防災マップと南房総・鴨川の2 市議会の続き

続いて鴨川市議会の議員質問のやりとりを要点・ポイントに。


来春の市長選挙について。→まわりからの要請があれば次の任期もつとめさせていただきたい。
昨日は議員質問の答弁の中で、現職が出馬を表明しました。


江見、鴨川、天津にある幼稚園また保育園の津波対策について。
天津については、先月31日の学校配置等適正委員会で移転についての意見が出されたため、答申を受け次第、移転事業の検討をする。天津小学校の敷地内を移転先として考えられる。移転建設の費用については、過疎債であてる予定。
鴨川、江見についても適正委員会の議論の中で検討を進める。

鴨川市内の避難訓練については、7月12日を予定している。

鴨川市の財政問題について。
現在、検討が進められている市民会館の建設について。25ないし28億円の建設費が見込まれているが、鴨川市への公債への影響は。
→実質公債比率が最新で14パーセント。建設が生じた場合。年0.4パーセント増の影響が考えられる。

財政の執行の優先順位を考えた時、市民会館よりも海沿いの幼稚園・保育園を高台がある場所などに移転する方が優先されるのではないか。
→もちろん、津波対策の関係で幼稚園・保育園の移転が優先されるが、合併前に作成した新市建設計画で市民会館の建設が盛り込まれている事情もあるので。



投稿者より
南房総市、鴨川市とも災害問題が議会で取り上げられました。
前者については気象観測所の場所で、適地に移転すべきと言う声が。これは協議する当事者が複数あるため、また、南房総市はその成り行きを見てからでないと動けないため、簡単ではない。

一方の後者。
昨年来より、市民会館の建設と市役所庁舎の耐震問題をめぐり、推進と慎重の双方で議論がぶつかり、今回は鴨川市内の海沿いの幼稚園・保育園の現状と対応の話がだされました。
財政の優先順位と言うことで慎重の立場の議員さんが質問をされましたが、それでも市民会館の建設もやりたいふしを感じました。
来春の市長選の話がでてきたこともあり、明確な争点の一つになります。

防災マップと南房総・鴨川の2 市議会

最初に。

先月5月末に、南房総市で前年度の予算事業により、最新の防災マップが完成。市内全世帯に1部配布されました。
旧7町村をさらに40程度のエリアにわけて、わかりやすく、避難先や海抜などが記されています。
このマップは地震と津波兼用で作成しています。
なお、この防災マップについては市内の住民世帯対象で配布しています。
どうしても入用の場合は、南房総市消防防災課におたずねください。

また、南房総市のサイトには2年前の防災マップしか掲載がなく、今回分が反映されていません。
速やかに内容が更新されますことを。



昨日7日は南房総市と鴨川市の2議会の6月定例の議員質問の傍聴にいきました。

要点・ポイントを。


南房総市議会
最新の防災マップについて一部手直しを求める。
災害備蓄倉庫の設置場所のうち、富浦小学校、市役所本庁、富山公民館、南三原小学校、和田中学校の5箇所が海抜10メートル以下であるが改善は。
市内のスクールバス待合所140箇所のうち、80箇所が問題箇所。あらためて再調査を行い、対策を講じる。
市内千倉の健田小バス停と千倉中バス停付近は、通学路であるが見通しが悪く、危険である。改善を。
館山の気象観測所について。現在地は海抜が10メートル以下であり、津波が来た場合どうするのか。先のことを考え、移転を含めた検討をすべきではないか。できれば市内の白浜が理想であるが。
6月29日に市内幼稚園・保育園を対象とした避難訓練が予定されているが、前倒しで市としての避難訓練は。


鴨川市議会のやりとりについては次の投稿で。

８日 準備中です

昨日の南房総市と鴨川の２市議会、南房総市の最新の防災マップなどについては、準備ができ次第かきます。


また、千葉県地域防災計画も同じく。参考までに昨日と本日の千葉日報紙面に関連の掲載があります。



今月１０～１３日の館山市コミセンの開放端末ですが、午前中は使用ができないそうです。


今月１２～１４日の館山市議会の通告質問ですが、いずれかの１日に傍聴にいく予定です。