赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

レトロな喫茶店

2014-04-18 18:41:19 | 日記
西国分寺の駅前すぐ、やきとり屋の二階にすごくレトロな小さな喫茶店があります。

駅の反対側にドトールやクルミドコーヒーなど人気店があって、それにくらべ、この喫茶店は目立たない入り口なので、入ったことがありませんでした。
ところが、友だちにさそわれて入ったら、いい雰囲気。
机の上に古いタイプライターなど置いてあり、落ちつく上になんともいえない、趣があります。

そして、後ろをむくと、古い書棚があり、本が何冊がならんでいました。
それが、篠田節子のものばかり。
 
見ていると、マスターが来て、「篠田節子さんがよくここで執筆していたんですよ」と話してくれました。篠田節子さんは直木賞をとられた作家で、西国分寺に仕事場があるってことは聞いていました。たまには、気分をかえたくて、喫茶店にも来ていたようです。

「直木賞をとった頃はすごかったですよ!」マスターは、編集者さんとの打ち合わせもよく見ていて、覚えているそうです。今でも趣味のチェロをかかえて、たまにおとずれるということ。


コーヒーもおいしくて、テーブルも大きくて、常連がいてマスターと世間話をしている喫茶店。
わたしも次に、編集者さんとの打ち合わせが地元であったら、この喫茶店を指定しようかな。

写真は、マスターの許可をもらって、ブログに載せるといって撮りました。