JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

再びSSNは三桁に回復

2022-01-14 18:12:58 | DXing
 吹いてくる風は冷たいですが、晴れ間の多い天気でした。
 太陽黒点が再び三桁を回復してきました。前回太陽の表面に多数あった黒点が
太陽の背面に回り込んで、見えなかったもが消滅せずに、再び見えてくるになっ
たようです。この影響が地球近くの電離層に影響を及ぼすのはあと数日はかかる
のでしょう。
 相変わらず80mを中心に運用しております。
 しかし求めるWASの残りの州の局には巡り合えません。
 今夜も18時過ぎにはテキサスからフロリダ当たりの局も見えるのですが、まだ
日没から時間が経過していないので、D層が残っているのか、いくらコールしても
せいぜいカリフォルニアに電波が落ちるようです。見ていると次第に西の方の局
が交信し始めましたから、もう少し時間が経過すればこちらの電波ももう少し遠く
まで飛ぶのではとじりじりしながら待っております。
 
 ようやく18:30になりEL09のN3AZから応答がありました。
 昨夜は寝る前のまー深夜といえる12時頃に80mをワッチしてみました。
 普段はこの時間はほとんどワッチすることはありません。
 はたせるかな、コンディションは正直なもので見えるのはカリフォルニアの
局ばかりです。それより東の地域はとっくに午前中の時間で、もうローバンドの
時間は通り過ぎてハイバンドに運用周波数は移っているのでしょう。

 DXとの交信をするには双方の生活時間と電離層の二つの要素が合わないと成立
しない重要なファクターです。それがまた面白い所でもあります。
 こちらの生活に合わせて運用するということは、その時に聞こえているDX局
と交信はできても、どこか特定の場所の局と交信しようとすれば、先程の二つの
要素が満足されないとできないところが難しい所でしょう。
 結局、特にローバンドでの運用においては、こちらの生活時間を犠牲にしなけ
れば目的を達成できないことが多々あります。
 東方面のアメリカ大陸との交信には、こちらの夕方からのゴールデンタイムを
犠牲にし、EUやAFとの交信のためには早朝から朝の出勤準備の時間が必要に
なります。でもコンディションという不確定要素が加わりますから、ローバンド
のDXingはスリルもあり、そう簡単ではないので面白いのでしょう。
 ですから誰もが楽しめることのできない、また勧めることもできないもので
しょう。
 ローバンドではアンテナも大きくなるので、これも問題かも知れません。
 こちらは何とか工夫するしかありません。これもあれこれ工夫するのも楽しい
ものです。大きな敷地なんてないものねだりはできません。
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