社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

重鎮の発言:河野洋平氏

2019-01-11 07:43:32 | 日記

元衆院議長、内閣官房長官も歴任した自民
党の重鎮、河野洋平氏。
7日付朝日新聞に「対案よりも徹底的に批
判」が掲載された。

現国会での野党の「対案路線」を批判して
いる。

「与党が暴走している時は、とにかく止め
ることが第一。対案を出してどうする、じ
ゃなく、それはやるな、という戦いなんで
すから」

暴走する安倍政権のもとでの重鎮の勇気あ
る発言ではないか。

国会や地方議会では、ともすれば「反対す
るなら対案を出せ」と与党からけしかけて
くる。

私も「対案のワナに陥るな」と話したこと
がある。

憲法に真っ向から挑戦する「安保法制=戦
争法」を内閣法制局長官を替えて、数の力
で恐慌成立させてしまった。

昨年の国会も遺族の反対を押し切ってまで
、データさえねつ造し「働き方改革」を強
行成立させた安倍内閣。

暴走ストップ! この声が大きく広がった。

今、「保守とは何か」という自問が広がっ
ている。
商店街や農漁業などの地域経済の衰退が進
んでいる。地域を守る「保守」が、安倍政
権によって壊されつつある。

若者の間で、「保守」は共産党という意識
が広がった。

憲法9条を守れ、過労死を生む「働き方」
改革反対・・・

そういえば「・・・を守れ」は共産党が多
く発している。

私も市議会のなかで「意見書」に取り組ん
でいたが、時々、「我々が保守なのでは」
という錯覚を覚えた時がある。

重鎮である河野洋平氏の発言には重みがあ
る。

暴走する安倍政権を終わりにするカギ。
何としても「市民と野党共闘」を力強くす
すめていかねければ、と思う。


なかにし礼さんと小池晃さんの対談

2019-01-10 07:24:21 | 日記

13日付の赤旗日曜版に、新春対談として作
詞家・小説家のなかにし礼さんと小池書記
局長の対談が掲載された。

なかにし礼さんといえば数々のヒット曲を
生みだした作詞家であり、「赤い月」など
の小説もだしている。

なかにしさんは「戦争という巨大な暴力の
前では人間なんて藻屑みたいなもの。いま、
戦争を知らない政治家が危機をあおり、戦
争を是とする国論をつくろうとしている。
だから戦争に反対するまともな政党を応援
したくなる」と述べている。

満州から逃げていく過程での「死屍累々」
の中を走る列車、それに乗ろうとしがみつ
いた人たちの指を無理やりはがし落として
いく、まさに地獄だ。

戦争体験をもつ自民党の重鎮たちが鬼籍に
はいっていくなか、戦争体験のない安倍首
相を先頭に「戦争できる日本」にまっしぐ
ら。
これを止めなければ。
二度と戦争はしないと誓った精神を取り戻
さなければ。

なかにし礼さんの最近の作品として「なか
にし礼と12人の女優たち」のCDがある。
私は佐久間良子の「リリーマルレーン」が
印象に残っている。
           こちら ⇒

 


生活困窮者の受け皿、火災

2019-01-09 07:47:11 | 日記

正月早々、横浜の簡易宿泊所の火災で2人
が亡くなった。高齢者や障害者ら140人ほ
どが身を寄せる共同住宅だった。
悲しいニュースだ。

去年の1月末、札幌でも共同住宅の火災で
11人が亡くなった。
この住宅の所長さん、ギリギリの経営で、
「制度のなかで宙ぶらりん、誰も助けてく
れない」の言葉は今でも残っている。

10年前は、群馬県で無届有料老人ホームの
火災で10人が亡くなている。この時は、亡
くなった方が東京都の生活保護を受けてい
たということで大きな社会問題となった。

続く火災事故。
この国の社会保障の貧困を告発するものと
なっている。

一生懸命働き、事故や病気などさまざまな
事情で生活困窮に陥り、その結果が・・・

政治は何をやっているのか。怒りを感じる。

安倍首相と自公政権は、沖縄の辺野古基地、
F35、イージスアショアなどの「爆買い」、
そして社会保障の削減を行っている。

日本は経済大国といわれて久しい。
やはり長年の自民党型の経済構造、格差と
貧困を広げている経済政策だ。

住居は人権ーー国連のハビタット宣言があ
る。

過去にもふれている。
  住まいの貧困  ⇒
  国連ハビタット ⇒

格差と貧困をつくりだしているのが政治で
あることに多くの国民が気がついてほしい。

政治を変えよう! 安倍政治を終わりにし
ようと訴えたい。
終わりにするカギは「市民と野党共闘」だ。
さらにその突破口は、釧路・根室地域から
初の共産党道議の誕生だ!!


七草がゆ

2019-01-08 07:34:21 | 日記

昨日は正月の疲れをいやす「七草がゆ」

わが家も季節を味わった。

もともと古代の中国から伝来したものと
いわれている。
無病息災、親孝行などとかかわっている。

松がとれるのは15日だが、最近は7日に
なってきている。

時の流れが速くなっている。

とりわけ、アメリカやグローバル大企業
からせっつかれている安倍首相は、国民
の声を聞かずTPP11、日欧EPA、漁業法
や水道法の改定など、どんな問題点を指
摘されても、自民・公明の数の力で強行
していった。

家族の安心を願う「七草がゆ」とは無縁
ではないか。

2019年は国連の定めた「家族農業の10
年 」の最初の年だ。

家族農業・漁業を軽視する安倍内閣。
一日もはやく終わりにしなければ。


ノーテンキな経済認識

2019-01-07 07:36:06 | 日記

安倍首相の年頭所感
「景気回復の温かい風が全国津々浦々に届
き始める中で、地方の税収は過去最高とな
りました」         こちら ⇒

私は「裸の王様」だと思った。

財界と大企業、そしてトランプしか見てい
ない安倍首相らしい年頭所感だ。

だからこそ、自分をヨイショする統計数字
しか言わない。
GDPが大きく伸びた、といっても総合計の
数字だ。中身は一部大企業の大儲けが反映
しているだけで、中小企業や地方の経済、
働く国民の多数の実態を見ていない。

貧困の統計数字が下がったと喧伝したのと
同じ手法だ。

景気が良くなるということは消費が増える
ということ。

消費税を8%に上げてから下がったままだ。

北方領土問題もひどい。
もともとプーチン大統領から突然に「前提
条件なしに平和条約を」と提起され、ただ
ニコニコしながら何も答えなかった。

「平和条約」が何なのか分かっていたのだ
ろうか。
このままでは、国後、択捉の放棄につなが
ってしまう。

歴史と事実を積み重ね、ロシアの国際的な
違法を訴えていく姿勢がまったくない。

ノーテンキな首相を見ていて、元旦から腹
がたったが、政治を変えなければの決意に
変わった。

4月、そして7月・・・がんばろう!


2019年 世界の平和への流れ

2019-01-05 06:58:30 | 日記

新年にあたって。希望や目標、昨年の反省
も・・・などを考える。
日本の風習ともいえるのでは。

大手の元旦営業など、こうした伝統が壊さ
れてきているが、元旦は休業するなど少し
もどりつつある。

さて、2019年の平和をめぐる最大の問題は
憲法9条をめぐる攻防だ。

日本の伝統とも相いれない、いわゆる保守と
もかけ離れている安倍首相は、何が何でも憲
法9条を変えようと執念をもっている。

プライバシー権や環境権などを新たに書き込
もうとしたり、96条の3分の2の変更を提案
したり、ころころと変わりつつ、今は本来の
目的である9条改正を前面に出している。

安倍首相の「戦争できる国」にするための最
大の障害物が9条だ。
しかし9条は、日本の「軍神」をつなぎとめ
る最大の鎖でもある。

昨年は、米朝会談をはじめ平和の流れが加速
している。
この平和の流れを妨害しているのが安倍首相
だ。というより世界の流れが見えていない、
トランプべったり、財界最優先の思考にとら
われていては無理だ。

その点で、ぜひ日本共産党の考えを見てほし
い。
昨日の「しんぶん赤旗」に、昨年の12月19
日のベトナムでの、志位委員長の講演が掲載
された。
          こちら ⇒

核兵器禁止条約の採決めぐって、志位委員長
は「そこに現れた世界は」と前置きし、
「一握りの大国が国際政治を牛耳っていた時代は終わりを告げつつあります。今の世界で大事なことは軍事力ではありません。経済力でもありません。国の大小でもありません。小さな国でも、世界の道理に立った行動をしている国は尊敬されます。大きな国でも、世界の道理に背いている国は軽蔑されることになります。大きな国に媚(こ)びへつらっている国は、一番軽蔑されます。
 私は、世界のすべての国ぐに、そして市民社会――すなわち世界の民衆が、対等・平等の資格で世界政治の「主役」となる新しい時代が到来していると考えています。私は、それをニューヨークで目のあたりにして、心躍る気持ちでした。」

いかがでしょうか。
ぜひ新年にあたって読んでいただきたいと。


今年は消費税と憲法9条

2019-01-04 10:23:20 | 日記

今月末から通常国会が開かれる。
安倍首相は、憲法9条改正に執念を燃やし
ている。9条に自衛隊を書き込みたい。書
き込んでも何も変わらないと喧伝している。

軍事力強化、それもアメリカの兵器の爆買
いで日本の平和が保たれると思っている。
すでに「戦争法」はある。アメリカ軍と一
緒に戦える自衛隊に。

戦争を知らない世代=安倍首相の観念的な
政策はとどまるところを知らない。

韓国軍のレーダー照射問題も、本来は政治
がしっかりしていればこじれることはない。
しかし、安倍首相みずからハッパをかけて
いる。

自らの政権延命がすべての思考の出発点に
なっているのではないかと疑う。

そして10月の消費税10%アップだ。

これらを止めるためには、4月の統一地方選、
続く参院選こそ、大きな結節点だ。

改めて「がんばろう」と訴えたい。


バナナ

2019-01-03 07:53:14 | 日記

今年の正月映画は「こんな夜更けにバナナ
かよ」に決め、昨日観た。
観客はたくさんいた。

題名からみるとふざけているようにみえる
が、笑いあり涙あり、いつのまにか真摯に
のめりこんでしまった。

映画の主人公は筋ジストロフィーという難
病に罹り、「こんな夜更けにバナナかよ」
の場面はは冒頭に出てくる。

私たちから見ると、わがまま言い放題で、
「いったい何様だ」と言いたくなる。
高畑充希が演じる大学生(?)も同じセリ
フを吐く場面が出てくる。

しかし、24時間ボランティアなしでは、普
通の生活がおくることができない主人公。

普通なら「お願いする」という立場だが、
全く違う。

観終わった後、健常者と障がい者の壁がな
くなってしまうのではないか。
そして人様に迷惑をかけるなという日本的
道徳感も揺さぶられてしまうのでは。

障害者問題では、インクルーシブ(包摂)
という理念が先行しているが、人はそもそ
もお互いに「迷惑」をかけあいながら「共
生」しているのではないか。困っているな
ら助け合おうよ、という当たり前の考えに
たどり着くのでは。

俳優の大泉洋は、いろいろな主人公も演じ
られる役者だ。
清須会議での羽柴秀吉、探偵はBARにいる、
駆込み女と駆出し男など、多彩だ。

それにしても、映画はDVDのテレビで観る
より、やっぱり映画館だ。


安倍政治を終わりにする年に

2019-01-02 08:03:05 | 日記

あけましておめでとうございます。

釧路地方は、幹線道路に雪はなく晴れが
続いています。久しぶりの穏やかな元旦
をむかえました。

初詣、あるいは寝正月など、思い思いの
お正月を過ごされていることと想います。

安倍政権は7年目に入りました。
戦後の政治史において、これほどひどい
政権はなかったのではないでしょうか。

森友・加計疑惑、働き方改革や外国人労
働者の受け入れに関わる偽造データとと
もに肝心なところは墨ぬり。

ウソと改ざんの政治、政府が平然と偽造
した資料を、データを国会に提出し、ば
れると開き直る、さらに議論をしない、
最後は数の力で押し切る。

経済も、アベノミクスでデフレを脱却し、
成長に転じており、10月の消費税10%
増税は実施すると決定しました。

しかし、5%から8%に上げてから5年間、
国民の消費は1割近く下がったままで、
上昇の気配すらありません。
庶民の生活のどこをみても景気は良くな
っていないというのが実感です。

そこには国民の生活を見ない、財界とト
ランプ大統領しか見ないという安倍首相
の強い政治姿勢があります。

このように、憲法も、自由と民主主義と
いう基本さえも踏みにじっていく「暴走
に次ぐ暴走」という異常な政治が続いて
います。

政治の退廃、道徳的退廃が、国のトップ
から広がっています。

だからこそ、安倍政権を終わりにする年
にしなければなりません。

4月には統一地方選挙、6月には参議員
選挙があります。

安倍政治を終わりにするカギは「市民と
野党共闘」です。

その第1の号砲として、釧路市から初の
共産党道議の誕生が必要です。

釧路・根室地方の7つの道議の議席のう
ち、6議席が与党です。これでは住民の
思いが議席に反映しません。

何としても突破口を切りひらこうと、私
は決意を固めています。

2019年新年にあたって。