赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

今年もやります! おはなしエンジェル

2011-04-21 08:17:23 | 日記
毎年かかわってきた子ども創作コンクール、おはなしエンジェルですが、今年もやることに決定しました。応募要項もかわりまして、中学生の部もできるようです。(詳しくは、応募要項がでてから、お知らせします)

昨日は、その打ち合わせに、市ヶ谷のT出版へ。節電モードのちょっとうすぐらいエレベーターホールに、少しおどろきました。(そういえば、中央線の中も、真っ暗な時があり、ぎくっとします)

そこで、児文芸の山本省三さんから二冊の本をもらっちゃいました!
人気シリーズの おしゃれプリンセス ミューナ 
『ともだちは おひめさま』



みなの正体は、カリスマ・デザイナー。そのみなが、今回は、和服をかわいく、着こなして映画にでちゃいます。マンガ感覚で、楽しく、軽く読める作品。
女の子の好みが、ぎゅっとつまったような一冊。こういうタイプの作品、かえって女性のほうが、書けないのかも。
おおた うた さんの絵も、きらきらの表紙も、現代的だな~。

あと、もうひとつは『ビオレママ、きちんとてあらい!の術』という絵本です。
テレビのビオレママがでてきて、しかけもあって、楽しく手洗いが好きになりそう。
どちらの作品も、ちゃんと読者の対象を定めて、わかりやすい。
版元はポプラ社です。

おとうふ料理

2011-04-19 09:16:59 | 日記
昨日は、作家のAさんとMさんといっしょに、おいしいランチをしました。
『とうふ屋うかい』というおいしいおとうふ料理で有名なところです。日野駅まで、車できていただいて、いきました。
日野は、今、発見日野宿として、市をあげて、日野のいいところを見つけていこうと盛り上がっているようです。観光地図やいたるところに古い写真があって、なかなかおもしろそうなところ。

けど、わたしたちは、花よりだんごと、お食事のほうに直行。
とうふ屋うかいは、住宅街の中にぽっかりあらわれたオアシスのようなところでした。
一歩ふみいれて、まず、お庭が見事。

それに、おとうふも、おいしい。おとうふ料理なのに、軽くなく、コースで食べるとお腹いっぱいになりました。

なんといっても、お料理をひきたてたのは、いっしょに食べたおふたりの人柄です。
心やすまる人と、たわいないおしゃべりをして、おいしいものを食べて・・・。
震災の人に申し訳ないくらいの、幸せな時間でした。
そして、今書いている作品のことや、ぶちあたっている壁のことなども、聞いてもらいました。
庭の中に、見事な鯉がいる池があって、はらはらと散ったさくらの花びらが、うかんでいました。

高田馬場で

2011-04-18 09:07:43 | 日記
昨日は、高田馬場で創作教室のみなさんたちと、読書会をしました。
初めてです。ひさしぶりに、勉強し合った仲間と出会えて、わたしはとても幸せな一日でした。

高田馬場駅では、アトムの主題歌の発車ベルにとても驚きうれしくなり、街では、学生の多さと元気のよさにあっとうされました。

震災があって、集まった人たちも、それぞれの形で乗り越えていました。
もう、本とか読めないし、書く気持ちにもなれないという方もいました。
あれだけのことがあったのだから、それもよくわかります。

日本中が沈みがちは春です。
けど、そんな中でも春の花々は力強く咲いています。
写真は、母が好きなレンギョウの花。
「さくらばっかり、注目しないで」
そんな声が聞こえてきそうなほど、あでやかに咲いていました。

幸せの黄色いハンカチ

2011-04-15 09:23:37 | 日記
昨日、東京テレビで放送された映画『幸せの黄色いハンカチ』を見ました。
高倉健、武田哲矢、桃井かおり、みんな若い。

昔、この映画にずいぶん感動した記憶がありました。
だから、なつかしく見たんだけれど、それにしても、テンポがゆっくり。見知らぬ人を車に乗せ、親切にするってところ事態、昭和そのもので、娘には、「ありえな~い」と笑われてしまいました。
武田鉄矢の桃井かおりにせまっていくあたりも、わかりやすすぎて、カッコを気にする平成の子はしないノリでしょうね。そんなレトロな雰囲気満載の流れ。

けど、笑いながら、つっこみまくっていた娘も最後まで見ると、「なんか、よかったね」と静かにいってました。
キャラをつくりすぎてない、感動させすぎようとしない、よさというのでしょうか?
今の、いかにも、「感動してよ」「泣いてよ」というテレビドラマの演出や風潮に、ちょっとうんざりしていたからかもしれません。

さて、桜も散り際ですが、やっと花粉がすこし楽になってきました。
マスクがとれる時期が、待ち遠しい。



新宿末廣亭

2011-04-12 08:27:52 | 日記
寄席にいってきました。新宿の末廣亭。古い建物でどうかなって思ってましたが、地震でも無事だったようです。


末廣亭の中は、もう、昭和というか江戸の中にタイムスリップしたよう。いくつもの提灯が舞台をかざっています。
昨日は、「どどいつ」まで聞けました。

きみは吉野の千本桜~~、色はいいけど木(気?)がおおい~~。

のんびり、おだやかな空気にひたって、ちょっと居眠りなんかして、肩の力をぬいて帰ってきたら、また、余震がありました。結構、長い余震です。
うちはそれほど揺れないのですが、マンション住まいの実家は、すごく揺れるようで、心細かっています。避難所生活の人はもっと心細いかもしれません。

どんどん、震源地が東京に近付いているのも、不気味。
早くおさまってほしいです。