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赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おもしろかった!『博物館の少女 怪異研究事始め』

2021-12-24 09:01:44 | その他

年末になり、あわただしい中、好きなタイプの本とめぐりあいました。

明治時代、博物館が初めてできた頃の話です。主人公の少女は大阪からきたイカル。博物館でなくなった黒手箱の謎をおっているうちに・・・。

昔の話ですが、神田川のこちら側は、外神田、あっちは内神田と地名はよく知っているところなので、親近感がわきます。

上野から、お茶の水の近くまで、昔の少女はよく歩いたんですね。

資料もたくさんあたって書かれたのでしょう。実在の人物もおりまぜてあり、明治時代の暮らしが垣間見れるのも興味深いです。

こういう作品を読むと、富安陽子は希代のストーリーテラーだなって思います。

東京駅近く、オアゾの丸善書店では、コーナーができて、この本が山積みにされていました。

どうやら、続きがある感じです。シリーズになるのかな?

 

さて、今日は本多図書館とおはなしポケットの方々と、講演会の打ち合わせです。

講演会、無事にできるかな? オミクロン型が心配です。広がり、なんとか踏みとどまってほしい。