イチケイのカラス第6話をみた。
なんと骨太のエンタメではないか。113万円の窃盗事件が巨悪な大事件につながった。そしてさらに、権力のトップにのぼろうとしている者にまで。
次回が楽しみだ。
佐藤雅美著「影帳 半次捕物控」を思い出した。
岡っ引きの半次が、ぞうりを盗んだ事件を穏便にすませようと交渉したがうまくいかない。そこから権力の巨悪につながっていく。
この時代劇は、江戸時代の岡っ引きがどのように収入を得て暮らしているかがリアルにわかる物語だ。
さて、問題はドラマではなく現実だ。
森友問題における公文書の改ざん。その経緯を記した「赤木ファイル」が裁判所命令で、いよいよ日の目をみることになる。のり弁当にしてはならない。
いままで政府は「あるともないとも」言わず、逃げて逃げまくってきた。
遺族の訴えでようやく改ざんの経緯・証拠が。
安倍前政権の「巨悪」を白日のもとにしなければ。
ドラマ「イチケイのカラス」のように「職権を発動」してほしいものだ。
追記
題名のカラスだが、映像は三本足になっている。日本サッカー協会のシンボルの八咫烏(やたがらす)だ。
これで誰がカラスなのか、わかった。
また現在の政界での八咫烏は日本共産党ではと思った。
ひとつ抜けていた。バタフライ・エフェクトは、今回のお話のなかに出てくる。その意味は?