七月四日土曜日 ZOOMをつかった テレワークのギャラリートークに参加しました。
主催は柏の児童書書店 ハックルベリーブックス
宮沢賢治『おきなぐさ』の絵をかかれた陣崎草子さんのギャラリートークです。
ギャラリートーク、まず、絵本の朗読から始まりました。
ついで、陣崎さんの八王子のアトリエまで、猫が編集者をつれてきてくれたエピソード。
それから、絵本のことへ
おきなぐさというのは、絶滅危惧種の花だそうで、まず、その本物を見るのが大変だったとか。
陣崎さんは、岩手に行き、賢治が実際見ただろう景色をさぐりながら、おきなぐさと出会います。
賢治がいたころのほうが、木が少なかったというのには、へえーって思いました。木を燃料にしていたからだそうです。
訪れた岩手で、地元の人と話しながら、賢治が見た景色をさがしていくところなど、この絵にたいして、真摯にむきあっていからたことがよくわかりました。とても興味深くひきこまれました。
表紙のピンク色が目をひきます。ギャラリートークでは中の絵も見せてもらえたのですが、自然を描くタッチが力強く、色がみずみずしくて、せまったくるような迫力を感じました。テレワークで、声だけでなく、絵もみれたのは、よかったです。
コロナ禍で、出かけられない今ですが、テレワーク会議システムをつかえば、今までできなかった人ともつながれるのですね。
これは以外にいいことです。
遠くにいて講演によべなかった作家さんの話も聞けるチャンスでもあるんですよね。いろいろ考えてみたいと思いました。
ZOOMは、途中、電波のみだれがありましたが、そういうのも慣れてくれば、こういうものなんだなって思えるのでしょう。
まずは使って慣れることが大事なのかな。
ただ、ずっと画面をながめているのは、ちょっとつかれます。途中から自分の顔は消して、陣崎さんの顔だけみて、聞いていました。
ハックルベリーブックスでは、これからもZOOMギャラリートークをされるそうです。次は長野ヒデ子さんだそうですよ!
さて、最後に自分の宣伝も
二月に刊行した『きみが、この本、読んだなら』さ・え・ら書房、重版が決まりました!
ざわめく教室編 ときめく放課後編 同時です。コロナ禍の中、がんばってくれてます。
こちらも、自分で書きながらですが、ほんとおすすめしたいです。よろしく!