赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

産経新聞書評『ぷらべん 88歳の星空案内人』

2019-01-20 13:58:27 | その他
産経新聞に本の紹介をかきました。

『ぷらべん 88歳の星空案内人』です。


これは、プラネタリウムの解説一筋に生きてこられた河原郁夫さんのことを書かれたノンフィクション。
とても、いい本で、おもしろかった。ノンフィクションはあまり読まないのですが、この本は本当に出会えてよかったと思いました。

星が好きな方というのは、純粋なんだなっと思いました。欲とか儲けとかは本当に感じません。星へのあこがれとロマンを多くの人に伝えたいという気持ちがつまっています。

東京の空は光害で、星が見えないんですね。年末には金星が少し見えましたが、そのほかはたまにオリオン座が見えるくらいで、まったく見えない状態です。この本を読むと、それがとても残念。星に出会いたくなりました。


河原さんが小学生の頃は、蒲田あたりでも星がたくさん見えたそうです。
スペースの関係で書評には書けなかったのですが、戦争がひどくなる前、ひとりで冒険をくわだてたあたりの話もとてもいいのです。
蒲田駅からひとり、三鷹の国立天文台まで出かけました。めざすはアインシュタイン塔。その頃の三鷹あたりははたいへんな田舎で、境駅から40分も歩いて、たどりついたといいます。けど、見学は受け付けていないと、守衛さんに追い返されそうになったのを、ちょうどきた天文台の方の配慮で見学させてくれたそうです。そのときの感動といったら!!

ずいぶん昔のことをはっきり覚えているのもすごいですね。生き生きと描写してあって作家、顔負け。そして、星への情熱の強さが伝わってきます。
そんな影響でわたしも昨年、国立天文台に行ってみたりしたのでした。今は見学も受け付けています。うちからは車で30分の近さでした。。





河原さんの生解説のプラネタリウム、人気で、「かわさき宙と緑の科学館」で月に一度、まだ聞けるそうです。絶対に行ってみたいと思いつつ、なぜか忙しくて行けていないのが残念。
でも、河原さんがまだ、解説をしてくれているうちに行きたいな。


新刊『バドミントン★ディズ』 見本ができました!

2019-01-18 09:42:04 | その他
新刊『バドミントン★ディズ』の見本ができました。




わたしの初めてのスポーツものです。それで苦労したのですが、編集者さんが根気よくつきあってくれました。感謝!感謝!

それと5年生の女子、ひとりひとり書き分けたのも初めての挑戦です。

近くでバドミントンを小学生におしえている友だちにも取材しました。

何度も質問に答えてくれ、また、わたしも体験させてくださったYさん、Tさん、Oさん、ありがとう。
それがなければ完成しませんでした。

そして、こんなステキな帯も!


編集者さんってやはりすごい。一番、打ち出したいところをちゃんと拾ってくれるんですね。

本屋さんに並ぶのは、あと一週間ほどかかるでしょうか。
どうか、どうか、よろしくお願いします。

同時に高橋桐矢さんのも同じシリーズででるみたい。こちらもおもしろそう!
このノベルフリークというシリーズ、10冊となったそうです。

昨日、編集者さんと楽しく話して帰りのとき、駅はひとだかり。電車が人身事故でした。JRの人は必死に説明していました。
息子も夫も疲れはてて帰ってきました。

電車事故は悲しくなるし、疲れるしで、やはりやめてほしいよーー。




神田明神

2019-01-15 21:39:27 | その他
日曜日、お茶の水の神田明神に初詣に行ってきました。かなり混んでいましたよ。


新しい建物がたっていて、おみやげものもたくさん売っていました。
神社エールという、神田明神の飲み物も。
上のホールではアニメの催しがあったようで、人が並んでいました。


秋葉原まで歩けるということで、歩いていきました。途中、ランチをしたら、となりがコスプレーヤーでした。
かなり目立つかっこうでしたが、なじんでしまう秋葉原、おそるべし。

道で踊っている若者がいて、メイドカフェの呼び込みが立っていて、秋葉原はわたしにはおどろくことばかりです。

帰り、みかん大福を買ってきました。
なんと、みかんがまるごと入っているんです。口を大きくあけないと食べられません。

でも、おいしい! 
お腹がいっぱいになりました。

な、なんと三連勝・・・NHKジャーナル・対決ミニビブリオバトル!

2019-01-12 09:34:08 | その他
昨日は、ラジオ第一で夜10時から流れるNHKジャーナル、対決ミニビブリオバトルに行ってきました。

まず、渋谷の公園通りを歩いてNHKに向います。
公園通り、青の洞窟のイベントのなごりで深い海の底のような群青色のライト がとてもきれいでした。


また、坂道の歩道には、きれいに花が植えられています。

この坂を登るうちに緊張がたかまり、パルコの工事現場あたりで、くるりと後ろをむいて帰りたくなります。けど、それをのりきると、覚悟がきまってくるからふしぎ。

それをぬけて、まっくらなNHK西口に向かいます。夜間の出入り口です。

そこから、おちあって、スタジオへ。

今日の対戦相手のKさんは、はつらつとした魅力的な女性です。
紹介する本は『よろこびの歌』宮下奈都さんの本。わたしも一瞬これにしようかと思った佳作です。
ジャーナルの人も、今回はバトナーも女性どうしで、女性作家の作品の対決で、過去にこういう回はなかったと注目してくれているようでした。

控え室では、ひらがなの「うた」というテーマがむずかしかったと意見が一致しました。

そして、バトル。わたしの紹介した『明るい夜に出かけて』はラジオ深夜放送のヘビーリスナーさんが主人公の話ということもあり、リスナーさんが応援してくれて、勝つことができました。三連勝。

Kさんの紹介がうまくて、これは負けたと思っていただけに、びっくりしました。



今回のチャンピオンベルト(帯)は、音楽の柄でした!!

『明るい夜にでかけて』は、オールナイトニッポンの深夜放送、お笑い芸人のアルコ&ピースと名前をだして、深夜放送をリアルに表現している名作です。ほんと、いい話なんですよ。山本周五郎賞を受賞されていて、その受賞式、アルコ&ピースも行かれたそうな。

そして、これは、オールナイトニッポン50周年記念、ラジオドラマにもなってます。菅田将暉くんを筆頭に豪華なキャスト。
これがすばらしくいい。作品世界をこわしていないんですね。

でも、大好きな作家の本を紹介するので、そういう意味ではドキドキでした。勝ててよかった。

お年玉として、ラジコのマスコットをもらいました。かわいい


わたしのミニ・ビブリオバトル対決、一週間はNHKジャーナルジャーナルのサイトから聞けます。
www4.nhk.or.jp/nhkjournal/
また、NHKジャーナルでは、成人の日に、特集ビブリオバトルをするそうです。20才のバトラーが対決します。
こちらも注目ですよね。

さて、今日は、これから創作教室、加藤純子さんの代理です。加藤さんほど、教えられる自信はないですが、わたしらしく、せいいっぱいやらせてもらいます。なので、よろしく!(それが終わったら、休むぞーー)


『ぼくの、ミギ』戸森しるこ

2019-01-10 11:22:17 | その他
すてきな本に出会いました。『ぼくの、ミギ』なんと、くつしたのお話です。


くつしたって片方見つからないことってよくあります。わたしは整理整頓がにがてだから、とくにあります。
そういう気持ちで読むと、いっそう、ミギがいとおしくなります。

幼年童話のようであり、大人の人向けのようであり、なかなか魅力的な本になっています。絵もすてきなんですよ。こんなの読んだら、くつしたを捨てられなくなりそう。でも、いいお話しで、ラストも余韻があります。

デビューからどんどん快進撃で戸森しるこさんってすごいですね。

今日はすごい寒いですね。車のフロントガラスもかぴかぴに凍っていました。

あんまり寒くて、外に行くのがいやでゴミを捨て忘れそうでした。お正月ボケです。

今日はこれから事業部のことで神楽坂の事務局に行きます。てぶくろしていきましょう。

そのあとは、ちょっと楽しみな飲み会も・・・・