goo blog サービス終了のお知らせ 

赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

マンガ『重版出来!』15巻

2020-08-16 10:18:14 | その他

最近、マンガをあまり読まなくなりました。マンガの数が増えすぎて、どれに手をつけたらいいか、わからないというのがわたしにとっての原因です。

ちなみに、鬼滅の刃は途中までネットフリックスで見ましたが・・・。おもしろいです。

そんな中、唯一、発売日を楽しみにして買い続けるマンガが『重版出来!』

マンガ業界を舞台にしたお仕事マンガ。

今回、15巻はとても興味深かったです。だって、とつぜん、編集長が替わって、まったく違うタイプの人になったって話だから。

児童文学でも、編集者さんの人事異動はとつぜん、きたりします。

仲よかった方が他の部署に行かれたりしたら、もう、泣くしかありません。がむしゃら落語をつくってくれたF出版社のMさんが退社された時もさびしかったな。

でも、また、新しい出会いもあるんです。

若い方に新しい視点をおしえてもらったり、挑戦してくのも楽しいです。

だから、問題は突然ってところですよね。心が整理できるまで、もやもやしてしまうものです。

 

今回、マンガでは、作家をコントロールして、売れるものを書かせろという編集長さんがでてきます。作家って結構、わがままでマイペース。そんな人をコントロール、ほんとうにできるの? 

ほんとうにいい編集者ってどんな人? 売れる漫画ってなんだろう? 黒沢さんは悩みます。

「他人の山を見てもしかたない。自分の山を登れ」

作中にでてくるあうマンガがさんの言葉だけど、みんな作家は自分の手で山をのぼっているんですね。

編集者と作家との関係を考える15巻。創作のかかわる人なら、絶対に楽しめます!

井の頭公園にいた鵜(?)