しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

「DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展 in 福岡」に行ってきました

2012年09月04日 23時14分28秒 | しまちゃん関係

天神のソラリアステージ6Fの西鉄ホールで開催されている「地球の上に生きる DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展in福岡」という写真展を観てきました。東日本大震災の写真をはじめ1980年代くらいからの世界の紛争地域の報道写真がズラリと並んでいました。

報道写真の生々しさやリアリティを久々に感じてきました。

東京にいた頃、講談社の仕事で、「DAYS JAPAN」という雑誌ができるというので、プレ号と、創刊告知のポスターや新聞広告や雑誌広告のデザインを手伝いました。日本に本物の世界の報道写真を紹介する月刊誌を作るんだという強い使命感を持って講談社が創刊しました。残念ながら、日本では時期尚早だったのか、某タレントからの訴えがあって事件となり、その雑誌は4号で打ち切りになってしまいました。それから何年もたって、書店でDAYS JAPANという雑誌を発見しました。たぶんロゴとロゴの色は以前のままのような気がします。

新しい雑誌には「広河隆一責任編集」とあり、講談社さんの発刊ではなく、(株)デイズジャパンの発刊となっていました。内容はより報道写真の雑誌らしく、骨太な編集になっていました。

今回の写真展を観るだけでも、クォリティの高い報道写真がバンバン観れます。イラクの放射能を発する武器によって被爆した子どもの写真などが観れます。アフリカの内紛の写真もあります。バングラディシュの公害の写真、その他の戦争の写真など、世界の問題課題がどんどん山積みされていっている、重~い閉塞感が突き上げてきます。世界はいいも悪くも繋がっていて、人間が生きるのに値する存在なのかと問われている気がしました。

できれば、小中高大の学生さんたちに、観て欲しい展覧会です。本当の学習になる展覧会です。人間として生き残るために今のうちに見て欲しい展覧会です。

9/9まで西鉄天神駅ビルソラリアステージ6Fの西鉄ホールでやってます。入場無料です。

9/9福岡市のフォトジャーナリスト安田菜津気紀さんの無料トークイベントがあります。

9/5付の西日本新聞にこの展覧会のことが載っていたので追加で掲載しておきます。