赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

NHKジャーナル・ミニビブリオバトル報告

2019-02-16 15:02:46 | その他
2月8日金曜日にありました、NHKジャーナルの対決ミニビブリオバトル、ホームページに掲載してもらいました。
こちらを見てください

岡野くんとわたし、親子よりも年が離れていますが、本のことだと、対等に盛り上がって話せました。
岡野くん、ぜひ、次の対決、がんばってください。
このブログでは、これからは報告しませんが、ミニビブリオバトル、注目していきたいです。

また、第2回全国中学ビブリオバトル決勝大会が3月24日に行われます。場所はよみうり大手町ホールです。わたしも抽選にもれなかったら、見に行きます。
こちらのゲストはなんと森絵都さん。

21世紀活字文化プロジェクトのサイトから申し込めます。

この日、予選、準決勝、決勝とやるそうです。予選には、国分寺の5中からも出場されるそうです。
わあー!! がんんばってほしいな。よみうり大手町ホールはそれはそれは大きくてきれいなホールです。
そこで発表したこと、きっと、あとあとまで残る、すてきな思い出になると思います。どんな結果でもね。




漫画『重版出来』

2019-02-15 11:31:18 | その他

おっかけている漫画なので読みました。
すっかりWEB漫画の話になっています。漫画業界はそうなんでしょうね。
読者の投票、いいね!の数で連載になるかどうか、決まっていく世界。
作家も読者の辛辣なコメントにも慣れなければいけない世界。
これが現実と思いつつ、ひえぇーっと思います。

今回は世代交代、バトンタッチの話でもありました。
今と同時代性があるか、どうか。うーん。

それでも、やはりおもしろく読めました。厳しいとともに救いもかならず書いてくれるのがこの作品です。
作家もチーム重版出来も漫画文化を愛しているんでしょうね。これから中田伯がどうなっていくか、目が離せません。
また、単行本の最後にそういうもっていきかたをするところも、憎いというか、うまいところですね。

今日は俳句の句会です。おおぎやなぎちかさんが教えてくれます。
集まるのは児童文学関係者がとても多い。めずらしい句会だと思います。

季語があって、五七五だけの世界。
私にはなかなかむずかしい。駄作しか書けないけど、俳句に関する話はおもしろくて、仲間の作に関心しています。
また、おおぎやなぎさんのアドバイスも感心です。

今日は寒いけどビールがおいしいかな。もちろん、二次会も楽しみのひとつです。

ハックルベリーブックスで

2019-02-13 14:21:10 | その他
理事会でいっしょに奥山恵さんは、児童書書店をやられています。ハックルベリーブックスです。すてきなイベントをいつも企画し、行っています。

以下のような上映会もやるとか。おもしろそう!!柏がちょっと遠いのが残念。近かったらぜひ、行きたいです。
いつも、ここでのイベントは、心に残ると評判です。

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3.11をわすれない
『福島生きものの記録』上映会

寒さは続きますが、立春の陽光で「一陽来復」と言う言葉を思い出します。
この3月11日で、9年目を迎える東日本大震災。
福島の原発事故後、2012年立ち入り禁止が解除された南相馬へ入り、被曝した生きものたちの撮影を始めた岩崎雅典監督は、2016年まで何度も足を運び、5本の映画にまとめて各地で上映会を開いてきました。今回、柏でも「福島生きものの記録」№1の上映会を開きます。
ツバメ、ネズミ、カエル、サル、ウシ、等々事故後も被爆地で生きるほかなかった生きものたちの貴重な記録映画です。どうぞ気軽にご参加ください。

日時  3月10日(日)15:00~
    3月11日(月)18:30~

場所  ハックルベリーブックス(柏市柏3-8-3)
    柏駅から徒歩7分
電話  04-7100-8946
    10:30~暗くなるまで 

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今日は、落語に行きます。今、大人気の談春です。談春はテレビに出て有名になる前までは、時々、聞きに行っていました。
今はチケットがとりにくい。寄席にも出ない立川流の噺家なので、今日はとくに楽しみです。


ラジオ、ミニ・ビブリオバトルの『時の石』

2019-02-11 16:08:00 | その他
寒いです。高円寺演芸祭りに行くのも断念。家でぬくぬく……。

さて、ビブリオバトルの話の続きです。
ラジオのNHK第一、NHKジャーナルの金曜日 ミニ・ビブリオバトル、テーマは時代物。

わたしは、『幕末マラソン侍』を選んで、相手は藤沢周平か、朝井まかてか、山本一力かとドキドキしながら控え室にいきました。

そしたら、な、なんと、『時の石』! 日本児童文学者協会、元理事長の那須正幹さんの名作です。

そして、その絵はわたしが何度も絵をかいてもらったことのある、岡本順さんのもの。
うわー、なんかなつかしいと思いました。

というのも、わたしは那須さんの山口県、防府の家まで遊びにいったことがあるのです。会報部の仲間で。
フグを食べに行って、防府のスナックにも行きました。お忙しいと思うのに、半日、相手もしてくれました。

また、わたしな理事なので、那須さんが理事長だった頃は毎月のようにお会いできて、飲みにもいきました。
そんな縁で、那須さんの色紙ももっています。「うそつきは作家の始まり」って達筆で書いてあるんですよ。

今回の相手の新聞社に勤める岡野くん、ズッコケ三人組から那須さんのファンになり、ずっと好きなんだとか。
『ぼくらは海に』『屋根裏の遠い旅』なども好きだとか。
「那須先生の想像力のひろがりはすばらしい」といっていました。

わたしは1994年というずいぶん前の児童書を、こんなに好きでいてくれたそのことに感動!
児童書ってピュアで心の根っこをつくる時期に読むからでしょうか、妙に心にのこり忘れられないことがあるんですよね。
「時の石」は岡野くんにこんなに大事に思ってもらって幸せな本だと思いました。

そして、岡野くんのプレゼンもSFであるところも協調して、さりげないけど熱のこもったなかなかの話しぶりでした。
いっておきますが、わたしのラジオもけっして、悪くなかったんですよ。ホントに。

15日まで聞けます。聞いてみてください。NHKジャーナル こちらから

ビブリオバトルでたくさんの友だちができたと、にこにこしながら話してくれました。
バトルだけど友だちができるって、ふしぎですが、ほんとうのようです。
今回のラジオの対戦で出会ったかた、みんなそういっていましたから。

ミニビブリオバトルで紹介『幕末まらそん侍』 

2019-02-09 09:59:59 | その他
昨日のNHKジャーナル、ミニビブリオバトル。テーマは時代物でした。うーん、にがてだなっと思う中、土橋章弘さんの『幕末まらそん侍』をわたしは紹介しました。実際にあった安政の遠足をもとにした、さくっと読める痛快エンターティメント時代物です。
『超高速参勤交代』を書かれた作者のもの。2月の終わりからロードショーです。

バトルの模様はNHKジャーナルのところから、一週間、聞けますので興味があるかたはどうぞ。

ただ、いってしまえば結果は4連勝ならず、残念!! 負けちゃったのですよ。トホホ。

NHKの方が大変いいかたで、よくしてもらってきたので、これでお会いできないと思うと、寂しいですね。
アナウンサーさん、いい声ですてきでした。ぽうっとするくらい!

それに出会うバトラー、出会うバトラー魅力的でした。
ビブリオバトルは、バトルするだけでなく、終わったあと、みんなで本について語らうのがおもしろいとみなさんいいます。

本を知り、人を知る。ほんと、そんなゲームだと思いました。
今回えたいろんな思いは、今度、作家の仕事のほうでいかしていきたいと思います。

そして、内心、とてもホットともしています。年末から産経の書評やらこれやらで、なにやらあわただしくきましたから。それに緊張しました。

さて、勝ったのは、20代の若者、岡野くん。そしてなんと紹介したのは児童書 那須正幹さんの『時の石』
わたしは児童書に負けたんですよ。児童文学作家のわたしのほうがムリして大人の本から作品をさがして、それがなんと元理事長の那須正幹さんの作品とバトル。そして、負けてしまうのです。

このことについては、いろいろ思うところがあるので、日にちを変えて、ブログに書きます。岡野くん、すばらしい、プレゼンでした。なので、わたしのブログの報告もぜひ、読んでください。
今日は、これから創作教室なのでこのくらいにします。

さて、昨日の夜、渋谷のスクランブル交差点。撮影スポットだというビルの上から写真をとりました。




人がアリのようにわいてはでて、わいてはでて、消えていきます。

今日の雪、つもらないでくれっと願います