楽しんでください。

藤田千津さんは、わたしよりもちょっと年上。

そういう方ががんばって本をだされると、わたしもまだ、がんばれるって気になれてうれしい。

藤田さん、コロナ禍、書いていたのね。すごいです。おめでとう。


コスモス畑

2021-10-17 10:45:35 | その他

今日から寒くなりました。それを見越して、昨日、昭和記念公園にいってきました。

レモンイエローのコスモス畑がひろがっていました。

園内には、花火のベンチも

やっぱりコスモスはこっちの色? でも、風にたおれているものも多かったです。

公園はこども連れがたくさんきていて、コロナが少しおさまった晴れ間を楽しんでました。

また、最近の昭和記念公園はコスプレーヤーたちの撮影も多く、いろんな仮装をした人たちが集まっていました。

それを見ているのも楽しい。みんないいカメラ、もってますよ。

こもれびの里にいくと、昔の農家の風情が楽しめます。

こんな風景、この頃はほとんど見かけなくなりました。わたしには、なつかしい。

あと、かやぶき屋根の農家で13夜のかざりがされていました。写真スポットになっていました。


実作通信 ビギナーズコース、開始しています!

2021-10-16 07:35:16 | その他

実作通信講座は、日本児童文学者協会でやっています。そこに今回の事業部スタッフでビギナーズコースを発案し、10月から開始しました。田部智子さんがアシストしてくれました!

これは、コロナ禍でなかなか出かけて、教室などにいけない中でも、始められるようにという思いで生まれたものです。

アナログですが、郵送でする通信講座を充実させようと。

10月からスタートだったのですが、わたしの予想をうらぎる好評です。ひとりかふたりからスタートかなっと思ったのですが、二桁の人数が集まりました。

テキストをつくったのは、牧野節子さん。長年、大学やカルチャー教室で教鞭をとられただけあり、体系的な説明のしかたがとてもわかりやすいです。テキスト、感心して読みました。なにより、やりたくなる楽しさがあるのがいいです。

特別に最初のページ

こんな感じで5つの課題をこなしています。

まったく初心者だけでなく、書いてる方がやっても、自分の弱点がわかっていいかもしれません。

気になった方は、日本児童文学者協会、事務局へ

 


ベルマーク新聞に『ぼくらのスクープ』

2021-10-13 08:32:15 | その他

昨日まで暑かったのに、急に涼しくなりました。

オンラインで読めるベルマーク新聞10月号に、藤田のぼるさんが『ぼくらのスクープ』をとりあげて、紹介してくださいました。

藤田のぼるさんは、日本児童文学者協会の理事長です。

藤田のぼるさんの紹介は読んで見たくなるように書いてくれます。ほんと、ありがたいです。

わたしの本も身近な謎に気づくことに大切さに触れてくれてます。

今回の書評では、『ぼくらのスクープ』のほかもおもしろい本が紹介されているので、ぜひ、オンラインのベルマーク新聞を見てください。わたしは、『帰れ! 野生のロボット』がおもしろそうだと思いました。だって、ロボットが無人島で動物のせわをするって!

読んでみたいけど、読み出したら、自分の仕事が手につかなくなりそう。

今、柏葉幸子さんの『亜の国』を読んで夢中になってしまってます。これが、また、おもしろいんだ。ファンタジーの楽しさをぎゅっと閉じ込め、それを熟成させた感じの話です。読み終わったら、紹介します。

近頃、好きな本を読んで、のんびりしてましたが、そろそろ、まじめの仕事をしないとと思い初めました。

これからの出版の予定としては、講談社からSDGsを物語で紹介する、おはなしSDGsのシリーズで書かせてもらっていて、これがでる予定。

来年、シリーズが順次に刊行していくことになっていて、昨日、表紙のラフが届きました。

明るくてエネルギーある表紙になりそうで、楽しみーー!

あと、『トゲトゲトカゲをつかまえろ!』の続きの作品、『クスクスムシシを追いはらえ!』も準備しています。これも、とってもかわいい、幻獣のヒヨコがでてきます。ほんと、愛らしくて、今にも動き出しそう。

今年中にでるのかと思ったけど、遅れそうな感じですね。

 

 


追悼・噺家、柳家小三治さん

2021-10-11 13:45:27 | その他

昨日、柳家小三治さんが亡くなったと聞いてとても驚いた。すごくさびしい。

小三治さんは、あまり高座にあがらないが、秋から冬にかけて、精力的にチケットを売っていた。わたしもコロナがおさまったから行こうと思ってたのに。

最後の高座が府中でやった「猫の皿」だという。わたしの大好きな演目だ。聞きたかったな。うまかっただろうな。

今、YOU TUBEにたくさん落語があがっている。

けど、やはり寄席ににってみたい。観客みんなと、落語家とで、その高座をつくっているんだと思う。

でも、ねるとき、カセットテープで落語をきくのは、悪くないと思う。

『がむしゃら落語』を書くときも、柳家小三治さんの落語を繰り返し聞いた。

とつぜんの訃報、『落語ねこ』のように、どこかの猫にのりうつっていたら、おもしろいのに。

ご冥福を祈りたい。