名ばかり・使い方

この時期は役所の決算がでます。
私の地元の安房地域の４市町は、過疎の地域であるために国や県からの支援がなくては、なにもできない。
しかし、経常収支というのがあります。これは、会計の中で、義務的経費、つまり、どうしても支出をしなくてはならない数字。これが全体の何割かで、その自治体の財布に余裕があるか、わかります。これが９割りをこえると、かなりの切り詰めをしなくてはならないのです。
先月、館山市のごみ処理にかける費用が、近隣の自治体の費用とくらべ、３倍かかっていることが明らかになりました。
役所の方のコスト意識というのが、少しでも無理無駄の解消につながります。


ところで。
本日の新聞報道で、国の復興予算の使い方が、あまりにも無関係なところで使われていることが、報じられました。
これはしっかりした、厳しい目でみなくては。
いっそうのこと、何度も書いている、昨年度の霞が関の役所の方が、残業で生じたタクシー代の経費２０億円をまずは、自主的に返納をしてもらいたい。これをやらなくては、増税の話をしてはならない。