最近、マンガをあまり読まなくなりました。マンガの数が増えすぎて、どれに手をつけたらいいか、わからないというのがわたしにとっての原因です。
ちなみに、鬼滅の刃は途中までネットフリックスで見ましたが・・・。おもしろいです。
そんな中、唯一、発売日を楽しみにして買い続けるマンガが『重版出来!』
マンガ業界を舞台にしたお仕事マンガ。
今回、15巻はとても興味深かったです。だって、とつぜん、編集長が替わって、まったく違うタイプの人になったって話だから。
児童文学でも、編集者さんの人事異動はとつぜん、きたりします。
仲よかった方が他の部署に行かれたりしたら、もう、泣くしかありません。がむしゃら落語をつくってくれたF出版社のMさんが退社された時もさびしかったな。
でも、また、新しい出会いもあるんです。
若い方に新しい視点をおしえてもらったり、挑戦してくのも楽しいです。
だから、問題は突然ってところですよね。心が整理できるまで、もやもやしてしまうものです。
今回、マンガでは、作家をコントロールして、売れるものを書かせろという編集長さんがでてきます。作家って結構、わがままでマイペース。そんな人をコントロール、ほんとうにできるの?
ほんとうにいい編集者ってどんな人? 売れる漫画ってなんだろう? 黒沢さんは悩みます。
「他人の山を見てもしかたない。自分の山を登れ」
作中にでてくるあうマンガがさんの言葉だけど、みんな作家は自分の手で山をのぼっているんですね。
編集者と作家との関係を考える15巻。創作のかかわる人なら、絶対に楽しめます!
井の頭公園にいた鵜(?)